2011年01月27日 18時39分57秒

エジプトでの市民デモの基点になっているフェイスブックのファンページ

テーマ:Facebook革命
エジプトでムバラク政権の独裁に対する市民のデモが活発化していますが、その基点になっているのがフェイスクブック上に作られた「We are all Khaled Said」というファンページです。

$コミュニケーションという不思議。

Khaled Saidさんは、昨年の夏にエジプトの警察組織によって撲殺された当時28歳の若者。

警察の不正を目撃してその事実をブログに書いたことがきっかけで殺された、ということです。

エジプトは、アラブ世界で一番フェイスブックが普及している国で、フェイスブックは、グーグル、ヤフーについで3番目にユーザー数が多いウェブサイトだそうです。

ちなみに、全世界のフェイスブック利用者数のランクでエジプトは23位。

アラブじゅうの指導者たちが、現在エジプトで起きていることを、自分たちの居場所にも飛び火するのではないかという警戒感を持ちながら見つめているとThe Globe and Mailは報じています。




東西ドイツの壁が崩壊した背景のひとつに、衛星放送の電波を受信することで西側の情報が東側の住民にも手に入るようになったことがある、と聞いたことがあります。

今また、ソーシャルメディアという新たなツールを手にした市民たちは、情報を受け取るだけでなく、自ら発信し、結束して、国の体制まで変えようとしているのかもしれません。
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2011年01月25日 14時58分25秒

「Attack of Chinese Mom(中国の母親の攻撃)」

テーマ:ニュースにふれて
2週間前にこのブログで紹介した「中国の母親」が、TIME誌の表紙になっています。

$コミュニケーションという不思議。

日本のニュースでは紹介されていませんが、アメリカはこの2週間この話題でもちきりのようです。

ウォールストリートジャーナルの記事は、これまでに100万回読まれ、コメント数は7000件を越えています。

どうやら、中華系アメリカ家庭での子供への厳しい教育への賛否両論、という単純な話ではなさそうです。

仮に、まったく同じ教育方法が、アイルランド系家庭やギリシャ系家庭で行われていたとしても、これほど話題にはならなかったでしょう。

今回、この話題がこれほど全米の人々の関心事になったのは、「このままでは、中国に抜かれて、アメリカは衰退していくのではないか」という強い危機感があるからです。

TIME誌のカバーストーリーもこの点にふれていて、1960年代のソビエトの脅威、1980年代の日本への警戒感、と同じ感情が、今まさに中国に対して抱かれていると指摘しています。

こういう機運をハリウッドなどのエンターテイメント業界はきっと見逃しません。

おそらく、アンチ中国なコンテンツが、シリアスなものから、コメディまで、幅広く公開されていくでしょう。

ちょうど、日本に対する警戒感が高まったときに、『ライジング・サン』のような作品が公開されたように・・・。



小説でも、JALの旅客機がアメリカの議会に突っ込んで大統領を含む政府高官が死亡するという、トム・クランシーの『合衆国崩壊』という作品がありました。

ちなみに、この小説は1990年代前半に執筆された作品で、アメリカ同時多発テロの際に、テロリストの行為との類似性を指摘する専門家も多数存在しました。

今、iPhoneアプリか、アンドロイドアプリで、「Attack of Chinese Mom(中国の母親の攻撃)」という厳しい中華系の母親の目を盗んで外に遊びに出かようとする子供が主人公のゲームを提供したら、けっこういい線いくかもしれません。(笑)


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2011年01月24日 18時14分56秒

西村賢太『苦役列車』

テーマ:本のはなし
先日、芥川賞を受賞した作品。

ガツンと来る一冊です。

主人公の19歳の北町貫多は、友もなく、女もなく、日雇いの港湾労働で生計を立てている。

『蟹工船』のようなプロレタリアート文学のようでありながら、どことなくカラッとしたユーモアがあり、やはり平成の文学なのだと思う。

友人も、恋人もいない、自分の境遇について綴ったシーン。

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それでも時折、ひょいとしたはずみには、自分にもそうした友人が一人ぐらいあってもいいような気分になってくる。

そうすれば今日だって、何もあんなシケたところで若年寄よろしく、ポツンと安酒飲むようなこともないのである。

もっと明るく、活気に充ちた店でラビオリなぞつまみながら、サワーのグラス片手に女と女体との話で大いに盛り上がる楽しみも可能なのである。
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こんな調子のTweetに出くわしても不思議ではない感じがします。

物語は昭和の時代を舞台にしていますが、現代の物語として読んでまったく違和感ありません。

著者が芥川賞受賞会見で言っていた「自分よりダメなやつがいるとちょっとでも思ってくれたらうれしい。それでなんとか僕も社会にいられる資格が、首の皮1枚でつながっているのかなあと思う」というメッセージは伝わってきました。

誰の中にも、この主人公のような感情は存在するはず。

疎外感を感じている多くの現代の若者に支持されるのではないか。

1260円の価値は十分にあると思います。オススメします。

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2011年01月21日 16時43分52秒

「内向きな若者」

テーマ:日経ビジネスOnline
日経ビジネスOnline 金曜日の名物コラム、小田嶋隆さんの「ア・ピース・オブ・警句」を今週も楽しく読んだ。

内向きな若者じゃダメですか? (日経ビジネスOnline)

たしかに、かつての若者が外向きだった、とされるのは、当時はお金がジャブジャブしていて、さして望まなくても外に出かける機会がたくさんあったのだ、という指摘には、そうかもしれない、と思う。

ちょっと長いけど引用。

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サッカー選手は外向きだ。のみならず前向きでもある。
現に代表選手のおよそ半数が海外のクラブに所属している。国内組も虎視眈々と海外移籍を狙っている。
高校サッカーの選手でさえ、マイクを向けられると、ヨーロッパリーグでのプレーを目指している、と、はっきり口にする。
なるほど。サッカーの世界に限っていえば、若者は、内向きになどなっていない。むしろ、前の世代よりも、より海外志向の度合いを強めている。

彼等が「外向き」である理由は、はっきりしている。
サッカーが、成長分野だからだ。
成長過程にある集団の中にいる若者は、外界に対して積極的な態度をとる。当然の反応だ。
別の見方をすれば、サッカーの世界では、日本はいまだに発展途上国で、だからこそ、海外から得るものがそれだけ大きいということなのかもしれない。

そう考えてみると、現代の若者が内向きであることの原因も見えてくる。
理由は、必ずしも彼ら自身の心性に内在するのではない。むしろ彼等をとりまく状況が彼等を内向きにさせているというふうに考えるべきだ。
具体的に言うと、国としての日本が世界の中で停滞しているという事実が、その中にいる若者の海外志向に水を差しているということだ。
上の世代の人間は、「若者が内向きだからこの国が停滞している」というふうに考えることを好む。事実、そういうふうに思い込んでいるおっさんは多い。
「若い奴らがあんな調子じゃ、この国の将来も知れてるよ」
といった調子で。

だが、それは原因と結果を取り違えた見方だ。
まず、日本の経済と社会が停滞しているという客観情勢がある。そこを第一に認識せねばならない。
だからこそ、その停滞状況のもとにある若者たちは、内向きに振舞わざるを得ない、事実はそういうことだ。
考えて見ればあたりまえの話ではある。
泳ぐ人間が少ないから水温が下がっているのではない。
水が冷たいから、遊泳客が減っているというだけの話なのだ。
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泳ぐ人間のせいというより、水温のせいなのだ、という指摘。

そうかもしれない。

しかし、このままでは、日本という環境の水温は、ますます、どんどん低くなっていくばかりだ。

水温どころか室温まで下がって、やがて陸にいる人まで凍えてしまいかねない。

さらに泳ぐ人間が少なくなって、国として完全に衰退していく・・・、果たしてそれでいいのか?ということになる。

この危機感を小田嶋さんも感じているからだろうか、今回のコラムの締めは次のようになっている。

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むしろ、あれだけ盛大なイヤミ氏を生んだ90年代の海外志向を、無反省に後追いする若者が大量発生していないことを、われわれは祝福せねばならない。いや、マジで。
 
と、おっさんがこういう褒め方をすれば、若い連中とて、じきに居心地が悪くなって外向きに転じてくれるのではなかろうか。
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褒め殺してでも、若者に外を向いてもらいたい、そんな風にも読める。

しかし、世界の若者は、日本の若者とは異なり、外向きなのだろうか?

たとえば、アメリカの若者は、そんなに外向きかといえば、そんなことはない。

海外の地理や歴史、言語に、まるで疎く、関心も低い若者は日本よりもうんと多いように感じる。

でも、あの国には、別の要素がある。

外に開くことで、世界中の知恵や、富や、才能が、集まってくる、いわば自国の中に「国際環境」を持つ土壌が存在している(もちろん、理想郷には程遠く、コンフリクトも存在するが・・・)。

アメリカの若者が少々「内向き」であっても、国トータルとしては、日本よりもずっと「オープン」たりうる。

一方で、日本は、今や、海外の企業、メディア、投資ファンドが、東京支社をクローズして、上海、シンガポール、香港に移転していく時代だ。

日本から外へ出て行く若者を奨励するか? 外に門を開いて海外の人々を迎え入れるか? どちらも断ってシュリンクしていくか?

そういう岐路に立っているのだと思う。

ただ、内向きの空気が広がる一方で、「このままでは将来ヤバイよな、日本は快適だけど、いっちょ外に出てみるか」という空気も、少しずつ広がっているのではないか。

そんな風にも思う。

僕だけかな?



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2011年01月19日 14時33分23秒

グーグルとフェイスブックの世界観の違い

テーマ:Facebook革命
今日も『フェイスクブック 若き天才の野望』の中で、気になった部分を紹介します。

ザッカーバークの大局観のアドバイザーであり、フェイスブックの取締役のピーター・シール氏が、グーグルとフェイスブックの違いについて語るくだり。

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「グーグルはいろいろな意味で、驚くべき創立ビジョンを持つ会社だ」
とシールは言う。
「しかし非常に深遠な違いだと思うのは、グーグルがその根本で、このグローバル化プロセスが終わった後、世界の中心はコンピュータになり、すべてをコンピュータが行うようになると信じていることだ。」
(中略)
「フェイスクブックのモデルは根本的に異なる。完全なグローバル化に関して私が最重要だと思っていることの中に、ある意味で人類はテクノロジーを支配するものであり、その逆ではないということがある。」
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この発言に対するグーグルサイドの反論が聞きたいところです。

グーグルの幹部だって、けっして映画『ターミネーター』のような世界観を持っているわけではないでしょうから。

もう数年前ですが、NHKスペシャルがグーグルを取り上げた特集番組を放送したときに、このシール氏の指摘する「世界の中心はコンピューターになる」というグーグルの世界観を番組から感じて、ちょっと薄気味悪いなと思ったことがあります。

ちなみに、正月明けから盛んに放送されているグーグルのテレビCMは、グーグルのサービスと戯れるくったくのない若者たちの姿が描かれていて、日本人の中でヤフーにくらべて親しみが薄いとされるグーグルへのイメージを打ち消そうというマーケティング目的なら効果的かもなと思っています。

映画『ソーシャルネットワーク』は、グーグルを特集したNHKスペシャルとはまた違った意味で、「フェイスクブックは怖いな」と感じる日本人を増やすような気がします。

それは、おそらく、今の日本人の多くが失いつつある「もっと前へ進もう、もっと凄いことをやろう、そのために多少の犠牲は厭わない」といった、肉食的とも言える上昇志向を見せつけられてクラクラするからではないかと。

中国やインドの若者はそんなショックを受けないんじゃないかと勝手に推測してもいます。

正直、僕もクラクラしたのですが、ショック療法的な効果があり、今は肉食度が上がったような気がします。(笑)

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2011年01月18日 15時54分24秒

『Perl for DUMMIES』(サルでもわかるPerl)

テーマ:Facebook革命
週末に映画『ソーシャル・ネットワーク』を見て、さらに話題の新刊『フェイスブック 若き天才の野望』を読了しました。

印象に残ったエピソードはいくつもあるのですが中でもお気に入りなのが、ザッカーバーグがハーバードの学生時代にフェイスブックを立ち上げてすぐに、このサイトの構築と運営を手伝ってくれる仲間が必要だと気づいた時の出来事です。

彼のハーバード大学の学生寮のルームメイトでフロリダ州出身、経済学専攻のダスティン・モスコヴィッツが「俺が手伝うよ」と手をあげるのです。

「Dude! You can't program!」(おい待てよ相棒、お前が手伝うったってプログラム書けないじゃん!)とザッカーバーグにいさめられるのですが、週末に『Perl for DUMMIES』(サルでもわかるPerl)という本を買って読んで、月曜日に「Now I'm ready.」(準備オッケーだ!)と宣言したというから驚きです。

「○○○ for DUMMIES」というのは、アメリカの書店に行くとわかるのですが、「Economics for DUMMIES」(サルでもわかる経済学)とか「Management for DUMMIES」(サルでもわかるマネージメント)といったようにあらゆるジャンルに関して出版されている入門書シリーズ です。

「Perl」は多くのウェブサイトの構築に使われているプログラミング言語。

しかしモスコヴィッツの「準備オッケー!」という宣言を聞いたザッカーバーグの返答は「Dude, the site is not written in Perl.」(相棒、悪いけど、フェイスブックのプログラム言語はPerlじゃないんだよ・・・)だったというオチまでついているのですが、結局彼はザッカーバーグの書くコードを真似しながらプログラムを学んで、フェイスブックの初期の中心的なプログラマーになったそうです。

モスコヴィッツの自分の能力への圧倒的な信頼と猛烈な働きぶりは、やがて周囲から「ox(雄牛)」とあだ名されるほど有名になるわけですが、アメリカのエリート層の底力を十分に物語るすさまじいものです。

「天才プログラマー」と「雄牛と称される努力家」、この組み合わせが偶然のルームメイトだったというのも、さすが全米ナンバーワンの大学ハーバードです。

現在はフェイスブックを離れ自分の会社を経営するモスコヴィッツですが、フェイスクブックの株式の6%を保有しており、ザッカーバーグと同じく「若きビリオネア(10億ドルを越える資産家)」です。


コミュニケーションという不思議。


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2011年01月14日 15時33分19秒

映画『ソーシャル・ネットワーク』公開。Facebook本の本命も発売開始。そして週刊ポスト。

テーマ:Facebook革命
明日土曜日から映画が公開され、関連書籍がズラリと書店に並んで、テレビや新聞、雑誌のパブリシティも相当になるだろうし、ここで一気にフェイスブックへの注目が高まりそうです。

Facebook本としては一番評価の高い『The Facebook Effect』の翻訳本『フェイスブック 若き天才の野望』の発売も始まっています。

でも、僕が一番注目しているのは、そうした分厚い書籍よりも、ちょっとしたミニ特集などです。

そんなレーダーに引っかかったのが、週刊ポストの中刷の「ビジネスマン必読 フェイスブックは今すぐ始めるべきか!?」という見出しです。

$コミュニケーションという不思議。


IT関連の雑誌や経済専門誌などよりも、こうした中高年向きの週刊誌や女性誌などで盛んに特集されると、いよいよ本格普及のステージに入ったと感じます。

ヤフーオークションの時もそうだったし、ブログの時もそうだったし、Twitterの時もそうでした。

世界で7億人が使っているソーシャルネットワークに日本人もつながることが、すぐさま内向きといわれる日本人の気質を変えることはないだろうけど、じわじわとした「フェイスブック・エフェクト」は少なからずあるのではないかと、注目してます。

映画『ソーシャル・ネットワーク』はこの週末に、ぜひとも観に行きたいです。




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2011年01月13日 18時02分08秒

ウェブで公開した情報は消すことが出来ません。

テーマ:ニュースにふれて
Sometimes you make a mistake in the digital realm and you need to fix it. But once something is out on the Web and in social networks, you cannot erase it. Instead, you must apologize and move on.
デジタル空間でミスを犯してしまった場合には、当然ながら修正をする必要があります。しかしウェブやソーシャルネットワーク上でいったん発信してしまった情報を後から完全に消し去ることはできないのです。あなたが出来ることは謝罪して、前に進むことです。

アメリカ最大の広告業界誌AdAgeによれば 、サラ・ペイリン前アラスカ州知事の陣営はウェブの世界の基本ルールを理解していなかったようです。

アリゾナ州での銃乱射事件で頭部に銃弾を受け重体に陥っている下院議員を含む、健康保険法案に賛成票を投じた20人を昨年11月の中間選挙で落選させようというキャンペーンで使用された画像が、銃の標的をモチーフにしたデザインであり、こうした政治活動が事件に何らかの影響を与えたのではないか、と批判されています。


コミュニケーションという不思議。

この画像が果たして本当に犯人の心理に何らかの影響を与えたかどうかはわかりません。

しかし、ペイリン陣営のスタッフがこのサイト「Take Back the 20」を閉鎖したことで、かえって注目を集めることになったのです。

こうした事態の定番の手法どおりグーグルのキャッシュ が引っ張り出されて、「隠そうとしてたのはコレだな」と晒される結果となったのです。

「ウェブにUndoボタンはない」、この事実を認識させられることが世界中で日々起きています。

情報発信に際しては、よくよく考えて行うことが必要だと自分自身、あらためて肝に銘じようと思います。





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2011年01月12日 16時29分06秒

アリゾナの乱射事件で使用された銃の販売数が通常の2倍に急増。

テーマ:ニュースにふれて
Glock Pistol Sales Surge in Aftermath of Arizona Shootings (Bloomberg)


$コミュニケーションという不思議。


多くの人が「乱射事件を起こすような人間が銃を持っているなら、自分も対抗可能なように武装しなければ」と考えるようです。

米国アリゾナ州で6人の命を奪った乱射事件の後、犯行に使われたスイスのグロック社製セミオートマティック・ピストルの売上がアリゾナの銃販売店で急増しているとブルームバーグが伝えています。

「銃の購入に際しての規制が今後強化されるかも」という憶測もまた、そうなる前に購入しておこうという心理を刺激して、販売の増加につながっているのだとか。

結果的に今回の惨劇が、銃の販売を後押しするパブリシティ効果を生んでいるわけです。

人間心理というのは恐ろしいものです。



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2011年01月10日 22時14分12秒

「中国の母」と「西欧の母」の違い。

テーマ:ニュースにふれて
この3連休、映画も観たし、本も読んだし、ゴルフにも出かけたけど、一番、面白かったのは、ウォール・ストリート・ジャーナルの、「なぜ中国の母のほうが優れているのか?(Why Chinese Mothers Are Superior)」という記事でした。

寄稿したのは、アミィ・チュアさん。

エール大学法科大学院の教授であり、2人の娘の母親です。

彼女が実践した「中国の母親」に対しては、1500件以上のコメントが寄せられています。

まぁ、たしかに、はてなブックマークだったら、「これはひどい」タグが浴びせられるであろう内容です。

でも、教育、という観点で、いろいろと考えさせられる内容であることもまた事実です。

一般的なアメリカ人が感じている「なぜ、アジア系家庭の子供達の多くが、学校であれほど優秀なのか?」という疑問に、ちゃんと答えています。

ちょっとだけ、どんな内容だったのか紹介しましょう。

まず、彼女の二人の娘、ソフィアとルイーザが、許してもらえなかったことは以下です。

・他の家庭に泊りがけで出かける(sleepover)こと
・ 遊び友達(playdate)を持つこと
・ 学校の演劇に参加すること
・ 学校の演劇に参加できないことで不満を言うこと
・ テレビを見ること。コンピュータゲームをすること
・ 課外活動の選択を自分ですること
・ A以外の評価を得ること
・ 体育と演劇以外の科目で、成績1位になれないこと
・ ピアノとバイオリン以外の楽器を演奏すること
・ ピアノかバイオリンを演奏しないこと

筆者の言う「中国の母(Chinese Mother)」とは、必ずしも中国系家庭の母親、という意味ではなく、韓国系やインド系、あるいはジャマイカ系やアイルランド系家庭であっても、「中国的な教育をする母親」として認定するケースもある、ということでした。

逆に、中国系の母親であっても、アメリカの考え方に染まった母親は、「西欧の母」になる、ということに他なりません。

そして「西欧の母親」が「子供には厳しくしている」と言ったところで、「中国の母親」の足元にも及ばない、と彼女は言います。


-------------------
私の友人の西欧の母親たちは、楽器の練習を毎日30分、せいぜい1時間させれば、「厳しくしている」と感じているが、中国の母親に言わせれば、最初の1時間は楽勝であり、2時間、3時間と続けさせることにこそ難しさがある。

西欧の母親は「子供に学業での成功をおさめることにプレッシャーをかけるのはよくない」とか「親は子供に学習することは楽しいことだと気づかせることが大切な役目だ」と感じているが、中国の母親は誰もそんなことは信じていない。

中国の母親は、「自分の子供は最優秀生徒になれる」「学校での成績がふるわないのは、育児の失敗」と信じている。

中国の母親は、何かに習熟して、上手に出来るようにならない限り、それを楽しむなんてできない、と信じている。

何かに習熟するためには、懸命に努力しなければならない。

しかし子供が自発的に努力するということはありえない。

だから、親が介入して、努力させるのだ。

何事も、最初に努力する習慣を身につけさせることが肝要なのだが、西欧の母親は子供がやりたがらないので、あきらめてしまいがちだ。

しかし、あきらめずに続けさせれば、習慣化させることができる。

辛抱強く、練習に練習を重ねる。

単純な繰り返し作業を、アメリカでは軽視しているように見える。

うまく出来ることが自信を生み、賞賛を得ることになり、満足につながり、楽しさを感じるようになり、もっと努力しようと思うようになる。

中国の母親は子供にはっきりとモノを言うことができる。

もし、子供が太り気味であったら「おデブさん、痩せなさいよ」と言う。

しかし、西欧の母親は、「健康のために」とか回りくどい言い回しで肝心なことをストレートに言えない。その挙句に、子供たちがやがて過食症や拒食症になってしまったりする。

中国の母親は子供に「全科目でAを取りなさい」と命じることができるが、西欧の母親は「出来るだけ努力をしなさい」くらいしか言えない。

この背景には、大きな意識の違いがある。

西欧の親たちは、子供の自発的な向上心を傷つけまいと過剰に臆病になる。

中国の母親は、そんなことに配慮などしない。

たとえば、子供の学校のテストの成績が「Aマイナス」だったら、西欧の親は子供を褒めるだろう。中国の母親はその結果に恐れおののき、何で失敗したのか問いただすだろう。

もし子供の成績が「B」だったとしても、多くの西欧の親は子供を褒めるだろうし、そうでない場合でも、子供が自信を失わないように「バカ」とか「価値がない」とか「面汚し」といった言葉は使わないだろう。

もし、中国系の子供が「B」の成績を持ち帰ったならば、中国の母親はわめき叫び、怒髪天をつくほどに感情を爆発させる。そして、子供に何十問、いや何百問というテストを課して、Aを取るまで、続けさせるだろう。

中国の親が子供に完璧な成績を求めるのは、子供にはそれが出来ると心底信じているからであり、それが達成できないのは、十分に努力していないから、ということになるのである。

また、中国の親は、子供たちはすべて親のおかげである、と信じている。この背景には、儒教の教えがあるかもしれない。いずれにせよ、中国の子供たちは、親に従い、彼らが誇らしく感じるような成績をあげることで、感謝を示す必要があるのだ。

しかし、西欧の発想は逆だ。私の夫のジェドに言わせれば「子供は親を選んで生まれてこない。それどころか、生まれてくることすら自分で選択していない。子供が生まれてくるのは親の選択によってである。だから、親は子供に必要なものを提供する義務がある。子供は親になんの借りもない。彼らが義務を感じるべきは彼らの子供に対してのみである」ということになるのだ。私には到底受け入れることができない。

西欧の親も、中国の親も、子供に最良の道を歩んで欲しいと願う。目標は同じでも、達成するための方法論が、まるで違うのだ。

西欧の親は、子供の独自性を重んじて、情熱を感じることに向かわせ、子供の選択を支援し、環境を整えてあげようと考える。

中国の親は、子供を未来に備えるための力を授けようと考える。自分にどれだけのことが可能なのか実感させ、スキルを収得させ、努力する習慣を身につけさせ、内なる自信をつけさせようとするのだ。
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さらに記事の中では、7歳の娘ルルに対して、彼女が行ったピアノのスパルタ教育ぶりが余すことなく描かれています。ご興味の方はご一読あれ。

面白いのは、この記事に対する、読者から寄せられた圧倒的な批判コメントです。

そこに見え隠れするのは、「そうまでして勝ちたいのか!」といった、「西欧の親」たちの腹立ちです。

好き嫌いは別として、世界がグローバル化した今、私たち日本人も含めて、「中国の母親に育てられた子供たち」と立ち向かっていかなければならないことは、間違いなさそうです。






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