国会閉会となり、自民党は都議選を眺めながら、今後の方策を算段せざるを得なくなる筈だ。磐石の様な安倍政権のようだが、そこは総理をやりたい御仁はごまんといる自民党、安倍総理の足下が揺らぎ始めれば、一気にハシゴを外しにかかるのはお家芸。この夏の楽しみが一つ増えましたw。

 

前号で、安倍内閣を擁護する岸博幸を取り上げたが、やや左系の評論が好きな方には、先ほどまでテレ朝の報道ステーションに若手評論家の木村草太が出演していたので、是非、注目して頂きたい。並み居る東大派の評論家を押しのけて、メディア各社が登用したがる逸材である。

 

 

一橋派の竹中平蔵元経済財政担当相には、東大派評論家の植草一秀という好敵手がいたのだが、この御仁は例の『手鏡事件』でメディア各社が敬遠するようになってしまった。舛添要一もTVタックルなどでは、情報量の多さ、細部に至る正確性で視聴者を惹き付けるのだが、肝心の人間性に問題があるのか人は彼を信じなくなった。東大派は攻めている時はそれなりなのだが、守勢に回ると綻びが生じる、泥臭いことを疎んじる気質はDNA所以(ゆえん)なのだろうw。

 

 

週刊ナンダイ!?編集長