●ネット選挙解禁。夏の参院選からは18才以上の新有権者240万人が参加します。多くの世代が民意を示せることは良い事ですが、国の膨大な借金を許した世代が、知らぬ振りで次世代にツケだけ回すのは頂けません。自民独裁で国政が危うくなり始め、ネットでは『落選運動』が注目され始めています。議員に『民意の付託』を勘違いして使う方が多々いますが、議場で有権者に分かり易く説明すべきことを、裏でヒソヒソ、数で押し切る様相は、私達が望む民主主義の姿ではありません。※落選運動とは、公選法に触れない候補者・団体・有権者の政治活動です。

●民主主義 = 多数派の意見採用であり、強行採決・先送りは民意を歪める。議会政治には、説明責任が必要。権限を持つ者は、すべての利害関係者に、その活動・権限行使の予定・内容・結果等の報告する責任があります。また有権者には、議員・政党を選べる権利があり、民意を政治に伝えることができます。時間の掛るプロセスですが、直接選挙では民意が反映され過ぎる欠点があり、拙速は国家危機に及びます。

●守谷市議会は公共工事派と福祉派に分かれ6対4の比率、地元/新住民比は3対7に逆転。新住民のお陰で、市の財政は改善され、さらなる土地開発『ビスタシティ守谷』になんと58億円の大型補助金!日本全国の農村部は、田畑を手放し、新住民を呼び込みます。妙策ですが、大型施設が入って地元商工会は大打撃。農家も徐々に追いやられ、新住民の高齢化と共に空洞化が加速します。住民・宅地入替リサイクルの悪循環です。

●世襲政治=地盤(組織力)・看板(知名度)・カバン(資金力)に頼る選挙運動
識字率の高い日本が記入投票を好む理由は、世襲政治に都合が良いからです。議員が地元や支持団体に利益誘導するのは無理からぬことで、厳しく律すれば農村部の過疎化が進み、議員のすげ替えが簡単に起きてしまいます。

●住みやすさランキングは、ハコモノ資産の偏差値評価。他の苦しい市町村と比べて喜んでいるだけの話です。住民の財産・税金が市のハコモノ資産に変っただけで、市の負債は残ったままです。人口が減ると次世代の負担が増加します。社会福祉は、お金を使わず、頭を使うことが大切です。



新刊「守谷市政ジャーナル誌 週刊ナンダイ」より抜粋
※編集長 福祉サンタ=古谷一成
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