手作りパソコン

タロウが、買ってもらったばかりのパソコンでゲーム作りに夢中になっている頃。


ハナはハナで、こんなものを作っていました


パソコンハナ



ハナが、こういうものを作りたくなった気持ちはよくわかる。
多分、兄が始終夢中になってパソコンを触っている様子を見て、さぞかし魅力的に見えたんでしょうねぇ。

だから、自分も作りたい！って思ったに違いない

ほんと、子供の工作を見ると、
その子が何に魅力を感じているか、何に興味を持つか、手に取るように分かる。

だから、子供の工作って、大好き。面白いんだなぁ




あけると、こんな感じ。

おおー、かなりリアリティあるよ。
キーボードの端っこに、なぜかゲームのDSに付いているような十字キーがあるのはご愛嬌w






キーボード左下には「↑いれ」があって、




マウスが収納できる。これは便利だわー親切設計。



あと、これも面白い。パソコンの画面のここの部分には、




なんと「じゃんけん」ゲームが出来るんですって。

パー、チョキ、グーのマークがある。
「ちょき」「ぐ」の文字もありますね。





取扱説明書もありました。

「パそこんぶっく　ハナ　つかいかた」







なになに、なんて書いてあるのでしょう。開くと…

まうすお→　うごかす。そして、ぼたんお　おす。

（他は判別不能文字）






そっかー、
彼女にとって、「パソコンを動かす」って操作は、そういう事なんだろうなぁ。


確かに、端から見てると、パソコンをいじってるのって、「マウスを動かしてボタンを押す」だよねー(笑)

恐らく、色々と書こうとはしてみたけれど、それ以外の操作は、彼女にとってはよくわかんないから、難しい字（っぽいイメージ）を並べてみた、と。そんなところかな。



面白いなぁ。
ハナの頭の中も垣間みれるような、素晴らしい工作でした。

。。。



こういう「時代の旬の機械」と形どる工作って、子供は良く行うようです。
タロウも一時期「DS」や「プレステ」「Wii」の工作品を作っていました。
それは「その機械が欲しい」という意図もあるのでしょうが、
対象への「興味」が、子供を工作へ向かわせるのかなと思います。
親が子供にそれを買うか買わないかは別として、
子供が「興味」を「創作」に昇華した、その意欲、表現力こそが
面白いし、褒めたたえたいなと私は思います。

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