もしも原子が見えたなら | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。

以前、タロウに



お母さん、火って何から出来ているの?
「二酸化炭素と酸素って何からできてるの?」


と聞かれたことがありました。→こちら





聞かれたからには答えてやらねば!DASH!ということで、
ダンナを先生に、原子と分子の仕組みを学習して(にわか知識だけど)
こんなものを作成。
(学習にはすったもんだありましたが。→くわしくはこちら




お母さん、火って何から出来ているの?





爪楊枝でつなげて分子モデルを作ります。

お母さん、火って何から出来ているの?



で、このように水分子二酸化炭素分子酸素分子について説明を試みたのですが。
ピンとこなかったのか、分子の説明よりもこの、紙粘土製の丸玉自体に興味を持たれてしまい、


一瞬でオモチャにされてこんな状態になってしまったのでした。




お母さん、火って何から出来ているの?
これはなんだ?ウマか?


お母さん、火って何から出来ているの?
花火のような




こんな態度ですから、
私の説明、聞く気ナッシング。
がっくりダウンきちまったよわたしゃ…。










それが半年前のことです。

ちっとも理解している風ではなかったので、しばらくこの話題に触れるのは諦めていました。









が、先日、ふとしたきっかけで、この本の存在を知りました。


もしも原子がみえたなら―いたずらはかせのかがくの本 (いたずらはかせのかがくの本 新版)/板倉 聖宣
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これは面白そう!と思い、早速購入。



昨日届いたので読みましたが、これは素晴らしい本音譜でした。






原子や分子のなりたちが、可愛らしい絵と分かりやすい文章でかかれていて、
子供向けとありますが大人でも十分面白い。
おすすめです!





全文ふりがな付き。
しかし、ちょっと文章量が多く、子供には内容的に難しいかな~とも思ったのですが、
机の上になにげなく置いておいたところ、タロウが自分から手に取って、食い入るように読みふけっていました。


ひょー!案外読めるのね!




原子や分子だなんて…
幼児にはまだ、難しいかななんて、大人は思ってしまいがちかもしれませんが。


子供って時には、そういう予測を軽々と飛び越えてしまうものなのだなと。
嬉しい誤算でした。







ところで、本の中に、二酸化炭素分子の説明がありました。



お母さん、火って何から出来ているの?



炭素原子1と、酸素原子2(酸素分子1)がくっついて、二酸化炭素分子になる。




この絵を見たタロウ。




お母さん、火って何から出来ているの?
酸素原子がぱかっと二つに割れて、炭素原子にくっつくの?」



お母さん、火って何から出来ているの?
「そういうことだね」



お母さん、火って何から出来ているの?
「じゃあ、それって、
レスキューストライカー
と、レスキューセイバーみたいだね!








ぶっ・・・!




確かに、そんな感じに合体してます(笑)
(→レスキューフォースの特殊ビーグル







トミカヒーロー レスキューフォース ミニトミカシリーズ レスキューストライカー
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彼らしいたとえに、思わず吹いてしまいました。






子供にとっては、
分子の配列も、オモチャの合体も、興味の度合いは同じなんだなぁとあらためて感じたヒトコマです。




。。。


子供の想像力ってすごい。
お母さん、火って何から出来ているの?
メカの合体シーンと重ねると、分子の構造を見るのも途端に楽しくなります♪


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