Victoria 518-T Tweed Champ Clone | フロミズワンダーズ お気楽湯上り気分♪

Victoria 518-T Tweed Champ Clone

Tweed Champ系のAMPを買ってしまいました。

 


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Victoria 518-T (5W真空管AMP)プリ部12AX7、パワー部6V6、整流部5Y3、Jensen P8Rスピーカー。シリアルNo.1870でロゴが変る前の物ですね。50年代のFender Champをそのまんま再現したハンドメイド・ブティックAMPです。アメリカではVickey Champと呼ばれてるそーな。

 

 

お値段が定価の1/3以下だったので、つい買ってしまいました。 近頃、本家FenderからTweed ChampEC Vibro-Champなどが発売されてなかなか好評。 VictoriaKendrickを手離すヒトも増えているのかもしれないですね。 

 

オレはというと、ZT Lunchbox Acousticやらエフェクターやらを駆使して音つくるのが趣味になってましたが、好みがひと回りしてストレートなヴィンテージ・サウンドに戻ってきてる気がします。 こないだも久しぶりにシカゴ・ブルースユニットで演奏しました。かつてモデファイして楽しんでいたFender Champion 600をバリバリに歪ませて気持ちよかったデス♪

 

Champion 600 モデファイまとめ↓↓↓

http://ameblo.jp/furomizu-blog/theme29-10021150365.html#main

 


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518-T内部は… …いつも思うんですけど、ヴィンテージ系のAMPってほんとスッカスッカです♪Jensenの8インチ アルニコ・スピーカーが見えます。愛用のFender Chmpion 600と並べると、大きさの違いがわかります。

 

まあとりあえず音をだしてみると…

 

 

うんうん。 すげえいい音♪ ドンピシャなヴィンテージ・サウンドです。 音量をおさえるとトランペットライクなトロみある音、音量を上げていくとを艶を残しながら凶暴にギラギラとオーバードライブしていきます。そしてとてつもなく音がでかいです。Chmpion 600の倍以上の音圧があります。

 

この2つのAMPを比べるのはかわいそうですね。 モデファイにかかった金額を考えても元々3倍以上の価格差があるお2人です。 演奏するハコが小さければモデファイChampion 600もとても良い音です。 自宅で使うだけなら518-Tは音でかすぎ君です。 今回518-Tを鳴らしてみて、改めてモデファイChmpion 600の音がイケてることがわかりました。 音量の違いだけですな。


オレにとって音の良いAMPってハウリングもあまり問題にならないAMPです。微妙なAMPってハウリングするギリギリの音量がピンポイントでイイ音だったりするんですが、良いAMPって音量関係なく許せる範囲で良い音が鳴ってるんですね。この点では518-TもモデファイChampion 600も良いAMPです。

 

そして素晴らしい出音のAMPだとだいたいの種類のマイク全般良い音になるんですけど、一応クリスタル・マイクとの相性がいちばん好きでした。

 

前のオーナーは、12AX7=JJ6V6=Sylvania5Y3=RCAの真空管を挿してました。

このままでも充分良い音ですが、面白そうなので手持ちの管に換えて音をより好みに近づけてみます。

 


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左からGE6072(12AY7)、GE5751、JJ ECC83S(12AX7)、GE12AT7。そしてRCA7025(12AX7)

 

まずパワー管のSilvania 6V6をお気に入りのGE 6V6に換えてみましたが、音の芯が強くなりすぎて太さが少なくなってしまいました。 なので元に戻します。

 

ハーモニカ吹きはよくやる手法なんですが、ゲインの低い互換性があるプリ管を使うことでハウリングを避けながらAMPの使えるボリューム幅を増やす選択があります。今回もGEで3種類くらい試してみました。GE6072が丁度よい加減。

 

…と思ってたら、ふとRCA 7025を持っていたこと思い出しました。10年以上前に買ったのですが、当時は偽物のRCAがけっこうあったらしく、これはた~ぶん本物?と思われるブツです。しかもゲインはいちばん高い12AX7

 

でもこれが大成功♪ Key=Dのハーモニカの中音域以上でも音が太いまま音量をかせげるようになりました。細く潰れた音にならないでアコースティックな味を残せる感じ。 うーむ真空管とAMPって相性なんですねえ。 いままでけっこう気に入った音を作ってくれていたGE管はパワー、プリと使わないまま終了です。 RCAが本物かどうかは、どうでもよくなりました。

 

試しにディレイ・エフェクターを少しだけかけてもみました。 これはこれでいいな。 AMP直ならではの太い音より締まった音になります。でもそんなに引っ込んだ音にはならないですね。 よりレコードのような音で気持ちいいです。 でもこれは好みが分かれそうですね。

 


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こないだ手に入れたSHURE 707A(クリスタル)

 

さて 言葉で音を説明するのって大変なので、次のブログで音をUPします。

GWなので2連続ブログになりまーす。

 

追記(5/5): 『 どーでもよい 』と書いたRCAの真空管ですが、興味本位で調べてみました。エッチング・コードから生産工場を見てみた結果は… … みごとにユーゴスラビア製のニセモノと判明しました♪ 

 

10年以上前に購入したお店。 当時、秋葉原ではけっこう評判のよい有名店だったんですが確信犯でしょうね~。2度目に訪れた時からGE製を薦めてきた訳がわかりましたね。 まあそのGE管がとっても好印象だったおかげで現在までGEばかりを使ってました。

 

おもしろいのは、RCAだと思い込んでたオレは、最初はその気になって演奏してましたね~。 さすがRCAは違うなああ♪なんてね。 プラシーボ恐るべし! 今回はAMPもしくは他の真空管と相性がよかったので、このまま挿しときます。  あ!Youtubeの説明文も偽物って書き換えないと♪

 

 

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