今日は松江コミュニティー会館和室にて。
ここの部屋は小さな窓から差し込む光が綺麗。
4歳の男の子と、1歳の男の子。
偶然に白いトレーナーに赤いズボン。
1歳の男の子は4歳の男の子の後をついて歩き、やることをじっと
見ていて真似をする。
まるで兄弟のよう。
わらべうた遊びが始まる前の、手作りおもちゃで遊ぶ時間は、
異年齢の関わり合いがある時間に。
お母さんに絵本を読んでもらったり・・・
今日は、膝の上で長崎のわらべ歌遊び「ぎっこん ばったん」。
これは機織機の動きを真似してできた遊び。
大人が膝を上下に動かし、子どもを膝の上で上げ下げします。
くすぐり遊びの「てってのねずみ」。
(手のねずみは はしかいーすばしっこい、ちょろちょろーねずみ)
という意味の歌詞が歌われます。
最後は身体をこちょこちょくすぐります。
「あしあし あひる」
このわらべうたは、北原白秋の「日本童謡全集」にある、珍しく「あひる」が
出てくるわらべうた。
このわらべうたは、動物編にあり、歌詞しかなくて遊び方が書いてないのだが、
「かかとをねらえ」という歌詞から想像すると、写真のように足の裏に大人が手を当て
子どものかかとが大人の手のひらにしっかりと当たるようにして、
子どもの足の運動を促したか・・・・
あるいは、よちよち歩きの子の両手をひいて、しっかりと足を踏みしめるよう促したか・・・
(コダーイ芸術研究所の本では大人の足の上に子どもを乗せ手を繋ぎ一緒に歩く遊びとして紹介してありますが・・・)
「『あしあしあひる』しよう」と声をかけると直ぐにコロンと横になり、足を上げて遊びが
始まりました。
いつも家で遊んでいるそうです。
また香川の真似遊び「おつむてんてん みみひこひこ」も、お母さんと向い合って、
一緒に頭を触り、耳をつまんで引っ張るしぐさを上手にします。
最後は季節の歌。
「おおさむ こさむ」(全国)「うえみれば むしっこ」(岩手)。
みなさん、親子でじっくり向かい合い、お家でも遊べるように、
ここでたっぷり遊んでいかれます。
今年度も残り2回です。
<今後の開催>
3/1 江戸川区松江コミュニティー会館
3./15 江戸川区勤労福祉会館