鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が、市の広報紙「広報あくね」3月号の市長コラムに、「相手が裁判官であっても妥協しない」と司法を挑発する文章を掲載した。

 コラムでは、人件費の張り紙をはがした元係長の男性(45)を懲戒免職処分にした問題を取り上げている。男性への未払い賃金の支給を命じた鹿児島地裁判決については、裁判官も公務員としたうえで、「それぞれ自分の為の仕事をしたものと感じています。公務を自分のためにやってはばからないというのでは、訴えた職員と同じです」と持論を展開している。

 広報紙は市内を中心に計1万500部配布。コラムは昨年2月号から随時掲載している。

 この問題で、市は未払い給与を支払うよう命じた1審判決に従っておらず、男性側の申し立てを受けた地裁川内支部が、市に対して口座差し押さえに向けた手続きに入るなど異常な状態が続いている。

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