2005-11-11 00:40:03

ダ・ヴィンチ・コード

テーマ:
ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード

日曜日の午後にふと上巻読み始めて、

月曜日の深夜に読み終わりました。


さすがにこんなペースで読んだのは久しぶり。



大学のゼミがが西洋史だったり、

自分自身もキリスト教の学校に通っていたりで、

かなりマニアックに知ってる分野だと思っていたのですが、

新しい学説や、最後の晩餐の最近の解釈、

近世以降の宗教と魔術の衰退も含めて深く考察がなされていて脱帽。


歴史物としても非常に緻密な調査に基づいた、

知的かつ大胆で興味深い読み物だと思いました。





とはいえ、そんな予備知識なんて抜きにしても、

読み物として純粋におもしろい。


特に上巻は、テンポのよさや小気味いい展開が秀逸。

下巻の途中からは微妙にだれるものの、最後まで楽しめました。


安心して友達に進められる一冊。



しかしお蔭様で眠い眠い。

次に読むのは、布団の中で半分寝ながら読める本にしようっと。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-06 23:36:36

黄金比

テーマ:
その比率は常に1.618:1

ミツバチの雌雄比
オウムガイの直径比
ヒトの体長比

五芒星

魂が震えるほどの造形の神秘性

読書の秋を決め込む休日の雨夜
AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-10-17 00:29:58

使いみちのない風景

テーマ:

村上 春樹, 稲越 功一

使いみちのない風景



僕のPCにも、記憶にも、

使いみちのない風景が散りばめられています。


あの日あの時の一瞬の煌きを

僕は大事にしまっておきたいといつも願うけど、

それはまるで夢の断片のように時折蘇るだけ。


リスが自分で隠した木の実の場所を忘れてしまうように、

僕も使いみちのない風景をどこに閉まったかやはり忘れてしまう。


忘却は夢の無秩序な倉庫。

ベットみたいに心地良くて、時折その風景だけがフラッシュバックする。

思い出されるのは、ざわめきや風の匂いと鼻の奥がツンとするような感覚。


いつかギリシアの青い海のそばの達人カフェで一日を過ごしたいな。


AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-09-14 01:42:04

恋愛旅人

テーマ:

恋愛旅人 / 角田光代/著


角田光代 恋愛旅人  求竜堂 2001年



「世界を旅するバックパッカーって何かかっこよく聞こえるでしょ?

でもホントにかっこいいのは、日常をひっしこいて生きてるやつなんだよ」


でも、旅をする角田光代はやっぱりなんとなくかっこいい。

目的地の名前を唱えながら、出会う人々の無自覚の善に運ばれていく。

場所を思い、恋焦がれて旅を続ける、そんな素敵な恋愛旅人。


位置関係めちゃくちゃでいいから、

自分の中の世界地図、僕も少しずつ埋めていきたいな。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-09-12 02:21:30

対岸の彼女

テーマ:
角田 光代 対岸の彼女  文芸春秋 2004年

最後の方の「ハローアオちん。」から始まるくだりでは

なんでか涙が出そうになりました。


繰り返す情景

描き出される感情のリフレイン


「何もこわくなんかない。こんなところにあたしの大事なものはない。」


どうしてだろう。



僕らは多分とっても寂しがりやの世代で、

学校でも、バイトでも

友達が多いヤツが明るくて人気者で

友達の少ないヤツは暗いヤツみたいな。


「大事なもの」を持ってると他人に主張し続けないと不安になる世代。

自分は明るいヤツだと、擬似関係を常に確認し続けなきゃ不安になる世代。


どうして周りと比べちゃうんだろうなって、ホントは疑問あるのに

自分の中の価値観、自分の中の芯に自信がもてない。


それが年代や世界を超えて普遍的な価値観なのかはわからないけど、

もしかしたらそれは思春期特有の価値観なのかもだけど。


僕は恥ずかしながら、読み終わったあと

他愛のない話がしたくてふと、友達に電話しちゃいました。






いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-09-11 23:35:17

希望の国のエクソダス

テーマ:
村上 龍 希望の国のエクソダス  文芸春秋、2000年

村上龍は透明な時代の絶望を映し出すのが本当に上手だと思う。

今立ってる地面がぱっくり裂けた、その裂け目の暗闇を切り取ってを見せてくれるような。


そしてこのリアリティは、

少しだけ世の中の流れに触れ始めた新社会人にとって、

とても怖いものでした。


総選挙の日に読み終わったのも

ナンダかナンダかでした。



いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-08-22 04:51:55

NHKにようこそ

テーマ:

傑作、駄作、

そんな評価はナンセンス


たぶん僕も壊れてて、

まるで磁石に吸い寄せられるように手に取ってしまった一冊。


本自体から負のオーラ、痛いオーラが出まくっていて、

僕なら、本当に心が健康な時ならまず読めない。


作者自身があとがきに書いているように

自らをエグりとるがごとく精神ギリギリの鬼気が迫ってくる。


「いまだに僕はこの小説を客観的な目で読めない。

読み返すたびに軽く錯乱する。冷や汗をかく。」

というのは間違いなくホンネだと思う。


不健康な人間の、

不健康な人間による、

不健康な人間のための、


「セカチュー」



でも、


この本を笑って読めたり、

冷静に評論できたり、

素直に感動できるヒトは、

心のそこから幸せなヒトだと思う。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-08-18 01:52:08

読み詩知らず

テーマ:

ももとせの長き眠りの覚めしとき


あくびしてまし


思ふことなしに



山の子の


山を思ふがごとくにも


かなしき時は君をおもへり




啄木

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-07-14 02:00:06

トパーズ

テーマ:
村上龍 角川書店 1988年

そういえばトパーズって何色なんだろう。
ふと思った。

調べてみると、

トパーズは含まれてる鉱物の構成によってその色を様々に変える宝石。

淡褐色、藍、淡紅、黄色、薄茶色、無色、淡青、、、

とっても綺麗で淡くて硬くて脆い。


どれをとってもどの角度から見てもトパーズはやっぱりトパーズ。

集めようとして、零れ落ちた光達が木漏れて乱反射。


読み終わっても、

騒がしくて悦ばしくてひどく刹那的な悲しき光の乱反射。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-06-21 08:05:07

いくつもの週末

テーマ:
江國 香織 集英社文庫、2001年

追い詰められてたかもしれない。


目に見える風景が全部のっぺらぼうで

イライラがとまらなかったかもしれない。

毎日は気忙しく僕を律し、分類してしまおうとするから。


中途半端なハリネズミ。


週末に予定していた計画を全部パァにして

カフェで江国香織を読む。


夏の初めの夕暮れの風が気持ちよかった。

東京タワーでも見に行こうかな。


いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。