新・保育士試験:子どもの食と栄養攻略講座

保育士試験・筆記試験の「子どもの食と栄養」を受験する方のために、「子どもの食と栄養」の出題傾向や具体的な対策などをお伝えしていきます。「1記事:5点アップ」をめざして、質の高い記事を掲載していこうと思っております。


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<H28後期「子どもの食と栄養」を受験される方へ>

いよいよ、明日(22日)から後期の筆記試験が始まり、明後日(23日)の14時から「子どもの食と栄養」の試験ですね。

昨年までの保育士試験の受験経験がある方にとっては、前期の筆記試験が4月、後期の筆記試験が半年後の10月というスケジュールは、どうもピンと来ないというか、気持ちが乗り切らないまま今に至ってしまった方も多いのではないかと思われます。

しかし、試験は始まり、そして終わります。
気持ちが乗り切らない、あるいは不安が残る方も、試験に集中していきましょう。

「子どもの食と栄養」は、少なくとも平成20年代に入ってから、常に一定レベル以上の難易度を維持しており、苦しめられている方も多いと思います。
ただ、「教育原理」や「社会的養護」では、厳しい問題が多いにも関わらず4問までしか落とせませんが、「子どもの食と栄養」では8問まで落とせます。
「子どもの食と栄養」に苦しめられてきた方も、今回こそ、きっと今までの努力の成果を発揮できると思います。

毎回、同じような内容となってしまいますが、いくつか、具体的な注意点をあげさせていただきます。


① どれだけ勉強されていても、「二者択一まで絞れるのに」という場面に何度か遭遇すると思いますが、自分を信じて、直感を大切にしてください

② 「直感を大切に」といっても、20問解いたあと、見直しをしなくていいということではありません。
少し古い例となりますが、平成24年・問20では、A・B・Dは○、Cは5行の文の中で、「おやつ」の量についての「1食」→「1日全体」の部分だけが「不適切」だったのですが、あまりにミクロな部分だったために、気づかなかった方もいたようです。
迷ったら、深読みはせず、当初の直感的判断のほうを優先したほうがいいと思いますが、その前提として、問題文を正確に読んでいることが必要です
正確に読めているかどうかをチェックすることを目的として、時間に余裕があれば、やはり見直しをしたほうがいいと思います。

③ 問題の作り自体がまずく、「少しおかしい」と思える問題もあるかと思いますが、その場合は、問題作成者が○×のどちらにしようとしたのかという、【問題作成者の意図】を考え、それに素直に従って答えを出してください。
数字等の含まれていない素直な文は○の可能性が高いと考えられます。
問題文に現れていない事情を考えてしまうなどの、深読み、裏読みはしないほうがいいと思われます。
問題作成者は、×の記述を作成する場合は、数字や言葉を入れ替えるなどして、しっかりした×の記述とするのが通常だと思われるからです。

④ 本番の「子どもの食と栄養」の難しさの一つの要因として、形式的なことですが、(組み合わせ)が全部○、全部×のものが正答となる場合が結構あることがあげられます。
(その結果、正答「1」や「5」が続くことも、よくあります。)
予想問題や模試では、なかなか、そういう問題は作りにくいのです。
(組み合わせ)が全部○、全部×になっても、内容に自信があれば、気にしないことが大切です。

⑤ 食事摂取基準と並んで「授乳・離乳の支援ガイド」も非常によく出題されるので、最後に旧ブログのカテゴリ「授乳・離乳の支援ガイド」の記事をチェックしておいていただきたいと思います。

⑥ 最後に、いつもどおり、厚生省(現・厚生労働省)が策定した「6つの基礎食品」をあげておきます。
出題される場合、なぜか「緑黄色野菜は第3群(類)である。」(適切)というように、「第何群(類)か」という番号が問われるので、つまらないようですが、番号も押さえておいていただきたいと思います。

第1群 魚、肉、卵、大豆(主としてたんぱく質の補給源)
第2群 牛乳、乳製品、小魚、海藻(主としてカルシウムの補給源)
第3群 緑黄色野菜(主としてカロテンの補給源)
第4群 その他の野菜、果物(主としてビタミンCの補給源)
第5群 米、パン、めん、いも(糖質性エネルギー源)
第6群 油脂(脂肪性エネルギー源)


不安やプレッシャーもあるかと思いますが、ここまできて「あそこも出題されるのでは」などと心配しても、あせって、どんどん混乱してしまいます。
最後は気休めでいいので、使い慣れたテキスト等で、基本的事項を確認していきましょう。
問題を解くほうが好きな方は、今までに解いてきた問題を、軽い気持ちで見直していけばいいでしょう。

20問ではなく、12問以上取れば合格です。
望ましくはありませんが、8問間違えてもいけます。

とりあえず、もうすぐ、試験のストレスからは解放されます。
自分がやってきたことを信じて、気持を安らかに保って、落ち着いて頑張ってきてください。



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<子どもの食と栄養の優先学習事項(H28後期試験向け)>

ご無沙汰しており、大変申し訳ございません。

筆記試験まで残りわずかですが、最後にチェックしておきたい事項をあげてみたいと思います。

(参考のために、弊社教材「リベンジセット子どもの食と栄養」の該当ページ番号を付記しております。)


【基本】

栄養素に関する基本的知識(リベンジセットのポイント集p6~12)や、障害のある子どもへの対応(ポイント集p41~42)などの、頻出の基本的知識が曖昧な場合は、そちらを固めることを優先してください。
ひと通りの準備が済んでいる方は、下記の「2 得点源にしやすい事項」を参考に、残りの時間を有効に使っていただきたいと思います。


【優先事項(得点源にしやすい事項)】

●「授乳・離乳の支援ガイド」(ダイジェスト版p57~71)
は、少し古くなってきたとはいえ、非常に効率のいい得点源となるので、少なくとも「Ⅱ 離乳編」は、これからでも、よく読んでおいていただきたいと思います。
●「妊産婦のための食生活指針」(ダイジェスト版p83~84)
も、毎回のように出題され、非常に効率のいい得点源となります。

同様に、
●「6つの基礎食品」(ポイント集p15)
●「学校給食法」(ポイント集p27~28)
●「食育基本法」(ポイント集p29~31)
●「保育所保育指針第5章3 食育の推進」(ポイント集p34~35)
●「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第11条」(ポイント集p36)
も、限られた内容が繰り返し出題されるので、できる限り「覚える」ようにしましょう。

また、これまで出題されそうで出題されなかった
●「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(同p94~99)
には、アナフィラキシーやエピペン®のことが記載されており、そろそろ出題されるのではないかと思います。

同様に、
●「保育所における食事の提供ガイドライン」(同p100~112)
にも目を通しておけるといいでしょう。


【非優先事項(今からはこだわるべきではない事項)】

日本人の食事摂取基準(2015年版)」は今回も最大の目玉なのですが、あまり確実な得点源としては期待できないので、今この時期となっては、あとは、このブログのまとめ記事だけ見ておいていただけばいいかと思われます。

強いてあげれば、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」における妊婦に関する記述として、
● 推奨量に対する妊婦の付加量
は、毎回でも出題されるのではないかと思います。
エネルギー、たんぱく質、鉄、ビタミンAを中心に、具体的な数値をチェックしておきましょう(ダイジェスト版p52~53)。

同様に、今回(後期試験)から出題範囲に入る「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」につきましても、普通牛乳(人乳との比較)や卵、大豆など、過去問で出題されている食品の成分だけ確実に押さえるにとどめればいいのではないかと思います(ダイジェスト版p79等)。



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<H28前期「子どもの食と栄養」を受験される方へ>
(新旧ブログ共通)

いよいよ、明日(23日)から前期の筆記試験が始まり、明後日(24日)の14時から「子どもの食と栄養」の試験ですね。

昨年は10月に地域限定試験があったうえに、今年は4月に筆記試験ということで、気持ちが乗り切らないまま今回の筆記試験を迎えられる方も多いのではないかと思われます。

しかし、試験は始まり、そして終わります。
気持ちが乗り切らない、あるいは不安が残る方も、明日からの試験に集中していきましょう。

「教育原理」や「社会的養護」は、厳しい問題が多いにも関わらず4問までしか落とせませんが、「子どもの食と栄養」では8問まで落とせます。

今年こそ、きっと今までの努力の成果が発揮されると思います。

いくつか、具体的な注意点をあげさせていただきます。

① どれだけ勉強されていても、「二者択一まで絞れるのに」という場面に何度か遭遇すると思いますが、自分を信じて、直感を大切にしてください

② 問題の作り自体がまずく、「少しおかしい」と思える問題もあるかと思いますが、その場合は、問題作成者が○×のどちらにしようとしたのかという、【問題作成者の意図】を考え、それに素直に従って答えを出してください。
数字等の含まれていない素直な文は○の可能性が高いと考えられます。
問題文に現れていない事情を考えてしまうなどの、深読み、裏読みはしないほうがいいと思われます。
問題作成者は、×の記述を作成する場合は、数字や言葉を入れ替えるなどして、しっかりした×の記述とするのが通常だと思われるからです。

③ 「直感を大切に」といっても、20問解いたあと、見直しをしなくていいということではありません。
少し古い例となりますが、平成24年・問20では、A・B・Dは○、Cは5行の文の中で、「おやつ」の量についての「1食」→「1日全体」の部分だけが「不適切」だったのですが、あまりにミクロな部分だったために、気づかなかった方もいたようです。
迷ったら、深読みはせず、素直な直感的判断のほうを優先したほうがいいと思いますが、その前提として、問題文を正確に読んでいることが必要です
正確に読めているかどうかをチェックすることを目的として、時間に余裕があれば、やはり見直しをしたほうがいいと思います。

④ 本番の「子どもの食と栄養」の難しさの一つの要因として、形式的なことですが、(組み合わせ)が全部○、全部×のものが正答となる場合が結構あることがあげられます。
予想問題や模試では、なかなか、そういう問題は作りにくいのです。
(少なくとも全部○という問題は、手抜きをした感じになってしまうためです。)
(組み合わせ)が全部○、全部×になっても、内容に自信があれば、気にしないことが大切です。

⑤ 食事摂取基準と並んで「授乳・離乳の支援ガイド」も非常によく出題されるので、最後に旧ブログのカテゴリ「授乳・離乳の支援ガイド」の記事をチェックしておいていただきたいと思います。

⑥ 最後に、おまけとして、厚生省(現・厚生労働省)が策定した「6つの基礎食品」をあげておきます。
出題される場合、なぜか「緑黄色野菜は第3群である。」(○)というように、「第何群か」という番号が問われるので、つまらないようですが、番号も押さえておいていただきたいと思います。

第1群 魚、肉、卵、大豆(主としてたんぱく質の補給源)
第2群 牛乳、乳製品、小魚、海藻(主としてカルシウムの補給源)
第3群 緑黄色野菜(主としてカロテンの補給源)
第4群 その他の野菜、果物(主としてビタミンCの補給源)
第5群 米、パン、めん、いも(糖質性エネルギー源)
第6群 油脂(脂肪性エネルギー源)


不安やプレッシャーもあるかと思いますが、ここまできて「あそこも出題されるのでは」などと心配しても、あせって、どんどん混乱してしまいます。

20問ではなく、12問以上取れば合格です。
望ましくはありませんが、8問間違えてもいけます。

とりあえず、もうすぐ、試験のストレスからは解放されます。
自分がやってきたことを信じて、気持を安らかに保って、落ち着いて頑張ってきてください。

そして、熊本地震の被災地の受験者の方々、特に応援しております。


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<子どもの食と栄養の出題傾向について>
(新旧ブログ共通)

「教育原理」「社会的養護」に次ぐ難関科目と言っていい「子どもの食と栄養」ですが、やはり「教育原理」「社会的養護」と違って、20問あり、「保育士試験出題範囲」の項目に沿って「子どもの食と栄養」全体から浅く広く、淡々と出題されていることから、予想やヤマ張りは難しくなっています。

ただ、その中でも、よく出る事項、得点源にしやすい事項というものはあるので、筆記試験(前期)へ向けて、勉強のメリハリをつけていただくために、「子どもの食と栄養」について、出そうなところ、気になるところをあげてみたいと思います。

(参考のために、弊社教材「リベンジセット子どもの食と栄養」の該当ページ番号を付記しております。)


1 基本

栄養素に関する基本的知識(リベンジセットのポイント集p6~12)や、障害のある子どもへの対応(ポイント集p41~42)などの、頻出の基本的知識が曖昧な場合は、そちらを固めることを優先してください。
ひと通りの準備が済んでいる方は、下記の「2 得点源にしやすい事項」を参考に、残りの時間を有効に使っていただきたいと思います。


2 得点源にしやすい事項

●「国民健康・栄養調査」(リベンジセットのダイジェスト版p118~122)
については、一昨年、「4年前の調査結果から出題される」という暗黙のルールが崩れ、昨年は出題されなかったことから、リセットして、4年前の平成24年の調査結果が出題されるのではないかと思われます。
成人の食塩摂取量の平均値(男性11.3g/日、女性9.6g/日)や朝食の欠食率などは確実に押さえておきましょう。

●「授乳・離乳の支援ガイド」(ダイジェスト版p57~71)
は、少し古くなってきたとはいえ、非常に効率のいい得点源となるので、少なくとも「Ⅱ 離乳編」は、これからでも、よく読んでおいていただきたいと思います。

●「食生活指針」(ポイント集p31~33)
●「妊産婦のための食生活指針」(ダイジェスト版p83~84)
も、毎年のように出題され、非常に効率のいい得点源となります。
特に、「食生活指針」は、平成26年再試験、平成27年地域限定試験で続けて出題されているものの、8月の筆記試験では平成24年以来出題のないので、今回は丸1問来そうな気がします。

同様に、
●「6つの基礎食品」(ポイント集p15)
●「学校給食法」(ポイント集p27~28)
●「食育基本法」(ポイント集p29~31)
●「保育所保育指針第5章3 食育の推進」(ポイント集p34~35)
●「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第11条」(ポイント集p36)
も、限られた内容が繰り返し出題されるので、できる限り「覚える」ようにしましょう。

また、これまで出題されそうで出題されなかった
●「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(同p94~99)
には、アナフィラキシーやエピペン®のことが記載されており、そろそろ出題されるのではないかと思います。
同様に、
●「保育所における食事の提供ガイドライン」(同p100~112)
にも目を通しておけるといいでしょう。


3 非優先的事項

日本人の食事摂取基準(2015年版)」は今年も最大の目玉なのですが、あまり確実な得点源としては期待できないので、今この時期となっては、あとはこのブログの今年の記事だけ見ておいていただけばいいかと思われます。
強いてあげれば、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」における妊婦に関する記述として、
● 推奨量に対する妊婦の付加量
が問われるのではないかと思われます。
エネルギー、たんぱく質、鉄、ビタミンAを中心に、具体的な数値をチェックしておきましょう(ダイジェスト版p52~53)。

「日本食品標準成分表」につきましては、改訂版(2015年版(七訂))が公表されているものの、時間的な範囲外となるので、今回は、軽視していいでしょう。

その他、筆記試験前日まで、気になる事項が見つかったら、随時、お知らせしてまいりたいと思います。



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<エネルギー産生栄養素バランス

元記事:2015年07月02日

※ 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を適宜ご参照ください。

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の「エネルギー産生栄養素バランス」(p153~163)のポイントをまとめます。

2015年版において新たに設けられた項目ですが、たんぱく質・脂質・炭水化物の項目で示されているエネルギー比率(%エネルギー)の目標量と数値は同じなので、新しい用語と表に惑わされないことが大切です。

1 基本的事項

エネルギー産生栄養素バランスは、エネルギーを産生する栄養素、すなわち、たんぱく質、脂質、炭水化物(アルコールを含む)とそれらの構成成分が総エネルギー摂取量に占めるべき割合(%エネルギー)です。
指標設定の主な目的は、生活習慣病の発症予防とその重症化予防にあるので、指標は目標量として設定されています。

乳児(1歳未満)については、母乳におけるこれらの栄養素の構成比をもって好ましいエネルギー産生栄養素バランスと考えるものとして、エネルギー産生栄養素バランスを設定せず、1歳以上について設定することとされています。


2 たんぱく質・脂質・炭水化物の関係

たんぱく質については、不足を回避する観点から食事摂取基準が算定されており、エネルギー産生栄養素バランスにおいても一定量を確保する必要があるため、たんぱく質の量を最初に定めます。
脂質については、n-6系脂肪酸・n-3系脂肪酸には目安量が算定されているので、たんぱく質の次に量を定めます。
炭水化物については、摂取量が必要量を下回ることは考えにくいので、たんぱく質と脂質の残余を炭水化物の量とします。


3 目標量(男女共通)(%エネルギー)

たんぱく質 1歳以上 13~20(中央値16.5)

脂質    1歳以上 20~30(中央値25)
  脂質のうち、飽和脂肪酸 18歳以上 7以下

炭水化物  1歳以上 50~65(中央値57.5)

(中央値は、範囲の中央値を示したものであり、最も望ましい値を示すものではありません)。

脂質のうちの飽和脂肪酸だけ、設定年齢が「18歳以上」であるため、表を見てしまうと、かえって覚えづらくなってしまう部分かと思います。

「子どもの食と栄養」の筆記試験で表が出題されることはないので、なるべく、表から読み取れることを、短文の記述形式に変換して覚えていくのが効率的だと思われます。


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