福岡の資産税専門税理士のブログ

山本扶美子税理士・行政書士事務所


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 前回の記事から随分と間が空いてしまって、申し訳ありません。

「相続した不動産を売却する時の注意点 その3」

ですが・・・

 このケースの場合、実家不動産を、姉と弟で、法定相続分通りに、1/2ずつの相続登記をしてから売却すると、お姉さんの方は、世帯での税額が45万円アップしてしまう・・・という結果でした。

では、余計な税金を払わないで済んだ方法とは・・・



まず、

 実家不動産は弟がすべて相続する

その後

 弟が、その実家不動産を売却する

 姉の相続分をその売却代金から支払う

 この様にしておけば、お姉さんに譲渡所得は発生しないので、それに伴う「国民健康保険税」のアップや「配偶者控除」が受けられなくなった事による、夫の所得税・住民税のアップも当然なくなる訳です。

 ただし、このままでは、弟さんの方は、譲渡所得に対する所得税・住民税を、本来お姉さんが支払う分も負担してしまう事になります。

 なので、その税額を試算して、その分
支払う金額から、予め引いておくと良いでしょう

 合わせて、売却にかかる諸費用(不動産会社への手数料など)も同じように半額ずつ負担する様に調整すれば、お互い納得行くかと思います。

 この様な遺産分割の方法を、『代償分割』といいますが、この場合、もう1つ重要なポイントがあるんです 

 必ず「遺産分割協議書」を作成して、『代償分割』である旨の記載をして下さい。

 そうしないと、税務上は、弟さんがお姉さんへ渡した金額を、「贈与」とみなして「贈与税」が課税されてしまう恐れがあります。

ご注意下さい 


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山本扶美子税理士・行政書士事務所 公式HP
『相続・不動産コンサルサポート福岡』     

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