福岡の資産税専門税理士のブログ

山本扶美子税理士・行政書士事務所


テーマ:
「相続した実家不動産を売却したいのですが・・・。」

というご相談が増えています。


やはり『高齢化社会』の流れから、こういったご相談は、今後も益々増えていくでしょう。

つまり、お亡くなりになる被相続人の年齢が上がっているという事は、ひいては、その相続人も高齢化していて、
相続があった時には、すでにマイホームを所有している相続人がほとんどで、そのままでは、実家は空き家となってしまう訳です。


ですから、その誰も住まなくなった実家は、「売却する」「賃貸に出す」か、何れかの選択に迫られる事になります。

相続人の皆さんの調整を図って、ここを上手く対処していかないと、相続トラブルに発展しまう事にも成りかねません。

付け加えると「何もしないで、そのままにしておく」という選択肢もありますが、

  
 不動産の相続登記が終わっていないと
            ・・・大変な事になるかも!(その1)


  
 不動産の相続登記が終わっていないと
            ・・・大変な事になるかも!(その2)


この様に、何もしていないケースというのは、遺産分割が出来ていないので、結果、相続登記もしていないという事で、後々もめる可能性が高くなります。

これだけは避けた方が良いでしょう。


ご相談があった方は、姉と弟の2人兄弟で、主な相続財産は、実家の土地と建物だけというお話しでしたが、1人住まいだった母親が亡くなり、その実家には、もう誰も住む人はいません。

お二人とも、マイホームはお持ちなので、その実家不動産は売却するという事で話がまとまったそうです。

分割についても、法定相続分通り、それぞれ1/2ずつで納得されていたので、ひと安心です。

それに、財産の内容からすると、相続税はかかりません。

では、この実家不動産を、姉と弟で1/2ずつ相続登記してしてから売却すれば問題ないのでしょうか?

いえ、そうとは限りません。

確かに相続税はかからないのですが、不動産を売却する事によって所得税及び住民税がかかってくる事があるからです。

相続した不動産の場合は、その土地が先祖代々引き継いできたものだったり、親が購入したものでも、購入した時の資料が残っていなかったりして、取得費が低くなるケースが多いため、売却益が高額になりがちです。

この方の場合も、売却を依頼していた不動産会社から、1/2ずつの相続登記をするように言われて、その後、売却先が見つかり、契約も済ませ、引渡し・決済の段階に成って、税金がどうなるのか担当者に聞いたところ

「およそ500万円の税金がかかってくると思いますよ~。」

と言われて、ビックリ


慌ててご相談にいらっしゃいました。

でも、この方の場合、所得税及び住民税だけではありませんでした。
残念ながら、他にも影響がでてくる事に気が付いていなかったんです。


では、この続きは次回へ・・・

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山本扶美子税理士・行政書士事務所 公式HP
『相続・不動産コンサルサポート福岡』      


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