福岡の資産税専門税理士のブログ

山本扶美子税理士・行政書士事務所


テーマ:
保険税務が複雑なのは

 ○ 被保険者
 ○ 保険料負担者
 ○ 契約者
 ○ 保険金受取人

が、それぞれ誰なのか(どういう関係なのか)で

 ○ 相続税
 ○ 贈与税
 ○ 所得税 (一時所得)
 ○ 所得税 (雑所得)

と、課税される税金の種類が変わって来るから・・・というのがひとつの大きなポイントです。

特に気を付けて頂きたいのが、満期保険金のある契約で

 ◆ 契約者(保険料負担者) = Aさん
 ◆ 被保険者 = 特に限定なし
 ◆ 満期保険金 = Aさん以外

つまり、保険料を負担した人以外が満期保険金を受け取るパターンです。

この場合、贈与税 がかかってきます 


満期保険金が有るという事は、保険商品としては「貯蓄性保険」と言われるもので、万が一の時の保障よりも運用益を期待して定期預金の感覚で加入される場合が多いと思いますが、

こういった保険は被保険者の年齢で結構保険料が違って来るため、

保険のセールスの際
「保険料を抑えるなら、子供さんを被保険者にしませんか?」

と、提案される事もある様です。

そこで、Aさんが父親で被保険者がAさんの子供(Bさんとします)とすると・・・

Bさんは子供ですから、Bさんの万が一よりも満期の方が先に来る確率が圧倒的に高くなります。

にも関わらず、満期になった時の課税関係について、説明を受けていないと言われる方が多いんですよね~




この満期保険金ですが、保険商品によっては

「被保険者 = 満期保険金受取人」

となっていて、Bさんが満期保険金を受け取る事から、この時点で

AさんからBさんへの贈与

となってしまう訳です



このパターン、契約者本人も贈与税の対象になると気付いていない事が多いのも特徴です。


でも、保険金が支払われると、一定のものについては、保険会社から税務署へその支払調書が送られていますので、そのままにしていると、税務署から申告漏れを指摘される事にもなりますよ



ちょうど、保険会社から「保険料控除証明書」が届く時期です。


一度、ご自分の保険契約を確認してみてはいかがでしょう。



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『相続・不動産クリニック福岡』
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