塩と味ぽん。
学生時代から、基本的にこれさえあれば十分であった。
最近はうちの台所にいろいろなものが増えてきた。
醤油やみりんや出汁の素といったものまであるが、めったに使わない。
基本的に外食が多いんで、自宅で何かを作ることはほとんどない。
そんなにこったものを作る気力もないので。
でも、この程度はあればいいかと。
確かにちょこっとしたものを作る時に便利なので。
さて、入院時代。
基本的には与えられたものを食べ続ける日々。
少食なので、与えられた量で充分。
それ以上、追加して食べようとまでは思わなかった。
病院の売店には、さまざまなご飯のともが売っている。
海苔の佃煮、ザーサイ、ふりかけ、お茶漬け海苔、納豆、漬け物など。
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私は納豆ごはん好きなんだが、入院時代は納豆を食べなかった。
メニューになかったというのが大きな理由だが。
私はそういうものがあると、それだけでご飯ばかり食べてしまう。
それでお腹がいっぱいになるので、入院中はごはんのおともは買わなかった。
ちゃんとした食生活をしようと思っていたので。
出てきたものが栄養管理されているんだと思っていたから。
だから、勝手に塩や醤油をかけようと思わなかった。
だから、入院中には調味料はもっていなかった。
まずい飯には何を加えても美味しくはならない。
ぐだぐたに煮込まれた野菜なんか出てくると最悪。
まずいものを無駄に塩辛くしてしまったら、余計に悪化する。
入院食がまずいというのは、病気を治そうという気がないとしか思えない。
ただ、脳で入院した病院の病院食は3食ともまずくなかった。
病院食でそれなりの味を出してくれるのは本当にありがたいことである。
わずかな期間だが、そこで生活することになる。
ものすごく豪勢でなくてもいいので、病院食の美味さにはこだわってもらいたい。