本日が、2011年最終診察日になりました。
今年もいろいろあったのですが、
『家族のようにあなたを診ます』の思いで福効医院を開院し
4回目の年末を迎えるにあたり、
僕たちが行なっている仕事につき少し振り返ります。
当院は
一般の外来診療に併せて
病院などには行かなくて良いようにと、1次予防
病院に通えない人のための、在宅医療
と、一見背反しているような三本柱のもと開院しております
その中でも、
どっぷりと患者様や家族と向き合うターミナル期の医療に関しては、
新しい出会いと別れが物凄い早いサイクルでおとずれ、
僕でいいのかという激しい葛藤や毎日の猛勉強で行なっております
その中では、病名告知の問題や、ターミナル期に出現する痛みや苦しみに対する問題、病気のことだけでない排便やお風呂、介護に対する家族の疲弊など様々な問題が山積されます。
そんな時、もちろん本人を含め家族と相談するのですが
多くの方が『本人の思うようにしてあげてください』『本人が苦しまないようにしてください』『我々は出来る限りのことをします』という答えをだされます
しかし、ちょっと待てよ・・・
これはどういうことだ?
残された時間を告知することなんて、畏れ多くて未だにしたことは無いが、残された時間が短ければ『本人の思うよう』で『我々は出来る限り』なんだろうか
実は、残り時間が短かろうが、長かろうが多くの人は家族に対してはこのような気持ちを持っているわけで、
即ち末期癌だからとか、ターミナル期だからとか敢えてかまえる必要はなく、いつもの健康な家族にするのと同じように寄り添うのが大事なんだと思いました。
ああ、これが僕が医師になる時に思った、そして僕と妻が開院するときに思った感覚なんだと、ちょっと答えを貰った感覚がありました
『福枝』という母の名と『効生』という父の名から一文字ずつ貰って名づけた福効医院
『家族のようにあなたを診ます』のもと始めた小さな院ですが
最終診察日が終わったら、
まだまだ、健康である両親に会いに行き、健康であることに感謝し
また、来年に向け頑張ろうと思います
2012年12月30日 最終診察日に
福効医院 李 一鳳
追伸:往診、緊急は随時受け付けです


