NOTRE MUSIQUE

Elle est retrouvee.
Quoi? - L'Eternitee.
C'est la mer alleee
Avec le soleil.


テーマ:
Pat Methenyパット・メセニーの1995年のアルバム。
実質的には今やジャズシーンを代表するギタリストであるメセニーの率いるPat Metheny Group(以下、PMG)で、今やこのPMGもジャズシーンを支えるグループに成長した。本作そんな彼らのその後のサウンドの方向性を決める上で転機となった名作である。
パット・メセニーは1954年8月12日、ミズーリ生まれ。音楽環境に恵まれた家庭に育ち、幼少の頃から音楽的な才能を発揮し、10歳で作曲、12歳からギターをはじめ、オーネット・コールマンやジョン・コルトレーンらのジャズを聴いて過ごしている。その後、マイアミ大学でジャコ・パストリアスとの出会いなどを経て、1974年、弱冠19歳でデヴィッド・フリードマンのグループでデビューを飾り、ポール・ブレイのグループにも参加している。さらにECMのマンフレッド・アイヒァーとの仲介役をつとめることになるゲイリー・バートン・グループに加入、実力を十二分に発揮し、急速に人気とポテンシャルを高めていく。そしてPMGの盟友ライル・メイズとの出会いの2年後、1977年、様々なバンドでサイドマンとして活躍したメセニーは、自分の音楽を表現すべくPGMを結成する。
その後のPMGの活躍ぶりは周知のとおりで、1979年6月のセカンドアルバム、"American Garage"でニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに凱旋し、さらにこの年のジャコやマイケル・ブレッカーを擁したジョニ・ミッチェルのバンドへの参加で、さらに名声を高め、American Garageはなんと発売2ヶ月で20万枚のセールスを突破、PMGはECMの中でも郡を抜くセールスを記録するようになった。
このアルバムはそんなPMGのデビュー後発表したきたアルバムの中でも、転機となったアルバムで、これまでは悪く言うと人畜無害な典型的なECMサウンドをベースにしたサウンドを構築してきたPMGが、はじめてその幻想的なサウンドの中にフリー感や凶暴性、不整合性といった要素を出してきたアルバムである。これまでの予定調和の美しいサウンドからメセニー自身の過激なインプロヴィゼーションをはじめ、全体として清涼剤のようなサウンドから一転して暗く不穏な雰囲気を醸しだす曲も収録されている。もちろんこれまでのPMGの流れを汲む"Are You Going With Me?"や"James"のようなナンバーもはいっており、決してここでフリー・ジャズに転向したとかオルタナティブなバンドになったというわけではないが、その後のメセニー自身のオーネット・コールマンとの共演にも繋がる伏線でもあった。また、本作のヒットにより、ジャズに限らず様々な音楽でこのメセニーの作り出るサウンドを模倣したサウンドが目立つようになってきたのもこの頃からである。
この後、メセニーはその美しいサウンドの裏にある凶暴性は完全にPMGとは切り離し、オーネット・コールマンと共演した"Song X"やひたすらディストーションのかかったギターを狂ったように弾きまくる"Zero Tolerance For Silence"などのソロ活動で発散させていくようになり、PMGはその清涼感をさらにパワーアップさせ、オーガナイズされたアメリカンミュージックやブラジルへの情景などを取り入れ、ワールドワイドなサウンドを展開させていく。
ちなみにこのアルバムはその裏に隠されたサウンドの狂喜とは対照的な"愛のカフェオーレ"という邦題がついていた。
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