18年間ありがとう
突然でした。
金曜日の夕方、帰宅するとひめが元気ありません。
2、3日前から食が細くなったな…とは思っていたのですが、それでも食べていたし排泄も問題ありませんでした。
この日の朝も階段を昇り降りすることができていました。
旦那さんも早めに帰ってくることができたのですが
驚くほどに、どんどん弱っていくひめ。
痛みはなさそうでした。
この日はリビングに布団をひいてひめの近くで寝ました。
夜中に目を覚ますと、私の枕元に這ってきていました
布団に入れてあげて三人で寝ました
土曜の朝は、立ち上がる事もできず
水はスポイトで飲ませて
食事はスプーンに乗せると…ペロペロと
「もぅ自力ではトイレも行けないからオムツとか犬用のシートとか、体を拭くウェットティッシュが必要だよ!」…と買い物に出かけました。
帰ってくると、私達を待っていたかのように鳴いて、その後から呼吸が…
呼吸の仕方が父を看取った時と同じでした。
「ひめの呼吸が…もしかしたらやばいかも」…と
そして、それから徐々に呼吸が浅くなり3時間30分後に静かに息を引き取りました。
ずっとひめの側に居てあげることができました。
二人でひめの手を握っていたのですが、息を引き取る直前に、まずは旦那さんが握っていた手をギュッとしてくれて、次に私が握っていた手をギュッと…
最期の力
眠るように、静かな最期でした。
沢山泣いて、触って、お話もできました!
介護を覚悟で買ってきた物を一切使わせてもらえませんでした。
本当に綺麗好きなひめ。
家族思いのひめ。
病気知らずのひめ
何一つ彼女で苦労したことはありませんでした。
旦那さんが休みに入る金曜日の夜まで踏ん張って待っていたかの様でした。
ダリの時は私しか火葬に立ち会えなかったけど、ひめは三人で見送ることができました。
骨をみて
「真っ白な骨ですね!病気をしていると変色するんですよ。特に猫ちゃんは腎臓が弱くて黄緑色になるんですけど、この子は病気ではなくて老衰ですね。」って
そして、足の骨がとてもしっかり太かったです。
3本足のひめ。
元気に階段駆け上って鍛えてたんだね。
最期まで自分の力で生涯を生き抜いたひめ。
18年間ありがとう。
絶対に忘れないよ。
亡くなる直前のひめ
眠るように天国に旅立ちました。
天国で4人で暮らすまでしばしお別れ。
ペットとの別れは本当に辛いです。
でも、飼い主として二匹とも最期まで面倒を見させてもらえた事に感謝します。
旦那さんと知り合った時から、私はひめと暮らしていたので、これから本当の二人で暮らしがはじまりです。
なんだか不思議な気持ちです
仲良くしよぅ!