2011年03月18日(金) 09時45分34秒

イギリスにおける辞書指導、ことばの指導から学ぶ

テーマ:ブログ
イギリス滞在中、オックスフォード大学の苅谷剛彦教授と、セントアントニーカレッジにある研究室でお話をしてきました。苅谷先生とは、大村はま先生を囲む会で一度ご一緒していましたが、近しくお話しするのは初めてでした。

その中で、アメリカ人とイギリス人の言葉に対するこだわりについての話題が出て、とても面白く拝聴しました。

というのは、昨年、国際日本文化研究センターの発行する研究誌  Japan Review に供に研究しているイラン人、アメリカ人研究者と共同論文を提出したのですが、その査読にあたった方がイギリス人の研究者だったのです。

彼は、ケンブリッジ大学出身の典型的なイギリス人研究者だと思うのですが、私たちの英語論文の英文上の表記の訂正を数多く指摘しました。その指摘は、かなり手厳しいもので、アメリカ人の共同研究者は大いにプライドを傷つけられたようです。

この事実から分かるように、アメリカ人の用いる英語と、イギリス人の用いる英語は違います。

このイギリス人の英語に対するこだわりは、初等教育段階にも反映されています。

今回、ロンドンの小学校の英語教育の様子を観てきたのですが、5歳、6歳ごろから、かなり、緻密で精密な、英語発音の練習(フォニックス)や語彙拡張のための辞書引きなどを展開していることに衝撃を受けました。生まれたときからイギリスに住んでいる子ども達に対しても、英語の学習はとても基礎的な部分から学習させるわけです。

日本の小学校における国語教育は、その点、日本語は当然話せるものとして教員はとらえています。語彙の獲得についても、新出漢字の学習程度にしか受け止めていない教員が多いのです。

日本語の教育は、幼稚園、保育園段階から抜本的に再構築する必要があります。

以下は、6歳児の辞書を用いた授業の様子です。



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