洋室で和食 | フカヒレスープが2300円

洋室で和食

翠州亭 千葉県長柄町上野521-4  日本エアロビクスセンター内


 千葉に到着して、母ら親戚一同と合流。叔父が予約してくれた「日本エアロビクスセンター」のコテージに宿泊。夕飯は同施設の土地の中にある「翠州亭(すいすてい)」へ。


 建物は、旧スイス大使館を移築したもの。なかなか立派な建物だ。外見は和風だったが、われわれの案内された部屋は洋室で、テーブルと椅子。ほほう、こうなっていたのか。


 前菜はタコの酢の物、サーモンのマリネ、うに豆腐、梅ジュース。梅が予想外の柔らかさでびっくり。刺身は残念ながらカツオではなくマグロ。ここの近所の勝浦のカツオは本当にうまいらしい。


 ビールを終えて酒。地酒の「梅一輪」。照り焼きは、写真向こう側の秋刀魚がよかった。炊き物は海老饅頭。


 ご飯はみょうがご飯とアオサの味噌汁。デザートはかぼちゃムース。


 祖父母が食べ切れなかった分もわれわれ兄弟が引き受けたので、非常に腹いっぱい。年を取ると食が細くなるけど、それでも残したくないのが戦前派の心情。特に祖母は、どこに食べにいっても、食べきれないらしい。飽食の時代だが、外食産業は高齢者向けの視点でもっと考えなくてはいけませんな。