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半導体レーザーによる乳腺腫瘍の治療

2012年01月18日
テーマ:半導体レーザー
半導体レーザーの治療で、無麻酔で治療できるものとして
乳腺腫瘍の治療があります。
高齢で麻酔がかけられないとか、病気を持っていて麻酔が
心配という動物で、乳腺腫瘍が大きくなり、痛みが出たり
自壊してしまったりすることがあります。
そんなときに半導体レーザーによる治療を無麻酔でおこない
腫瘍の治療をする方法があります。

乳腺腫瘍の根元に半導体レーザーを挿入に
腫瘍に栄養を送っている栄養血管を遮断することにより
腫瘍が壊死を起こしていき、腫瘍が小さくなり
最終的には腫瘍がなくなるということもあります。

乳腺腫瘍は外科的処置が必要ですが、どうしても麻酔を
かけられない等のこともあります。
そうなると何も手が無い状況になってしまうので、
それよりは、やってみる価値のある治療だと
思います。


$ふじわら動物病院のブログ

乳腺腫瘍の写真です。
半導体レーザーによる処置をする前です。


$ふじわら動物病院のブログ

途中経過です。
一度、壊死を起こしてくるために自壊を起こしてきて
しまっています。
この時は排液もあり臭いもしておりました。


$ふじわら動物病院のブログ

だんだん乳腺腫瘍が小さくなってきています。
排液が少し減りましたが、臭いはありました。


$ふじわら動物病院のブログ

腫瘍が取れてなくなり、傷もきれいになってきました。
排液もなく、臭いもなく、きれいです

このように半導体レーザーで腫瘍を治療する
ことができます。
ただ、時間がかかります。
この子で5~6ヶ月かかっています。
その間は排液があったり、臭いもあったりしますので、
飼主様は大変だったと思います。

それでも飼主様は腫瘍がなくなったと喜んで
いただきました。
もちろんすべてがうまくいくわけではありませんので、
検討が必要になります。

麻酔がかけられなくどうしようもないという
ことより、できる治療もありますので、
あきらめないでください。

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