いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます
9/7・8に東京ビッグサイトで行われた”恋するフォーチュンクッキー劇場盤発売記念大握手会”に於いて、メンバーに問題の印刷されたボード(A5サイズ)を見せ、握手中に抜き打ちテストを行うメンバー”恐怖の企画”
”チーム4研究生抜き打ちテスト”
を実施いたしましたので、そのときのレポをご覧いただきお楽しみください
尚、参加メンバーは、
前田美月・梅田綾乃・岡田彩花・茂木忍・橋本耀・土保瑞希・高島祐利奈・北澤早紀・内山奈月・岩立沙穂・村山彩希の全11名。
※問題レベルにより出演メンバーを変えてます。
第三問はこちら
問題:沙穂ちゃんが富士山の山頂で飯ゴウを使ってお米を炊きました。水も火力もいつも通りなのに固く炊きあがってしまいました。
Q.何故お米が固く炊きあがったのでしょうか?
(中学校理科”物質の性質”と”低気圧と高気圧”より出題。複合的な知識が必要となるため、高校3年レベルとさせていただきました)
もちろん答えてもらうのは、大学生の岩立沙穂ちゃん(文系)と高校3年生で受験も控えてる?内山奈月ちゃん(理系)の2人
~内山奈月③④⑤~
*序盤割愛*
一生懸命考えるなっきーがすごく可愛い
『これ考えたんですけど、富士山は気圧が高いから、』
『低い』
『低いから、融点、沸点が、低く、高くなる!』
『高くなるの?』
『(水の沸点は)103℃です!』
『気圧が低いと100℃より低くなるんだよ!』
『えー!でも、なんでお米が固くなるんだろう!?』
『ん~、』
なっきーゴメンよなっきーにはしっかり考えてもらいたいからヒントあんまり言えない
『えー!なんだろう!なんだろう?』
『また来るね~!』
ちょっと難しい問題にあんまりヒント出せなくてゴメンね
でも、なっきーならしっかり正解出来ると信じてるんだ
~岩立沙穂③④⑤~
※岩立は文系なのでヒント多めで出題
前の握手でテストが気になってたようで、テストガン見のさっほー←
『これ難しいけど、一緒に考えよう』
『沙穂ちゃんが~(問題文を読む)』
『え~っと、富士山は標高が高いから、気圧が高く?』
『低く』
『低くなるから、水の沸騰する温度が高く?』
『』
『あ!低くなるから~、、、』
『炊飯(飯ごう)の温度が上がらなくて固くなっっちゃう?』
『合ってますか?』
『沙穂正解!』
『えー!それで合ってるんですか?(嬉)』
『本当の正解は”沙穂が料理出来ないから”なんだけどね!』
※もちろんこれは嘘です。
『えー!ちょっとそれー!』
『じゃぁまた来るね!』
『はーい!ありがとうございます』
沙穂ちゃん答えられる気しなかったけど、普通にじっくり読み進めて、すんなり答えちゃったなっきーよりもヒントをほんの少しだけ強く出したけど、問題の作りが文系っぽかったからのと、問題に沙穂ちゃんが使われてるからか、正解しちゃった
~内山奈月⑥⑦⑧~
*さっきの続き*
『なっきー!』
『え!?』
『沙穂が先に答えちゃった』
『えー!!!』
『水の沸点が低くなるから、、、』
プレートを手に取り、10秒ほど目の前に持って考えるなっきー
理系女子特有のプライドと完璧主義に火がついたようです
『…。』
『わかりました!!!!!!!水の温度が低かったから、お米が固く炊きあがったんです!!!!』ちょっとキレ気味に言われる←
『なっきー正解!完璧な正解だよ』
『えへへ(照)』
この自慢げなドヤ顔がまた可愛い
『沙穂が料理下手だからってのもあるけど』
『え?沙穂さんそう答えたんですか?』
『いやいや、』
『テストありがとうございます!明日も待ってますね!!!』
『あーーーーーーー!!!!!沙穂ってでっかく書いてある~!!!!』
沙穂推し巨大タオル見られる←
『あ』
なっきーがこれですごい妬くようになったら大変だな見事、自分の力で最後まで頑張って正解を導いたなっきー!沙穂と対決させてるのは、学力的に沙穂とあやなんくらいしか、なっきーに出せる問題解ける子がいないからってのもあります。やっぱり、なっきーの理系女子っぷりは、こういうところでわかっちゃいますね
二人とも、大変な問題を考えてくれてありがとう
解答編
標高3776mの富士山の山頂付近では、我々の住む標高0m付近に比べて大気圧が2/3しかなく、そのような状況の場合、水が沸騰する温度が低くなり、通常100℃で沸騰する水が、富士山の山頂の気圧下では、約87℃で水が沸騰すると言われています。
したがって、通常100℃のお湯と水蒸気で美味しく炊きあがるお米を、地上0m付近と同じ調理法で炊飯した場合、飯ごうの中の温度が87℃くらいにしか上がらないお湯と水蒸気での炊飯になるわけですから、お米の芯まで熱と水が伝わらず、通常よりも固く炊きあがってしまうというわけです。
細かく言えば、我々が暮らしている標高0m付近の大気圧は1013hPa(ヘクトパスカル)あり、富士山山頂は平均で640hPaとちょうど2/3ほど。
水が沸騰する際に、鍋底から出る気泡は、水が気化した水蒸気が飽和している状態。その水蒸気はまわりの湯温と一致し、さらにこの気泡内部の圧力(飽和水蒸気圧)は鍋の周囲の大気圧と等しくなるため、気泡の中の圧力も1013hPaとなります。
沸騰とは周囲気圧が飽和水蒸気圧と等しくなる湯温で起こる現象です。
液体であるお湯の中に出来た気泡の内部はそのお湯から水蒸気という気体に変化しているため、同じ質量でも液体よりも気体の方が体積が大きい水蒸気がより大きくなろうという力が働いて、水表面に気泡がボコっと破裂する動作を繰り返すのが通常の沸騰ですが。
”気泡内部の圧力(飽和水蒸気圧)は鍋の周囲の大気圧と等しくなるため、気泡の中の圧力も1013hPaとなります。”
つまり、富士山山頂の640hPaでの場合、気泡内部の圧力も640hPaとなり、その圧力で沸騰が成立するわけです。
上の図はその飽和水蒸気圧と温度の関係のグラフでは富士山頂での640hPaでは、温度が87℃になると読みとれるため、富士山頂では水が87℃で沸騰するということになります。
通常100℃で沸騰する水が、87℃までしか温度が上がらないわけですから、いつもと同じ調理方法の場合は、温度が上がらない方が、米の芯まで水や蒸気を浸透させることが出来ず、飯ごうで炊いたご飯は固くなってしまったというわけです。
まぁどっちにしろ、沙穂は富士山じゃなくても固く炊いちゃいそうですが←
でも、沙穂が作ったご飯なら生米みたいに固くても美味しく感じるかも
ではでは←