【朝日新聞の記事より】
スマトラ沖地震(2004年)の大津波に襲われたスリランカで
感染症予防の支援活動をした長崎大熱帯医学研究所助教の鈴木基(もとい)さん(39)が、
東日本大震災の被災地で津波が引き起こす肺炎の調査と対策に取り組んでいます。
20日、2度目の現地入りに出発しました。
鈴木さんは震災直後の3月末、
宮城県の気仙沼、石巻、南三陸、山元の各市町の避難所を回りました。
今回は気仙沼市立病院の医師2人と協力、
22日まで同県北部の病院や避難所で肺炎患者の実態を調べます。
鈴木さんによると、
津波の被災地では海水を飲み込んで細菌に感染する「津波肺炎」や、
ヘドロの中の微粒子を吸い込んで炎症を起こす「化学性肺炎」といった特殊な肺炎が発生します。
長引きやすく、重症化する場合もあります。
ただ、慢性的な呼吸器疾患や避難生活のストレスが原因の肺炎との区別が困難で、
正確な情報がありません。
今回の訪問では津波による肺炎の詳細なデータを集め、今後の治療に役立てます。
かつて支援活動をしたスリランカ沿岸部と東日本大震災の被災地は
「驚くほど光景が似ている」といいます。
スリランカではコレラやマラリアが流行する恐れがあり、
現地の保健師に清潔なトイレや飲み水の確保を指導しました。
発生から100日がたった東日本大震災の被災地も梅雨入りが近い。
食中毒も心配です。
「感染症はどこでも起こりうる。日常生活でとるべき予防策が、避難所でも役立つ」。
手洗い、うがい、マスクの着用、消毒液の設置などの徹底を呼びかけたいといっています。
起こる可能性のある健康被害を先読みして、上記のような対策を
どんどんとっていってほしいものです。
食中毒もそうですが、もっと暑くなると熱中症も心配です。
これ以上の二次災害が起こらないことを願うばかりです。
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