排卵障害とは…
卵子の発育が不十分な場合、
排卵が順調に起こらない場合、
重度になると全く排卵が起こらなくなる場合を
排卵障害といいます。
原因としてあげられるものは、
過度のストレスにより視床下部の働きに不調をきたし、
下垂体への命令が一時的にストップしてしまうもの、
高プロラクチン血症により排卵が抑制されてしまっているもの、
黄体化非破裂卵胞(LUF)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、早期閉経、
また加齢によるものなどがあげられます。
黄体化非破裂卵胞(LUF)
誰にでも起こりうる現象で、
卵胞は通常20mm以上になると排卵されますが、
何らかの原因で排卵が起こらず、
そのまま卵子が卵巣に残り黄体化してしまうものです。
黄体ホルモンが分泌されるため、基礎体温は高温期を示します。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
未熟な卵胞が数多くできているにもかかわらず、
成熟した卵胞ができにくく、
卵巣の表面は白く硬くなって排卵がうまくいかなくなる病気です。
エコー検査で「ネックレスサイン」(未成熟卵胞が連なる様子)が認められます。
薬による治療法では、クロミフェンの内服、
hMGの注射による排卵誘発法があります。
hMGは強力な卵胞刺激製剤であるため、排卵誘発する効果も高いですが、
多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群になりやすく、
重症になる割合も多いので特に注意が必要です。
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