藤工房(和裁士うりぼーと店長かめさん)の徒然日記

和裁所の日々や京都、着物、和に関することなどいろいろ!


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去年は出張で海外に行く機会も珍しく多い年でしたが、11月はイタリアに弾丸出張。
 
そんななか、お客様よりメールが。
 
「今シンガポール。バティックで帯作りたいけどどのくらい必要??」
 
「えぇぇ!!!シンガポールからなんですか!? こちら、イタリアですわ💦」
 
てな具合で、お互い日本に居ないのに、仕立の相談とか出来てしまうネット時代なわけです、すごいですねぇ。
 
 
 
現地よりの画像。
 
よだれが出そうなほど更紗がたっぷり。
 
 
他にも更紗帯をお持ちのお客様ですが、今回の戦利品はこちら。
 
で、実際手元に届いてみると、この巾の倍ある品でした。
 
後日、仙台→京都(ここも800kmくらい離れてますけどね汗)で送られて無事手元に。
 
 
こんどは京都と仙台でメールで寸法と柄のやりとり。
こういう幅広の生地で帯や着物を作る場合、どこをどのくらい出すかでガラッと印象変わりますから、ここからは更に真剣モードで見積もりです。
 
巾が100㎝近くある所から、36㎝幅のキャンパスに柄を切り取る作業。
やはり重めの色使いをしているところをどう使うかで印象ががらっとかわると思います。
 
柄は出たとこ勝負で効率よくとれば無駄なく帯が安く作れますが、今回は柄優先で贅沢に切って使ってよいとのご指示を頂けましたので、思いっきり助かります(笑)
 
で、まずはメインに使いたかった濃い色部分を4:6で。
 
 
 
 
これ以外のパターンでのご提案として、濃い色部分を外したライトな印象もどうですか?とご提案しようと思ったんですが、
 
 
 
よく考えたら京袋みたいに両面使えたら二度美味しいことにここで気が付く (;^_^A
 
それではウシシ、ということで、リバーシブルの帯を作る作戦に変更しました。
 
 
そして完成。
 
 
今回はこんな顔の帯が出来ましたにやり
 
 
 
締めたときは関東巻、関西巻で胴部分の表情も変わりますし、一枚で4度遊べる帯の完成です♪
 
 
細長く、残布が残ってしまいましたが、
 
モッタイナイ、ので、半巾帯も作ることにしました♪
 
仕立て上がり報告はまた後日。
 
 
 
 
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振袖のお仕立て直しをお受けいたしました。
お母さまがお召しになった振袖を小学生の娘さんに仕立て直すという内容です。
 
お母さまの振袖は白地に紅型風の彩色を施したかわいい柄でした。
お気に入りの一枚だったのでしょう、着用感があり、時間の経過とともについていたシミが跡となって所々残ってしまっていて、広範囲な状態。
 
染み抜きでもかなりの額になってしまうのと、お嬢さんサイズに仕立て直すということですべて解くので、いっそ汚れが目立たないように薄く色をかけましょう、ということになりました。
 
小学生がお召しになるのに渋い色ではかわいそうですからかわいらしい色で、かつシミが目立たなくなる色に無地染めし、それでもやや残ったきつい部分のみ地直しをします。
 
そしてお仕立て寸法は、十三参りにも着用できるサイズに本仕立し、肩揚げ腰揚げ袖揚げをしました。
 
 
ちょうど新年の踊りの発表会に合わせて年末に揚げ寸法を調整し、立派な舞い初め会をされたとメールと画像を頂戴いただきました。
 
 
 
ご実家からおばあさまも駆け付けたそうで、一枚の振袖を通してご家族の思い出がまた一つ増えたんですね。
お手伝いが出来てとても嬉しく思いました。

レンタルもいいかもしれませんが、一度しか着ないという着物は無いと思います。
それにお召しになった着物には家族の大切なストーリーが必ず存在しますし、それがご家族にとっての大事な宝物かと思います。
 
着物を大事に受け継ぐ方がもっと増えていただけたら嬉しいです。
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最近、注文が多い事例のひとつがこれですね

昔着ていた羽織は丈も短いし、いっそ帯に仕立てたらどうでしょう

もちろん、色柄にもよります。
作れるけど締めない帯を仕立てても仕方ないですからね。

特に羽織には、総絞り、絵羽織、黒紋付き、案外といろいろございますのでご注意くださいませ。

今回お仕立てしましたのは、こちらの帯たちです。





黒のは、バランスといい絶妙の配置。


これでコーディネートのバリエーションが増えました。

使わないのはもったいないので、是非一度相談してみてくださいm(__)m
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伯父さんから頂いた形見分けのお着物。

 

随分軌道楽な男性だったんですね。

 

どれもこれもオシャレな逸品ばかり。

 

夏物、単衣と仕立て直し、やっと最後の袷のきものをお直ししました。

 

この一枚に限っては、男物だけど反巾1尺!(38㎝ですね)

 

裄2尺は欲しいんですけど、、、、

 

ラッキーなことに、少々の残布あり、これと、見えないところから生地をやりくりして

 

割入れ用の生地をゲット。

 

微妙に焼けていたりという箇所もありますが、最善を尽くしました!

 

 

完成です。

 

遠目に見たら、わかりません!

 

 

近くでも、よくわかりません!!

 

 

しっかし、なんてオシャレなきものなんだ~

 

おそらくこの生地巾からすると、女性ものの反物の中から男着物にいけるのをチョイスしてお仕立てしちゃった系なのではないだろうか、やるね~

 

 

落款もあるんですよ~、はい、斉藤三才謹製の小紋!

 

こりゃオシャレなわけですな。

 

 

 

 

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お客様からのリクエスト品、やっと出来上がりました、遅くなっててすいません






以前にコートの残布で作った大きめ巾着が評判だったので、みんなで分けて使いたいということで、紐の色をかえて4枚ほど。

ループエンドはチューリップが希望♪ということで、けっこうかわいらしくしてみましたよー。

そしてかわいい羽織からお孫ちゃんのお祝い着を作った残布で、巾着も作りました。

とってもラブリーです。

お孫ちゃん、生まれたばかりだから使うのはまだ数年後なんですけど、こういうのは嬉しくて作ってあげたくなりますね



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先日仕入れておいた大島紬、残糸で作った大島紬なのでまさに一期一会。

しかも、なんとこの反物は長さも不足しておりました。

まあ、コートにでも作ればいいじゃない、と思っていたのですが、

さすがにキモノ通の男子が現れ、これを着物で着たいということで、


そういえば男物なら何とかなるか!?と思い、裁ちあわせをしてみました。


柄がランダムな横段なので、あまりぶつからないようにだけ配慮してみて考えたら、何とかできそう!

ということで、男物きものを作ってみました。





3丈なかったですが、余裕~~


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お客様からオーダーいただいたのは、5尺(2m)ほどの紬の端切れ。

草木染の織物だそうです、とても上品な生地。

何とかなりそうな長さ・・・ですね。


これで名古屋帯を作りたい!とのことでしたので、やってみました。

まずはどうやっても足りない残り分の生地を手配する。


帯ですから、締め心地は重要ですよね。

紬の生地は摩擦力も大きく、帯にはいいですね。

足りない部分に足すのはやはり同じ素材にこだわりました。

無地の紬地を、同色に染める!

これで締めたときも違和感なし。

太鼓裏も足りないから別生地!

これも別染め、裏は濃い目のほうがしまります。


というわけで、完成。






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先般よりご紹介させて頂いております、仕立とお直し読本にも紹介しておりますこのページ



とてもかわいらしい羽織は、昔ながらの短い丈、今どきの羽織として着るにはちょっと短いのです。
それよりも、このかわいらしい柄!

これは大人用にしておくにはもったいないです。

これで何とか子供用の着物を作りたい、ということで、考えて、下の画のような女児着物を作ってしまいました。






羽織から着物?出来るの?本当か?

女児のきものって着たらどうなのさー、


ということで、実際に御嬢さんがお召しになった姿をお客様より頂戴いたしました♪



ばっちり~~♡




こんな素敵なきもの、今買おうと思ってもえらい大変なことですよ。

とってもすてきなきものはやっぱり大事にとっておくべきですね。

仕立屋さんに任せなさい!

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お着物は、どんなによいものでも日に当たるところに放置しておくと、色やけしてしまいます。

お仕立てご依頼いただいた素敵な紅型の訪問着も、やけがひどい状態でした。

生地も染めもとても良いものなのに、もったいない・・・

ということで、接客業をされているということで仕事着にしちゃうから少々のことは気にしないわ!というお客様はやけが気にならないように全体に色をかけました。


ほのかに残る、紅型の彩色。

ヤケも気にならず、素敵な藍色のお着物に生まれ変わりました。

生地も紬地でしたので、本当に違和感ない良い出来具合でございます。

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昔のお着物は、結構アバウトな仕事をされているものがよくありまして、柄合わせのある訪問着でも生地の端まで柄が入ってないなんてことも珍しくありません。
昔はそんなに裄をいっぱいまで出すなんて仕事はなかったのかもしれませんね。

しかし現代ではそうもいってられません。
こちらも背紋まで入った豪華な訪問着ですが、残念ながら柄が入っていませんでした。



娘さんへ仕立て替えてお渡しするため、無い所には描いてしまいましょう。

職人さんの技術は本当に素晴らしい。
元にあった色のタッチも模倣し、そこだけ新しくならないよう処理しております。
柄もまったくずれていたのですが、見事違和感なく処理していただきました。

これでまた永くご家族のお着物として活躍していただくことでしょう。
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