藤工房(和裁士うりぼーと店長かめさん)の徒然日記

和裁所の日々や京都、着物、和に関することなどいろいろ!


テーマ:

子供のお着物ってお宮参り、七五三、お正月くらいしか着ませんし、


大きくなってしまえばその頃の着物は当然着れませんし


箪笥の中から出すこともないでしょうね~しょぼん



着物の保存で一番の天敵として湿気があります。


そのほか、箪笥にもいろいろありますから、その接着剤成分との


化学反応などでも変色、カビなどになる原因が考えられますが


それら全て、元はといえば


”ずっと入れっぱなし”


ということが原因ではないでしょうか。



よく昔から”虫干し”がよいとか、”着ることが一番の手入れ”などといいますが


まったくこれが一番のお手入れだと思います。


わかっているけど、出来ないのが難しいところなんですが・・・(;^_^A




若い頃に仕立てたピンクのかわいいお着物、


嫁入り道具で持ってきたけど全然着なかったお着物、



箪笥の中に入っているのは分かっているだけでしまいっぱなしの方も多いのではないですか?



わかっていること、


やるとやっぱり違うんです。



先日七五三のお直しにとお宮参りの初着を持ってこられたお客様がいらっしゃいました。



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とても素敵な友禅の初着です。


聴くところによりますとこの着物は娘さんが生まれたときにお買いになり、


三歳のときに祝い着としてお仕立直しをし、ずっとおうちで保存されていたそうなんです。


その娘さんは今度ママとして七五三をします。


20年以上、この祝い着はご自宅で保存されていたそうですが、


シミも汚れも無い、しかも当時仕立て直した際に縫った揚げ取りや袖丸みまで


ちゃんと解いて保存されているので筋なども全く無し!!


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よく友禅の柄で白い部分がございますが、ここの染めは


ちょっと硬かったりしませんか?


ここには糊の成分が使われますので、カビなどが発生し易く


黄変しやすいんです。


このお着物はそれが全く無し!!


筋無し、汚れ無し、黄変無し!!


しかも埃っぽい臭いも全く無く、むしろほのかな良い香りが漂っております。


この完璧なまでの保存状態に、感動すら覚えました。ラブラブ!




やはりお手入れはまめにしていたそうです。


この何十年か、箪笥から出したりしまったりと、お手入れを欠かさなかったとのことです。


このちょっとしたことで、着物は本当に長く永くお召しになることが出来るのですね。


改めて勉強になりました。



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揚取り直し、袖丸みつけて



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お襦袢には刺繍半衿を新調させていただきました。



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もし、着なくなったお着物がある方はこの秋に是非たとう紙から出してあげてください。



着物が呼んでますよー (* ̄Oノ ̄*)


 

タンス開けCHAINA~


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