【私只今老い活中】 老いも生き活きエンジョイライフ

かなり面白く楽しく、そして相当自由に生きて来たが、残念ながら寄る年波である。このblogをいつか女房と懐かしむ事になるかも、あるいは私を気にしてくれている人が読んでくれるかも。などで掲載したものである。



動機は定かではないが、50才の時 なぜか老後を考えた。


おそらく副社長であった弟が主催した、スナック貸切での50才の誕生を祝う会がきっかけかも・・・。

何をどうするとかの具体性はないが、とにかく健康の維持を目的に、スポーツだけを早目にする事とし、年中室内外でもプレーが可能なテニスを選んだ。

60を過ぎてから始めたのでは、遅いのではと思ったからである。


やって来た70才の時、テニスのネットプレーで要求される俊敏な動作に陰りを感じ、さすがに年寄りになった事を意識したが、年相応であろう程度で思っていた。いや、そう思うとしたかも・・・。


だが、75才になったら『後期高齢者の皆さんへ』と言うハガキが来てガン見めだま 。更に翌週、『後期高齢者医療被保険者証』なるものが届いて、さすがに完全に年寄りになった事を認めざるを得ない状況だが、なにせ実感がない。


昨年あたりどうしたもんかと悩んだが、未だ(2016/4)答え出ず。

だが、毎日はエンジョイしているのだ。

週一会社・週三テニス。夕方には野菜と庭の手入れ・池の鯉、メダカ、カエルの餌くれ。夜はnetshopの対応などで結構忙しい。



このblogは各ページを上段と下段で二つのドキュメントで構成した。

上段は『今、その時々』を、下段は『過去から現在に至る経緯』を時系列で掲載したが、上段と下段はいつかは交わるはずだが生きている内に交差させ、余生のみを残したいものである。


テーマ:

〖男と女の物語〗

男に追われ社長室へ逃げ込んだ新入社員。

熱烈片思いの女性が結婚。自殺するのでは。

大人の恋に口出すな不倫事件。

大晦日にダンナと間男が隣り合わせて勤務。舅尾行のお手柄。

毎日お菓子をプレゼントした女性が、隣に座る同僚と結婚。

昨日、ラブホテルで『お上手ね』と言ったばかりの女性が入社。

頭上を飛び交うにラブコール。

彼女にふられて風呂場で手首を切る。母親悲痛な救助依頼。

『最近彼氏が電話が無い』と相談。有給休暇狙いか。

 

〖泥棒物語〗

倅が勤務先の金庫から失敬し、裁判所書記官が退官。

P/Cソフトをコピーする為、大量のフロッピーディスクをアタッシュケースに。

前職の顧客取引一覧を手土産に入社した初老。

会社乗っ取り未遂事件。

 

〖傷害・死亡事故〗

二次会途中で飲酒運転事故・死亡一人。

農薬誤飲で死亡。

現場研修中に倒れる。『うちの主人を殺す気か』と奥さん。

 

〖潔癖症〗

出社すると電話機・キーボードをアルコールで拭く新入社員。

帰社すると石鹸で両手を10分洗う潔癖男。

男性が地下ずくと身をそり返す中年。

 

 

 

 

 

 

 

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中庭に地元のコケ5種類を張り、コケ庭と称したが、夫婦が談笑するスペースがない事に気づき、

苔庭の前をおよそ円形に整地し、コケと樹木と第八車の輪っかなどでロケーションし、テーブルを中心に置いた。

結構な空間となった。

 

が、どうにも静寂過ぎる。面白味がない。

噴水で水と音を感じたく、石臼に水を張り水が循環する噴水器具を設置し、まんざらでもない気分に浸ったが、どうにも書斎前の池が気になるのだ。

 

浅い為、鷺と猫にやられてしまった。

周囲を金網で囲むのでは芸がなさすぎる。

かっこよく、出来れば芸術的な池としたい。

地面は固く掘りづらく、面積を広げる事とし、広げた分を2分割して、メダカや川魚専用とした。

周囲は背の高い石や第八車の輪っか、ナマズの水槽などで囲み、念の為テグスを2本張て防御。

池の中には、ろ過機・噴水2個そして、滝を作り下からライティング。

結構かっこがついた。

だが凝りだし病がうずき、しし落としを追加し、水の音と竹の鳴る音のハーモニーが、誠に心地よい。

 

更に半畳ばかりのスペースに、数種類のコケを植え、そこにミニ灯篭・岩やアンティーク燭台を配し、ここにも、テーブルと椅子に脚を置き、池庭を愉しむ事とした。

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12月に入ったら、玄関前の枯山水風庭園と、中庭のコケ園の冬囲いの大仕事が待っている。

・・・・などと言っていたが、大晦日、正月、立春を過ぎ、隣家のソメイヨシノが五分咲きの4/3である。正しく光陰矢の如しである。

 

冬囲いは竹の枝を妻の知人から頂いた事もあり、全面的に使用し、低木と苔を覆った。

が、雪が解けた後の小枝拾いが半端なかった。数センチの小枝が苔に無数に刺さっていて、

それを一本一本引き抜くのである。

今年は熟慮を要す。

 

おかげさまで無地正月を迎える事が出来た。

 

さて、かねがね気にしていた道路から19段の階段脇のコンクリート斜面の活用である。庭師は『もったいない空間』と言う。同感である。幅2メーターにして長さ10メーターの無毛のコンクリートスロープ。

通行人からは、単調な斜め上に伸びたコンクリート面に過ぎず、芸のない事この上ない。

そこの頂上、つまりは玄関前は昨年造った『枯山水風庭園』がある事からして、コンクリート斜面につなげた庭園にする事と決意、降雪の目途とする2月中旬から作業する事とした。

 

だが、思うたら病。庭園のデザイン・資材などが頭を駆け巡る。悪しくも2/1雪もなくピーカン。

しかも、ホームセンターの初売りのニュース。もはやじっとしていられない。とにかくホームセンターで20kg入りの山砂袋を買い、とりあえずコンクリート斜面にバラまいた。

しかし、砂は約100袋必要な事と、なだれ現象の防止用に重い石を数か所置く必要がある事が判明。

石探しをする事となる。

 

 

 

かけ・破産管財人から会社譲渡(時系列10)

野面積み風の市役所の石垣に腰かけてかれこれ1時間・・・。

中心街を貫く国道の向かいはデパート。間断なく自動車が行き交え、キャッキャとはしゃぎながら小走りに過ぎ去る女子高生達。弁護士事務所からの帰途、座り込んだのだった。

 

だが、私にはそれらは三猿が如しの光景であった。

『破産会社からの営業権譲渡は、危険だし、めんどうが起きるので、辞めた方が・・・』が、弁護士の弁。

 

現状、職域販売先として大手である、県警・経済連・郵政との取引に成功し、超多忙な連日。

社員を増やし、銀行取引も順調。

なのに

『弁護士と相談しなければならない厄介な事業展開の利得は?』

『弁護士は医者同様に大事を取ってのアドバイス・・・なのでは』

『弁護士は辞めろでは無く、辞めた方がなのだ!!』

イケイケの若者は、興味のおもむく方向へと、都合よくホジテブに思考した。

 

『弁護士の言い分はゼロでは無く、可能性までを否定はしていない』

『医者は、風邪や擦り傷でも完治一週間と言う・・・大事をとって』

『管財人からの営業権譲渡話など、そうそうは無い』

 

結局、『固定売上形成のチャンスとして、勇気を持ってトライ』

との結論に至り、市役所の石垣から腰を上げ、会社に向かってスタスタと歩き出した。

太陽は西に傾き、ようやく周囲の喧騒を意識した。

それにしてもにたばこも吸わず石垣に1時間も腰かけていたのに、尻の痛さを少しも感じなかった。

 

社員全員を集めた。

悩んだが譲渡を受け、再建の説明をする事としたのだ。

 

支払いの手形が月末一回から2回となり、給料の遅配を耳にしたり、経理部門の混乱

白地手形の振出依頼など、末期的状況を呈している事から、当方は預かり手形の割引を急ぎ、倒産一週間前までに全額の換金を終了した。

仮に倒産し不渡りとなったら、割引引き受け銀行には、超長期の分割で返済する事としていた。

もっとも、その銀行は万が一銀行として取引をしていたのだ。

 

白地手形発行依頼は下請け各社に要請し、当地の空港まで持って来てほしいと言うもので、もはや常軌を逸していて、当然お断りをしたが、多くの取引業者はそれに応じ、それは好き勝手な金額が記入され、倒産会社のメーン銀行に提出され、返済を求められる事となった。

 

そして間もなく銀行がありったけの手形の提出を要請。倒産同日12時までに融資の結論を発表する事となったが、案の定メーン銀行は取引停止を発表。手形は同行の返済原資の一部に充てられたのだ。

 

 

全員が不安と好奇と緊張した眼差しで私を凝視。

 

『当県の営業権は、破産管財人から当社が譲渡を受けた』

『今後は新たな経営者のもと、安定した透明性の高い会社となる』

『とは言い、給料の未払いがあったので、その全額を本日現金で支払う』

『以上を前提に、皆さんといろいろと相談したい』

と、事は進んでいった。

 

疑心暗鬼・黙して語らず。

瞬きもせず私の話を聞く。

身じろぎもせず腕組みする者。テーブルに両手を投げ出したままの者。

会社を、社長を信じられなくなっている人間模様が眼前に広がる。

かわいそうに、当然であろう。

生活が、人生の岐路がかかっているのだ。

 

『明日までに回答を下さい』

『されではこれから未払い賃金をお渡しします』

あらかじめ入手してある賃金台帳に基づき、基本賃金の入った袋を渡した。

笑顔もなく、ありがとうもなく無言で、それぞれが片手で受け取った。

 

もしかすると失業し、生活費に困窮の立場の皆さんに、救援を手を差し伸べているのだ。

 

戻らなくても金を返さないかも、それでもいいか。

 

 

見たことも、思ってもみなかった風景である。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『そんな恰好でしてなくてもいいでしょう・・・!!』

 

常務の言い訳に反射的に言い放った幸子の甲高く、戸惑いの一言が部屋に中に響いた。。

無理もない。

忘年会の宴も終わり、同僚の洋子と二人で温泉でのんびり、ほんのりの幸せ気分を過ごし、浴衣にタオルを首に巻き、長い廊下を地元の民謡を鼻歌まじりで、少し前に戻った洋子との部屋に向かったのだ。

 

戻ったら、洋子と楽しかった宴会の話しやら、仕事の愚痴やらで、話に華が咲くであろうなど、ほくそ笑みながらドアノブを回し、ドアを開けた。

が、あろう事か、眼前で洋子と常務がベッドの上で、あられもない行為の最中だったのだ。

幸子は、人様のその最中の行為など見たこともないし、ましてや常務取締役と洋子がである。幸子にとって想像だにしない、異次元の空間なのである。

幸子の思考回路は瞬時に停止し、僅かに防衛本能が『なにしてるんですか?!』が第一声となったのである。

 

そんな場合、絶句もあろう。バターンとドアを閉めて立ち去る人もいるかもしれない。

が、幸子は極めて純朴で素直なな性格。

条件反射的に、とっさに出てしまった・・・と、のちに私に語ったのであった。

 

振り返るに、洋子は幸子よりやや早めに温泉を出、幸子は20分ほど後に部屋へ戻ったのだ。

事前に打合せがあったのか。偶然なのか。なぜ常務の部屋ではなかったのかなどは疑問のままである。

 

『なにしてるんですか?!』

動きを止め、振り返った常務が・・・

『打合せをしているんだ』

幸子が

『そんな恰好でしなくてもいいでしょう・・・!!』

と吠えるがごとく言い放ち、パターンとドアを閉め、小走りにロビーに向かった。

 

『大人の恋に口出すな』物語は、ここからスタートしたのだった。

いや、火種は少し前からかも・・・。

 

常務はコンピュータシステム開発部門を担当し、自身も優秀なシステムエンジニアであった。

30代前半で、同年代の奥さんとは、事件当時子供が生まれたばかりの、幸せそうな家庭であった。

当時、同部門は多忙を極め、プログラマーの募集をしていた。

応募して来たのが洋子であった。

洋子も常務と同年代で、建築会社のシステムエンジニアをしているご主人と二人暮らしであった。洋子は肉感的で、愛想も良く、人に好かれるタイプであった。

のちに判った事だが、ご主人の勤務先と当社とは、大口の取引先であった。

冷や汗ものであったのだ。

 

常務が、入社した洋子を私の部屋に紹介に来た。

一日も早く実務に慣れてもらいたい、との意味で常務に一言・・・。

『しばらく、ピッタリとくっついて指導しろ』と。

まさか、この一言が不倫騒動を誘引したとは思えないが、きっかけか・・・??。

 

入社後、幸子が温泉で遭遇した事件まで、二人の関係の噂はなかった。

が、洋子が入社2年目を迎えたころのある日・・・

『お宅に努めている洋子の父ですが、お宅の常務の事で相談したい』

との、突然の電話。

不倫問題など、まるで想像だにせず、恐る恐る面談した。

 

『お宅の常務と娘が、男女関係になっている』

『上司と部下の不始末。ご指導願いたい』

要旨は以上だが、事実関係を確認し、善処に協力する旨を伝えた。

 

早速常務を呼び出し、事実関係を確認した処、二人の関係を認めた。

解任

ソフト盗難未遂

アメリカ出張

奥さん入社式

実家乗り込み 大人の恋

残業と言ってホテル

 

 

 

 

 

 

 

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新年度がスタートした。

 

実質世帯交代をした新年度は、代表権を持つ副社長が戦略を立て、事業計画立案の指揮を取り、組織はほとんどガラガラポンで斬新である。

特筆は主要7人で構成した『MI-7』の新設である。

評価すべきはこのMI-7に事業として、創業50周年を記念しての社屋立替を中期目標とし、それに向けての短期売上げ計画を立てさせ、中長期経営計画の基礎の確立を模索している事にある。副社長が練りに練った作戦であろう。

人材からしても、成功すると思える。

 

副社長は長年コールセンター事業を担当後、2014年に部門長会議を主宰、議長を務め、その功績により、翌2015年に取締役副社長に就任、初代副社長同様に、会社運営にあたると同時に、トップセールスも怠りなく、大口受注に努めた。

この年から当社の年間スローガンを掲げ、当社の明確な方向を示し、意志の統一を図った。

ちなみに今年(2017年度)は『教養人たれ』とし、教養を身に付けることにより、思考力と感受性が高まり、質の高い決断を安定的に下せる事となると、キックオフミーティングの場で披露した。

2016年には代表権を持つ代表取締役副社長に就任し、実質社長を代理した。

同年、特筆すべきは、私の77才の祝いを、月岡温泉で盛大に祝ってくれ、記念に錦織 圭モデルのテニスラケットをプレゼントしてくれた事である。

 

そして2017年度は、創業者として歓喜感涙の前記戦略。異体同心を実証。

振り返れば、初代副社長は私の50才の誕生会をスナックを借り切り、盛大に祝ってくれたが、2代目は、初代を超える巨大なプレゼントであった。

 

 

が、その戦略は常務取締役の存在なくして、成功はあり得ないのだ。

財務、税務、会計のプロにして、相当こやかましい主婦でもある常務は、最後の最後は決して妥協はしない論拠と性格の持ち主であり、副社長をやや距離をおいて見守る事だろう。

最も、親子ほど年の差もあり、黙っていても姉さん女房を演じるであろう。

 

決算予想も良好であり、新年度計画も評価できる事からして、役員賞与を議題とした臨時取締役会を開催した。

当初副社長がインセンティブの提案をしていたが、取締役には似合わず、役員賞与の支給とした経緯がある。

支給比率は担当業務の責任、業務貢献度、仕事の軽重などからして、事業担当取締役が50%。財務担当取締役が30%。社長が20%とし合意した。

 

初社員募集(時系列9)

美容院経営者との結婚を機に、脱サラし、職域ルート販売を目指し、県警、経済連との取引に成功し、超多忙な様相を呈して、自身のキャパを超えた事と、新規開拓の為事務職員と営業員、工事要員合計3名を採用した。

初職業安定所への募集であった。

農舎改造にして社員ゼロの処へ良く来てくれたものだ。

 

さて、突然郵政局から防犯ベルの入札参加の要請が舞い込んだ。

なんでも、地元の業者の採用により、小回りがきく利便性などで県警に業者を確認して、当社を選定したとの事であった。

『県警が推薦し、県経済連とも取引』のある当社は、なんの疑いの余地もないのであった。

見聞きした感じはそうであろう。が、なにせ前述募集規模の会社であるのに。とほほであった。

 

適正入札金額は神風が吹いて承知していた事もあり、競合大手4社を抑え見事落札。

とんでもない事になったのである。

二県にまたがる100郵便局に防犯ベルの設置工事を二か月の納期である。

とんでもない数の受注。

まずは落札、後の事は落札してから考えれば良い・・・的な性格。

帰りの汽車の中で、発売されたばかりのナショナルの電算機で原価計算。

工事は各県の電気工事業者を想定し、翌日からは施工業者交渉となった。

もっとも、県外は現地の県警に業者を紹介して頂き、説明会後2社に依頼する事とした。

 

当初、私と妻の弟がペアで一日2局の工事をした。

なにしろ現地には朝8:30に到着するスケジュールであった為、自宅からは早朝出発した。

帰宅は夜半になったが、夕食後に町内会に配布する回覧板作りや、市販用の受信機を作るなどして、睡眠は5時間であった。

回覧板は父に原稿を渡し、ガリ版に書いてもらって、印刷や回覧板つくりは、妻が手伝ってくれた。

 

警察

県警の防犯・捜査部長会議で『科学防犯』の説明をし、県内33警察署の朝礼に参加し、補足説明をした。

尚、駐在所には有線放送をする為、専用マイクが用意してあった。

その他職域防犯連絡会議や、自治会の防犯連絡会議、集合住宅での事件発生から逮捕までの実演。警察展覧会への出展。『暮らしと警察』等の警察発行の紙誌への案内。

なによりも、各警察署への定期訪問などで、積極的な販促活動を実施した。

 

経済連

 

郵政

 

警備保障

 

CSL

 

 

 

 

 

 

 

 

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(日記) 

 

 

ヒドジョウが、水中蛍光灯の上で、のんびりお昼寝?。

彼はここがお気に入りで、夕方5分ほど活発に遊泳後、このお気に入りで休憩し、隠れ家の砂場に潜って微動だにしない。

この60cmタイプの水槽には、メダカ、ヨシノボリ、水泡魚、タナゴ、くろドジョウ、それにタニシと貝も一緒だが、けんかはしないようである。が、仲良しの様を見た訳ではない。

くだんのヒドジョウは、夜行性で、昼は石貝の後ろで隠れたつもりで爆睡しているが、夕方ころから水槽中を泳ぎ回ぎ、ときどき水草や水温計、貝の住まいの砂箱。一番のお気に入りの岩の上でのんびりと過ごす。

それに引き換えくろドジョウは、終始泳ぎ回っていて、落ち着きがない。

 

本来この水槽には、メダカだけを鑑賞するつもりで20匹入れたが、なにしろ地味なのである。確かに可愛いのだが面白味がないのだ。

 

そこで、ヨシノボリとタナゴを入れたが、産卵に石貝を入れると良いとのアドバイスがあり、お仲間入り。

ヨシノボリは水草や水槽のガラスに鳥のように止まったり、底を歩いたりで、愛らしい顔つきと相まって、見ていて飽きないし、なんとなく不思議なのだ。

後刻池に飼育していた水泡魚とドジョウが体調不良のため、この水槽に避難させ、現在に至っている。

 

立冬も過ぎたこの時期、庭師がやって来て、剪定や冬囲いをしてもらっている。

今年は形の良いツゲの雪対策で、吊るか下から支えるかで討議。我が家自慢の庭木だが、西側に伸びた枝が問題で、雪の重みで折れるおそれがあるのだ。

結局はパイプ(単管)を棚上にして支える事とした。ここまでが庭師。

12月に入ったら、玄関前の枯山水風庭園(自治会長評価)と、中庭のコケ園の冬囲いの大仕事が待っている。

それに、初雪直前には、玄関前と正面階段及び裏階段。それに物置までや裏階段までの通路に、融雪プロテクターを張り巡らす。

正面階段は19段あり、まんべんなく雪を解かすには、なかなかの工夫が必要なのだ。

 

 

 

 

 

    (事務所開設 時系列8)

事務所もなく、実家を休憩場所としていて、まだ事務員員など必要としなかった。

が、しかし、一人でもやっていけたが、如何せん名刺に実家の電話番号を印刷してある。

たま~に電話が来ると母親が『今いない・帰って来たら電話をさせる・どちらさんですか?』の3点を聞く事としていた。

母は生涯を農業と子育ての苦労人で、いわゆるビジネス用語だの、ビジネス電話の応対の方法なと、判ろうはずもなく、教えて出来るお年でもない。

従って、知人と電話で世間話をしている普段着で良いと頼んだのだった。

 

お客さんにはネタバレしていて、『おばーちゃんに言っておいたよ』・・・などと協力的だった。

電話番は、一カ月たった5,000円のバイト代だったが、現金収入のない母は大いに喜んでくれた。もしかして母の慈愛かも。

 

ところが、母親の留守中に電話が来ると、父親が出ることがある。

本当は出たくないのだが、農協だの知人だったりもするし・・・。

ところがこのオヤジ、専業農家にして一国一城の主であり、家長にしてオーナー。なにしろ偉いのだ。怖いものなど密造酒の査察官以外いないのだ。

当然にしてビジネス用語などは海の彼方・・・すら怪しい。

愛想もくそもないのである。そして、打たれ弱く、電話相手が苦情を言ったりすると『俺は父親だが、事務員ではない。従ってあんたに叱られる筋合いはない』さらに、私との関わり、私の立場など、個人情報保護法もへったくれもない事を喋る。 

暇なもんだから、話は長く、そしてくどいのだそうだ。

お客さんには平身低頭していたが・・・。

そんな事もあり又取引先も増えた事もあり、実家の作業小屋を改装し、事務机と、バカ高い応接セットを購入。電話も入れ道路向かいの奥さんを事務員として、来て貰ったのである。

お向かいのおくさんは、一般事務員の経験はあるが、会計処理の技術はなく、経理は、毎日経理事務所指定の『日記帳』を付けていた。

この奥さんの

 

 

 

 

 

 

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まだ5時なのに街灯が自動点灯し、対向車線の車も前照灯を点けている・・・。

気が付けば晩秋。いや、テレビが今日は立冬と言っている。

引っ越して2度目の冬を迎える事となるが、家具や調度品も定着し、近所付き合いも浦島太郎状態から、日常化している。

庭造りも初年度としては上々の出来。来宅者の評価も上々・・・かな。

 

先月は畑作物の後始末と、ぶどう棚とバラ棚を整備し、来年に備えた。

来年にはぶどうが棚いっぱいにぶらさがり、苔庭はバラに覆われた門が歓迎するはず。

畑には秋野菜も考えたが、不慣れな事もあり中止。この秋は庭木を3本移動のみ。

だが、10/30朝、新聞を取るのに玄関を開けたら、目の前に『鷺』が一羽いるではないか。

背丈40cm、足は細長く、20cmはあろう尖ったクチバシ。全身これ灰色である。

一分ほどの睨みあい後、くだんの鷺はパタパタと音を立てて飛び去った。

鷺は川辺や田んぼで、遠くから何気に眺めた事はあっても、眼前にして飛び立つ様は、誠に迫力があり、多少の恐怖を覚えた。

実は最近近所の猫が、我が家の池の鯉を狙った事もあり、それが対策を試案していたが、

鷺が同様の犯罪に及ぶことは必定。

早速にもホームセンターから、防鳥網を買って来て、池全体を蒲鉾状に覆った。

が、鷺の習性が不明。念の為有刺鉄線を買って来て、防鳥網の上から張り巡らした。

 

下見に来たその鷺師、早速翌早朝来たらしい。すみっこから池に入ったらしく、コンクリートに足跡が残っていた。

あわてて鯉の数を数えたら、半分ほどいなくなっている。

犯人は鷺師に決まっている。わずかな隙間から池に入ったのだ。

あわくって寸分の隙間もないように、防鳥網と有刺鉄線を張り加えた。万全・全く安心。

 

翌朝から鷺の生態を観察する事とし、防犯カメラの位置の変更と、望遠レンズ装着のカメラを用意した。

早朝と午後2回確実に飛来するが、網を破くとか、下をくぐるとかはせず、ただただ池をジーって見つめているだけで、5分ほどすると、どこかへ飛んで行ってしまう。

2~3日すると全く来なくなった。

 

が、落ち着いて池を眺めたら、明らかに異様。

砦と言うか、ボロ小屋と言うか、全くみっともないのである。

それだけではない、女房が有刺鉄線に服とか袖をひっかけて激怒。

なによりも、餌をやるときにはなはだ不便。って言うか危険。

近々にも庭師がくる事もあり、有刺鉄線を撤去した。

 

そうこうしている内に初冠雪のニュース。池の水温が一桁となり、ヒーターを入れてやった。

そんな秋の終わりにして、初冬を迎えた。

来月には庭木の冬囲いや、消雪パイプの敷設をする事となる。

 

 

 

県警御用達(時系列7)

 

県警御用達の業者なら問題はない、信用できる・・・。普通はそうであろう。

 

さて、郵政省は宿直による加重労働と、費用負担が問題となっていた。

そこで将来郵便局の宿直を廃止し無人化を視野に、まずは威嚇防犯ベルの設置計画を立てた。

侵入すると道路側に設置したベルが鳴動し、侵入者を威嚇すると同時に、通行人や隣家に異常を知らせるという仕掛けである。

そんな訳で従前の業者と、利便性から地元の業者選定に、県警に相談した事で当社も入札に参加する事となった。

入札参加資格はなかったが、県警御用達が功を奏したのだ。

 

当時入札参加資格業者は5社であったが、郵政局は日常的に発生する障害対応には、利便性からして地元の業者が好ましいとの考えがあった。

幸いおよその予算を知る事が出来た。しかし確実に落札するには他社よりも安くする必要があるが、企業秘密を駆使して、なんとか落札出来たのだ。

が、まずは落札。売ってこそ次がある精神の小生。社員ゼロ、なのに施工は何とかなるダロー運転。

それでも県内は知合いの電気工事業者を目論んでいたが、県外はどうしよう・・・・。

落札当日の電車の中で、ダローを脳裏に、最近発売されたナショナルの電算機で原価計算を終了し外注費を試算。

県外は、同県の県警から優秀な工事業者を紹介してもらうと、勝手に思った。

翌日同県警の防犯課に電話し、『メンテナンスと仕事とお金は地元に』などと訴え、業者を集めてくれる事となり大成功。正しく『為せば成る』である。

以後20年のお付き合いとなった。

 

さー、県警御用達にして、官庁とも取引している当社は立派なのである。事務所もなく社員もゼロ。でも、実績は信用を裏付けてくれる。

やがて、400農協、政府米保管倉庫2000棟を擁する、県経済連から米倉庫に現場鳴動タイプの自動威嚇防犯ベルの設置を要請された。

  

しかし、機種選定には経済連の技術担当者と、毎週一回協議し改良を繰り返し、合格したのは6カ月後であった。約30回通ったのであった。

合格祝いに経済連の営業担当者が『おめでとう!。良く頑張ったね。だけどこのかつ丼を食べる事が条件だよ!!』と、にこやかに丼ぶりを差し出した。

有名な『とんかつ太郎』のかつ丼を事前に用意してくれたのである。慣例ではなく、特例であったのだ。それも、まだ11:00なのにである。

半分ほど食べたところで『すみません。次の仕事の時間が来たので・・・』と言って、小走りに去ったのであった。

感涙で胸がつっかいて食べられなかったのだ。

一生忘れられない出来事である。

 

なんと、TRUNP当確のニュース。

世界が変わる。

 

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春を愉しむために、2月中旬から庭造りを開始したのだ・・・などと楽し気に語っていた。

が、8月も下旬。ミンミン蝉の大合唱と、夜な夜な鈴虫の独唱会は初秋を匂わせ、間もなく

涼しくなる事を期待させる。

 

夕方6時に庭木にシャワーするが、特に苔庭にはたっぷりと水をやる。それと朝顔・ひまわりなどの夏を彩る植物にも丁寧に水をやる。

   

庭に隣接した小さな畑には胡瓜・トマト・茄子・西瓜・南瓜など、夏物野菜を栽培しているが、これらは収穫した後に水を根本と、葉っぱに上からシャワーする。

  

   

       

                (今年の果実)

 

それらの手入れや草むしりは水くれ後にするのだが、その際にお化け胡瓜や茄子を発見し、逞しさにビックリする。

水くれが過剰な為に胡瓜などは水っぽくなるが、熱いとやはり水の量が多くなる。

だが、収穫直後のミソ胡瓜は、ビールのお供に最高。至福×2。

これ約一時間。実に楽しい。いい老後を認識させる。

 

お次は池と三つの水槽のめんどうをみる。

池には真鯉・ヒゴイ・フナ・金魚・メダカ・ヨシノボリ・ハゼ・ドジョウ・カラス貝・二枚貝を一緒に飼っている。

  

餌は全て金魚の餌で勘弁してもらっているが、よく食べまるまるとしている。

アフリカヒメツメカエルの水槽には、解凍したミジンコを投げ込み、メダカ専用の水槽には5種類のメダカが棲んでいて、死んだメダカを探し出して、川に捨てる。

最後に川魚専用の水槽には沈殿性の餌をパラパラと入れてやる。

いずれにしても水温と水質には要注意で、気温が30度以上になると、井戸水を注ぎ込んでやる。かれらも喜んで注ぎ口に集まってくる。

人間も、草木もそして魚たちも同じように暑さを感じているのだ。

これに約30分。

 

夕方の1時間30分は愉しいから楽しいか、多少めんどくさい・・・かな。

春を愉しむために開始した、2月中旬からの作業は、夏の自然をまるっきり忘却の感あり。

秋には来年に向けての大改修を予定している。

 

リオのオリンピックも終わり、間もなく当社の年度末。

    

    

    

    

                   (我が家を彩る季節の便り)

   

 

警察と販促 (時系列7)

 

案の定交通課は、踏切の警報機の違反担当であり、防犯警報機の事は知らなかった。

一言で言えば、県警は防犯の啓蒙はしていても、機械的、科学的な侵入盗の防止法は知っていなかったのである。

 

そこで、県警の防犯課長会議・町内の防犯模擬訓練・町内の防犯連絡所・自治会・職域防犯会議・県警警察展へのデモ参加。

『くらしと警察』等の警察発刊紙誌・回覧板などでの広報。

更に、県内各署の朝礼時や、各署の防犯課、捜査課への定期訪問などで、科学防犯の仕組みと効果を認識させる事に努めた。

  

(住民にシステムの説明)  (警察の模擬訓練)

当然社員などはまだ居ない。私一人である。

昼間は顧客訪問、夕食後に『ガリ版』で、説明書や回覧板を作るのであった。妻は面白がって手伝ってくれた。

テレビ見ながら、ダベリながらのながら作業で楽しかった。

 

さて販促である。

警察は物売りはしない。だが防犯協会は民間であり、その活動の一つに犯罪防止の啓蒙活動である。

そして、都合の良いことには、各警察の防犯課の部屋に事務局があり、局員は警察定年者の天下り先でもあった。

 

なにしろ売らなければ女房に給料が払えない。本物の髪亭にはなれない性格。

そこで考え方として、県警本部を商社、県内の33の警察署を代理店、町内会を小売店と位置付けて、それぞれにバックマージンを提示した。

予算化されている役所である。マージンは文具や、飲み会に化けた。

その内警察署間の普及競争が始まった。隣や同規模の普及率が気になるのだ。

 

              (警察展覧会に出展)

さて、普通警察は怖いのである、しかし私は恐ろしい力を持つ商社に思えて来た。

やがて、郵政局と経済連から『県警御用達の業者』として入札参加資格を頂戴した。

おもしろくなって来た。とてもじゃないが電話番くらいおかないといけない。

母や父が活躍するのだ。

 

 

 

 

 

 

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社員主催の喜寿の祝いを、月岡温泉で祝ってもらった。6月23日(木)・24日(金)の一泊二日である。


副社長の発議で部門長会議で決定したとの事である。

振り返れば50才の折に、初代副社長の発議で、スナックを借り切って誕生会をしてもらった。費用は会社負担であった。記念品にカラオケテープセットが用意され、花束をもらった。


今回の誕生会は『23日の3時半までに会社に来るように・・・』のみを告げられ、会場や参加人員等はナイショとの事であった。

又、休日ではなく木金の理由は、旅館代が安いからとの事であった。

記念品として錦織圭最新モデルのテニスラケットと、特大の花束が用意されていた。




ちなみに会費制であったとの事である。

実に27年ぶりである。

その間古希を含め、会社幹部の発議での誕生会はなかったのである。

正しく当社の体質を如実に物語っている。


世帯交代も進み、平均年齢も下がって来た。社内の雰囲気は爽やかにして明るく、27年前に似ている。

嬉しい限りであり、誠に気分良し。





  

起業試行錯誤 (時系列6)

 

結論は脱サラ。何をどこでなどは全くなく、サラリーマン視点から起業する者として世の中を見ることとし、車を市内中心部へと走らした。

普通こういう行動を『無茶・無謀』という・・・。が、日頃行動の方が早く、ネタを見

つけては試行と錯誤をする性格であり、私的には日頃に過ぎない。

 

十字路の交差点が赤信号となり、デパートの最上階からの『防犯運動週刊』とのバカでかい垂れ幕が目に入った。

それはその日初めて私の脳を刺激したフレーズであった。

 


垂れ幕は犯罪を防ぐための啓蒙に過ぎず、科学的に回避する為の匂いがしない。警察は犯罪の防止にどんな科学的手法を用意しているのか。

思い起こせば首都圏では、防犯警報機が販売されている。

 

名刺も、カタログも、提案書もコネなどもあろうはずもないが、まずは県警本部に行って見ることとした。

県警は県庁にあり、案内板の前に立った。実に多くの部署があり組織の大きさには驚いたが、その中に『防犯少年課』という部署があった。

『防犯=警報』の図式が浮かび、アポなしではあるが訪問することとした。

『為せば成る・・・』のである。こういう時は『無茶・無謀』などの熟語は浮かんですらこないのだ。我ながら不思議な人物と思う。

 

大扉をノックしたがなんら反応がない。おそるおそる中に入ったみた。

バカでかい部屋はシーンとしていて、さすが県警と思った。

一番奥で座っている人が部門長であろうと見当をつけて、ずかずかと向かった。誰も声もかけず、止める者もいない。

まさか一般人が入ってくるとは思わないのだ。好き好んで県警本部にくる奴はいないのだ。

これは読みどおりの展開であった。

 

『警報器の事でお伺いしたのですが・・・』



突然見知らぬ男が机の前に立ったものだから、書類に目をとおしていた防犯少年部長がギクッとして私を見上げた。

が、さすが返事は早い『警報器の事なら、交通課だが・・・』

『係長、交通課へ案内してくれ』

 

どこのどいつかも判らないのに、こういう流れになってしまったのだ。

 

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