映画「靖国」に連れてって。
テーマ:ブログ映画「靖国」。http://www.yasukuni-movie.com/ 配給会社からだいぶ前に送ってもらっていた。良質なドキュメンタリーだからたくさんの人に観てほしいと思っていた。ところが事態は周知のとおりである。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/yasukuni/
TBSラジオ・アクセスでもバトルトークのテーマとして取り上げたけれど、「靖国」の上映中止・延期騒動はむしろ同映画を観たいという気持ちを煽る結果になり、結果的には今後は当初予定よりも多いハコでの上映がなされていくだろう。
アクセスでもしゃべったが、新聞各紙の論説などはこの問題を「表現の自由」の侵害だと書いているけれど、ぼくは違和感を否めない。
憲法は国家権力へ対しての国民の命令であり、私人間を縛るものではない。あくまで国家権力の暴走の抑制が憲法の本質だ。
だから日教組の集会をプリンスホテルが拒否した問題もしかり、靖国上映中止問題を憲法の問題としてとらえるのはいささか筋違いだと思う。
これはプリンスホテルと日教組、映画館・配給会社と右翼との関係の中での問題だ。
国立・公立の映画館や施設が一方的に拒否をしたのなら、それは「表現」に対する侵害という理屈もなりたとうが、安易にこの手の問題を憲法問題にしてしまうのはある種の思考停止である。
ただ、ホテルと映画館は「ちがう」。映画館は言論機関の一つなのだから、日教組を断ったホテルの理屈と同等に考えるべきではない。
街頭宣伝カーを走らせて大音量でならすなどの「妨害」や「抗議」がたとえば迷惑条例や威力業務妨害、脅迫にあたるかどうかを検討し、刑事事件に抵触するのであればそちらで対応する性質の問題ではないか。
今後、この問題からは目が離せない。
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY200804100360.html
李監督と撮影された側との問題も浮上してきている。真相をオープンにしてほしいところだ。
先日、新右翼・一水会の鈴木邦男さんhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/ らと阿佐ヶ谷のロフトでトークライブをやったのだけど、そのときにやはり一水会の木村三浩さんらが呼びかけて、右翼向けの靖国試写会を開催す方向で動いていることを聞かされた。http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20080412dde041040053000c.html
実現すればどんな反応が出るのか楽しみだし、少なくとも「観てからモノを言う」という右翼の人々が少なくないことに一安心でもある。
自民党の稲田朋美議員らがひらかせた国会議員向けの試写会より以前に、当の稲田議員は「反日的」とブログで決めつけていた。自らの行為がどのような意味を持ったのか、稲田議員は猛省するべきである。
理論社の「よりみちパン!セ」http://www.rironsha.co.jp/special/series/index.html 『「悪いこと」したらどうなるの?』
『殺された側の論理』
『人を殺してみたかった』(双葉社・文庫版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575712515/jeffbeck-22/ref=nosim/
『少年に奪われた人生』(朝日新聞社)












