今回AdobeCCのエンコーダーに使えないレベルのバグが見つかった。
レンダリングするとオーディオのお尻部分が勝手に繰り返されおかしな状態になる。常に!
なのでチェックにも使えないしもちろん納品にも使えない。
CCになってからアフターイフェクトでのレンダリングが機能制限され、ほとんど使えるコーデックがなくなった。
なんとかCanopusHQが残っていたので一旦これで書き出しEDIUSで変換するといったひと手間が必要になった。
こういったメインの流れで大きなバグがあると致命的だ。今回は別の方法で回避できたが別のソフトを持っていない人はどうしていたのだろう?
これはソフトだけの問題でもなくカメラやいろんなハードでも初期不良などの話をネットでよく見かける。
海外メーカーは常識的にあるようなことも書かれていて僕にはメーカーとのやり取りもできないので海外製品はきちんとした日本のサポート会社があるところでないと手を出さない。
ところが近年は日本の大手メーカーでも商売優先でひどい対応をするところも増えてきているらしく、よく売れている機種だからと安心してもいられないのが実情のようだ。
とはいえ、不良品が3台に1台といった頻度で出てくるものではない。たぶん何百台に1台といったことなのだろう。それでも大手メーカーなら何千台何万台といったオーダーで発売しているものであれば不良品の数も比例して増える。そうなると修理や新品交換といった対応にも慎重になるのは分からないでもないが、そもそもそんな不良品を急いで出す体質に問題があるともいえる。
不良品をつかまされても保証期間内であれば無償で修理或は交換してくれるわけだが、買ってすぐならまだしも仕事に使って暫くしてから発覚なんてことになった場合に修理に出して帰ってくるのに最低1週間なんてことを言われると仕事に影響が出てくる。
ウチの場合はそんなことも考えてほぼいろんな機器に対してバックアップは用意しているのだが不便になるには違いない。
放送機器など高価なものはそのあたりも織り込み済みで保守費用を払っておけばすぐに代替え機を用意してもらったりできる。
業務用機でもそういったサポートサービスは別料金であるようなので心配な人は入っておくべきなのだが故障するような危機を綱渡りで購入して使うような個人プロダクションは往々にしてそんな余裕がないのも現実だ。
とにかく機械はいつ壊れるかわからない。ビクビクしてても始まらないが(;一_一)