社長の田嶋崇之です

 

 今月もハロー通信の原稿締め切りがやってきました。毎回ながら仕事の合間にネタを探しながら書いていて、先月はタイムリーに森友学園問題があったのですが、今月は今村復興担当大臣が失言で辞任(更迭)したので、その件について書こうと思います。

 今村前大臣に関しては書くまでもないですが今回、東北大震災について「東北で、あっちの方だったから良かった」と言って辞任しました。その前に「自主避難は自己責任」という意味合いのことを記者会見で発言して問題になりましたが、このときは発言に至るまでの記者とのやり取りが世間的にはほとんどスルーされていて、全体の流れが報道されずに一部の発言だけ切り取られている印象で、そっちのほうが怖く、情報の受け手として気をつけなければならないと思っていました。

しかし今回の発言は完全にアウトですよね。当事者意識がゼロと言うか、完全に「あっちの世界」の話で自分事になっていないのが丸出しで、担当大臣の立場でよくこんなことを言ってのけるなと思いました。ただやはり、これって今村前大臣だけを悪者にして終わってはいけないと思います。今村さんは思わず本音がぽろっと出てしまったのでしょうけど、これは首都圏をはじめ東北以外の住民だと以外と多くの人が思っている事ではないかと思います。そしてこれは沖縄の基地問題、世界に目を向ければイスラム国やシリアの難民問題、南スーダンの紛争、政治的な問題だけでなく環境、エネルギーの問題など、ほとんどの人にとって自分たちの身近な問題以外はみんな「あっちの世界」の話になっている気がします。今村前大臣の今回の発言は復興担当大臣として完全にアウトな話ですし、大臣を辞めても国会議員である限りその考え方は改めてもらわなければならないのですが、鬼の首を取ったように「あいつは悪い」と言えるほど自分たちはしっかりしているのか、これを機会に私を含めてみんな考えたほうが良いと思います。「あいつは悪い」と思った

だけでは「あっちの世界」の人の事で終わっていて、他人事で終わっている気がします。

先日、伯母が亡くなり葬儀がありました。天寿をまっとうしてあの世に向かって旅立ったばかりですが「あっちの世界」の話と言えるのは「あの世」の出来事だけで「この世」で起こっている事はすべて「こっちの世界」の話です。よく考えれば当たり前の事ですが、どんな事でも当事者意識を持てるほど、みんな人間が出来ていないし、どんな事もすべて深刻に受け止めていては、やっていられないのも確かです。ただ、どんな事もすべて自分がいる世界の出来事で、どんな事もすべて自分に繋がっている事は理解すべきだし、そのことを理解すると自分の立ち位置が見えてきます。

今月の原稿を書いていてもう一つ思ったのは、森友学園の問題がどっかへ行っちゃったという事です。まぁ何か動きがあれば報道されるのでしょうけど、学園が民事再生法の適用を申請したので、そのうち関係者が自己破産して、真相はうやむやのまま以上おしまいになってしまいそうです。鬼の首を取ったようにぎゃんぎゃんやっていたのがほとんど聞かなくなり、次の新しい鬼を見つけてぎゃんぎゃんやっているみたいです。私たちは血に飢えた鬼で、何か不満があれば誰かを血祭りにあげる。これがポピュリズムなんだと思います。そしてポピュリズムを越えていくには「あいつは悪い」で終わらないで「自分はどうなんだ」と振りかえることが大切だと思います。

 

 

 

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社長の田嶋崇之です

 

 毎月、月末にこのハロー通信の原稿を書かなくてはならないのですが月末は何かと忙しいものです。今月も何を書こうかと思っているうちに締め切りが来てネタに困ったのですが、今日は324日で昨日は森友学園の籠池理事長が証人喚問を受け、テレビもネットも大騒ぎなのでタイムリーにネタにさせていただきます。

 今回の森友学園問題はテレビドラマや映画よりも興味深い、これを面白がって良いのか考えさせられますが、早く次の展開を見たくなるのは連続ドラマに似た感覚を受けます。今日の段階で真相はどこにあるのか分かりませんが、登場人物の誰かがウソをついていて、それが一国の首相だったり国を良くする気概にあふれた教育者だったりします。脇役なのか主役なのか今の段階では分かりませんが、それぞれの奥様方とか知事とか政治家とか高級官僚の名前がたくさん出てきて、出演者は豪華絢爛。ストーリーも土地取引の疑惑から始まって、学校設立の流れ、教育方針のあり方、政治家の去就までジェットコースターのような展開です。まるで韓国ドラマとか若い人には分からないでしょうが大映ドラマみたいな荒唐無稽な展開でニュースを見るのが楽しみになってしまいます。

 

私の場合、今の仕事の前に議員秘書をしていたので余計に面白いです、というのが本音ですが、伝えるべきメッセージとしては、このデタラメで荒唐無稽な現実は他人事ではないですよ、ということです。税金の使われ方や教育など国の根幹に関わるとても重たい問題ですが、今回はたまたま白日の下にさらされただけで実はこんな事は日常茶飯事なのではないかと思います。だから、そうならないように私たちは常に政治家にも、教育者をはじめ有力だと言われる人たちにも、常に注目して積極的に関わっていかなければならないと思います。

 

今回のニュースの陰に隠れてしまいましたが、お隣の韓国では大統領がスキャンダルで罷免され先日は21時間以上も聴取を受け、一国の大統領が魔女裁判の魔女みたいで、リアル韓国ドラマだと思っていました。そのまたとなりの国では最高指導者が身内の人間を逮捕して処刑したり、異母兄弟を暗殺した、かどうかはまだ分かりませんが、映画よりも映画みたいだと思っていました。それに比べると日本はまともな国だと思っていたら、見事に日本も大映ドラマばりの展開になってきました。

今後の展開がどうなるのか予想してみました。実はみんなグルなんじゃないかと思います。証人喚問の野党も含めて台本も役割も決まっていて、不景気でつまらない世の中を面白くするために国会議員の先生方も役人も奥さんもみんなで国民を楽しませるために頑張っているのではないかと思います。で、一段落ついたら小説が出版されて映画化もされて、なぜか主題歌も大ヒットして、印税で建物の解体とゴミの処分をしてハッピーエンドで終わるのではないかと思います。

 もう一つの終わり方は、あいつが悪いとかこいつが悪いとか国会でやっているところにデタラメな国からミサイルが飛んで来て、そして誰もいなくなったという展開です。この場合も後日ハリウッドで映画化されて、世界の北野武が重要な役どころで主役はなぜかスカーレット・ヨハンソンで、世界中で大ヒットして印税で日本を再建する展開です。

 荒唐無稽でデタラメな話ですが、現実世界も一皮めくればデタラメセカイだということが今回はよく分かりました。

 

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社長の田嶋崇之です

 

 自分は趣味が多い、とは思っていないのですがホームページには「旅、バイク、車、音楽鑑賞、映画鑑賞」と書かせてもらっています。趣味の話しはとても書きやすいので全部を一気に書くのはネタがもったいないので今回は音楽の話しを書きます。

 

 音楽は中高生まではそれほど好きって訳ではありませんでしたが、同級生につられて久保田利伸とか聞いていました。自宅ではコンポみたいのを買ってラジオのFMを聞くのですがエフエムヨコハマしか入らないのをずっと流していました。
 大学に入ってやはり同級生につられて入ったサークルが音楽を聴くサークルでした。つられて入った時点で主体的でないですが、演奏するのではなく聴くだけという受け身なサークルでした。しかも聴きに行くのはクラシック音楽でサントリーホールとか東京文化会館とかよく行きました。メンバーは音楽好きなだけあってクラシック音楽だけでなく音楽全般の知識があり、ビートルズとかプログレッシブロックの事とかいろいろ教えてもらいましたが、今でも何気に良く聞くのはPSYSというテクノポップのデュオ?です。アニメのシティハンターとかで使われていて、このころからテクノが好きなのです。
 車の免許を取るとエフエムヨコハマ以外も聴けるようになってJ-WAVEなんか聴くようになりました。で、渋谷系とか流行っていて定番なのですがフリッパーズギターやそこから分かれた小沢健二、コーネリアス、あとはピチカート・ファイブなんか今でもよく聴いています。春先の今の季節ならピチカート・ファイブのベイビーポータブルロックなんか気分が上がる良い曲ですね。ほかに流行っていたのが深夜番組の「イカ天」で、たまとかマルコシアス・バンプとか今どこで何をやっているのだろうと思いますが、あの番組の功績はとても大きいと思います。
 大学を卒業後に流行っていて記憶に残っているのが安室奈美恵とかT.M.レボリューションとかで、西川貴教がほぼ海パンで歌っている姿とか暑苦しいイメージが記憶に生々しいです。当時はバブルが崩壊して時代が悪あがきしていたのかなぁと思いますが、その後、失われた10年とか15年とかあって、あきらめの時代が来るとは誰も思っていなかった、今にして見れば良い時代だと思います。あと90年代後半だとMISIAとか良くて今でもよく聴きます。

 その後ワーキングホリデーでオーストラリアへ行き、そこではまったのがテクノとかトランスです。シドニーのおみやげ屋のバックヤードでトランスを聴きながらひたすら値札を貼っていたのを覚えています。またイギリスからコールドプレイがデビューしてYellowが大ヒットしていて、オーストラリアを長距離バスで旅するイメージと重なって今でも大好きです。コールドプレイは今度来日するのでライブのチケットをネットで購入しましたが、あまり聞いたこともないチケット販売サイトで買ったので本当に届くのか心配です。
 日本に帰国してから今でも音楽的な趣味は変わらずテクノとか好きでアンダー・ワールドが来日する時はだいたいライブへ行っています。また記憶に残っているのは2011年の東日本大震災の直後で海外アーティストの来日キャンセルが多かった時期に来日したカイリー・ミノーグで、オーストラリアにいたころから良く聴いていたので来日してくれて、うれしかったです。昨年はアビーチのライブとか行きましたが、さすがに廻りの年齢層が若くてちょっと場違いな感じになってきました。
 テクノとかロックとかポップスとか今でも好きなのですが、最近はラジオでNHK-FMを聴くのがじわじわと来ています。お昼のニュースの後の「昼のいこい」という番組は、そこで流れる曲やリスナーからのお便りなど、なごめる感じで、こんなのが心地良く聴こえるなんて自分も歳を取ったと思い知らされます。
 嗜好は変わっても、これからも音楽はずっと聴き続けると思います。No music No lifeな人生です。

 

 

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社長の田嶋崇之です


今年も早いものでもう1カ月が過ぎます。この1カ月の話題と言えばアメリカのトランプ大統領就任ではないでしょうか?昨年のアメリカ大統領選挙の選挙結果は投票日までヒラリー氏が当選するものと世界中のほとんどの人が思っていて、開票が始まりトランプ氏優勢が伝えられた時は私もとても驚きました。しかし昨年はイギリスのEU離脱が同じ様にわずかな差で決まり、フィリピンのドゥテルテ大統領就任など、自国の利益を優先する政治選択が世界の各地で行われ、反グローバリズムの流れが鮮明になってきました。


私が高校生だった1989年(平成元年)にベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終結してから、世界は一つになる方向でグローバリズムが進み、ヨーロッパはEUに統合し、数年来話題となっているTPPもこの流れの中にあります。しかし各国それぞれの独自性と利害が反したり、世界各地で弱者がしわ寄せを受けたりしたことから、反グローバリズムの動きが2000年代頃から見られるようになり、イスラム過激派の動きなども同じ流れの中で捉えることが出来るのかと思います。そしてこれが世界の主要国の重要な政治選択でも現れたのが昨年なのだと言えます。


そこで、これが小田原での不動産取引にどう影響が出るのかを考えてみました。
まず、TPPが流れてアメリカが日本に対して貿易赤字を解消する方向で日本からの輸出品に高い関税をかけると、日本の製造業は大きな打撃を受けます。小田原には大きな輸出製造業の会社はあまりないですが、神奈川県で見ると影響を受ける企業が多くあります。そうすると今でもそんなに景気が良い印象がないですが、ますます景気実感が悪くなるかもしれません。その一方で農業関連は激しい競争にさらされなくなるので農家の方たちはひと安心というところだと思います。すると農地を処分してお金に替えなくてもよくなり、売物件が減る・・・なんてことはないと思います。それほど経済は単純ではないと思います。私が一番心配しているのは反グローバリズムの流れの中でエネルギーの価格が高騰することです。アメリカから天然ガスの輸入が始まりましたが、世界情勢の不安定化からイスラム諸国からの石油の価格が上がり、アメリカやロシアなどの石油や天然ガスも高騰するのが高騰しないか心配です。逆に供給があふれて価格が下落するかもしれませんが、どちらにしても先行きの見通しが立たないというのが今の世界の経済や政治の状況だと思います。
住宅事情に落とし込んで考えると、政策的要因でひところより落ち着いた太陽光発電の需要がまた伸びてくるのではないかと、ひそかに思っています。とにかく世界中、全ての人が安心して暮らせる社会を求めたいものです。
 

社長の田嶋崇之です

いつも時間が廻るのが早いと思っていますが、今年も年末年始がやってきました。平成28年を振り返ると、当社に関して言えば社員が増え、昨年に比べ少しは仕事の幅が広がったかと思います。と言っても飛躍的に業績が伸びたわけでもないですが、一昨年よりも昨年、昨年よりも今年と少しずつ変化してきています。郷土の偉人である二宮尊徳の教えである「積小為大」の精神で、少しずつでも着実に積み上げていきたいと思います。
ただ当然、世の中も変化しており、世の中の変化のスピードに追い付くのがやっと、ではなく、追い越していくようなスピード感は持たないといけないとは思います。まぁ世の中に振り回されてもいけないので、変化する世の中でもぶれない価値基準は持たないといけません。と、ここまで書いて、どれもどこかで聞いたことがあるようなフレーズだなぁと思いました。同業者や異業種など様々な会合や勉強会などに参加しますが、どの業界も大変なのは変わらないようです。優雅に泳ぐ白鳥が水中で必死に足をかき回しているように、誰もが試行錯誤をしているのではないでしょうか。
28年は宅建協会小田原支部青年部会として小田原市と「市営住宅のあり方検討会」を重ねて、小田原の住宅政策について議論を交わしてきました。普段から商売として住宅を中心とした不動産を取り扱っていますが、不動産価格は年々下がっていく傾向にあります。それはひとえに需要が減少していることの現れですが、不動産業者や建築業者がいくら努力しても買う人がいなければ価格を下げるしかなく、買う人、人口を増やすことを真剣に考えなければこの地域は良くならないと深く思うようになりました。これは不動産業界の事だけでなく全ての業種に当てはまります。来年も行政と意見を交換する機会がありそうなので、移住促進などについて意見を交わし、宅建協会青年部会としても取り組んでいきたいと思います。もっとも宅建協会の仕事なども本業がしっかりしてこそ取り組めることなので、まずは安定した経営基盤を築き上げたいと思います。
何だかマニフェストみたいになってきました。いずれにせよ、誰であろうとも、全ての人がより良い時間、より良い人生を送るのが大切だろうと思います。何が「より良い」のか人それぞれですが、より良くする事を意識すると、では「何」をより良くすれば良いか考えが深まってきます。あまねく全ての人に共通するのは「健康」だったりしますが、私もこの年末年始に新しい一年をどう「より良い」ものにして行くか考えたいと思います。
もちろん年末年始は真面目に考え事をするだけでなく、普段行けないところへ行ったり、普段会えない人に会ったり、のんびりしたり、ボーっとしたり、やることが沢山あります。そして年末年始ではやりきれなくて、毎日、考えたり、どこかへ行ったり、誰かに会ったり、のんびりしたり、ボーっとして、新しい一年も過ぎるのではないかと思います。そんな時間が過ごせる事を感謝し、願いたいと思います。
皆さんにとって新しい一年が「より良い」ものとなる事を祈念しております。

 

 

社長の田嶋崇之です
 

いつもながら早いもので今年も12月になります。みなさん年末年始のご予定はお決まりでしょうか?私はまとまった休みを取れるのが年末年始くらいなので、昨年と一昨年は海外旅行へ行ってきましたが、今年は動きだすのが遅くてまだ何も決まっていません。家の中もスッキリとさせたいので、今年は出かけるにしても国内で過ごすかもしれません。国内と言えば先日、宅建協会青年部会の視察研修で大阪へ行ってきました。今回のハロー通信では関西方面の事を書こうと思います。

 

宅建協会青年部会の視察では大阪市の南、堺市のニュータウン再生事業を視察しました。堺市は大阪の中心部から30分ほどで視察場所は関東で言えば港北ニュータウンのようなベッドタウンです。自由行動のときにこの堺市で見に行ったのが「アルフォンス・ミュシャ館」です。アルフォンス・ミュシャは今から100年ほど前に流行したアール・ヌーヴォーを代表する画家で、ミュシャの作品をコレクションした展示施設が堺市にあるのです。年に何回か展示の入れ替えも行われていて、こじんまりとした施設ですがなかなか見ごたえのある内容です。
大阪の街自体も何年かぶりに訪れましたが東京よりもコンパクトながら個性のあるエリアが何カ所もあり街歩きしたら楽しそうな感じです。今回はミュシャの絵を見て、日本一高いビルになったアベノハルカスに上って帰りの時間になってしまいました。


関西と言えば京都は外せないですよね。今年は夏にぶらりと行ってきましたが、街を歩いても町屋造りの家並みが独特で古都ならではの魅力にあふれています。見どころになる神社仏閣やおいしいお店など行くべきところがたくさんあるのですが、そこへ向かうまでの街並みまで魅力的なので、ホント世界を代表する観光地だと思います。個人的なお勧めは、年末年始は閉まっていて行けないのですが京都御所や桂離宮などです。京都御所は今年から事前申し込み不要となったので行きやすくなりました。あとこの時期でお勧めなのが「粕汁」です。これは京都だけでなく関西ではよく食されているみたいですが、酒粕で煮込んだ汁物料理で、具だくさんなシチューみたいなものです。京都だと街の昔ながらの喫茶店とかにあったりして、寒い時期に街歩きして冷えた体を優しく温めてくれます。食べ物の事を考えていたら、わらじやのう雑炊なんかも食べたくなってしまいました。
奈良は京都や大阪からも近くて中学校の修学旅行以来じっくりと行ってないので、ちゃんと見ておくべきかと思うし、神戸は友人が住んでいて阪神大震災のときは1カ月くらい滞在していたので、また行ってみたいと思います。

 

年に1回は海外へ行きたいのでまだ年末年始の海外旅行を諦めていませんが、関西方面でのんびり過ごすのも悪くないかなと、書いていて思いました。

社長の田嶋崇之です


不動産の仕事をしていると、よく聞かれるのが「不動産って今売れているの?」と言う事です。答えは「売れています」です。ただし以前に比べると確実に価格が下がっています。
観光関係のサービス業やおみやげ屋さんの場合、昨年の箱根山の噴火騒動などがあると「お客様が来ない」とか「おみやげが売れない」となってしまいます。スーパーや八百屋さんの場合、天候不順で野菜の入荷が減ると、値段が高くてもいいから欲しいお客様がいても「売る野菜がない」となってしまいます。商品やサービスが売れるかどうか、また価格が高いか安いかは「需要」と「供給」で決まります。
不動産の場合は景気が良かろうが悪かろうが、皆さんどこかに住まいを構えます。世の中には景気が悪くてホームレスになったり、政情が不安で難民になったりする方も多いですが、ほとんどの人は持ち家や賃貸などで、どこかに住まいを構えます。だから需要は確実にあって、不動産はいつでも「売れて」います。
ただ、今の日本は少子化で以前に比べて需要が減っています。それに対して供給は以前と変わりません。不動産は土地や土地に建てられた建物なので、日本の面積が変わらないから供給量は変わらないのです。むしろ高齢化で役割を終えた不動産や、建物の高層化で供給は増えていると言えます。「需要」が減って「供給」が増えているのだから当然価格が下がります。ニュースでは不動産の価格が下げ止まったと言われていますが、東京の都心部や地方でも中心都市に限られ、多くの地方都市は今後も不動産価格が下落していくのが目に見えています。

話は転じて、資産運用において最も効率が良いと言われているのが「不動産投資」です。今は銀行に定期預金を預けても金利が0.01%とかです。それにくらべると不動産投資の利回りは5~6%は普通で、10%以上の利回りをあげている物件も珍しくありません。ただしテナント(入居者)が入らなければ維持費や借入金の返済がマイナスになるだけです。だから不動産投資は慎重にならなければいけないのですが、日銀のマイナス金利政策の恩恵を一番受けているのが不動産投資家かもしれません。不動産投資のセミナーでは最近は普通のサラリーマンの方が多いようです。銀行はサラリーマンでも投資資金を貸し出すし、物件は中古のワンルームマンションであれば100万円台からあります。ただ注意しなければならないのが安い物件は需要がないから安いということです。昔からの地主さんなど資産家はどうしているかと言うと、需要の低い地方の物件を処分して都心のタワーマンションを購入するなど、資産の付け替えを進めています。お金持ちが処分した地方の物件を、最近投資を始めたサラリーマン大家さんが購入するケースが多いようです。ただ地方のボロ物件でも設備の更新など工夫の仕方で満室にして利益を上げている人もいるので、資金を用意出来れば、あとは慎重さと大胆さがあれば「不動産投資」はありだと思います。

アベノミクス経済を地方の不動産業者の立場から見ると「選択と集中」が進んで所得の格差や地域間の格差が広がっているように感じます。これが良いか悪いかは判断が分かれますが、これが今の世の中の流れだという事は言えると思います。そしてこの流れの中で不動産を巡る一喜一憂が繰り広げられています。

社長の田嶋崇之です


 当社は不動産の業界団体である宅建協会に所属しており、私は小田原支部で役員を務めさせていただいております。昨年度は青年部会の部会長をしていて、青年部会の活動として小田原市内にある未利用地の有効活用策を取りまとめて市長へ提言しました。親会である宅建協会小田原支部でも毎年、提案・要望活動をしているので、青年部会の提言は若手メンバーらしい自由な発想で、実現性はともかく自分たちなりに考えた理想を市長へ提言させていただきました。
突拍子もないような内容の提言もあったので市長に時間を作っていただき失礼がなかったか、とも思いましたが、思いのほか好評をいただき今年度は提言をきっかけに市役所の担当部署の方と私たち青年部会とで「市営住宅のあり方に係る検討会」を進めることになりました。市営住宅を切り口に小田原市の住宅政策について意見を述べさせていただけることとなり、大変貴重な機会をいただきました。今回はこの件に関して書いていこうと思います。


 現在、小田原市内には市営住宅が19団地あり1,616戸の住宅が市営住宅として供給されているそうです。小田原の市営住宅をはじめ公営住宅は、戦後の住宅不足を背景として行政により供給されてきました。当時は戦後の人口増加に民間の住宅供給が追い付かず、企業の社宅と合わせて公営住宅の供給が住宅不足解消の有効な手段でした。建設から年数がたち建て替えも進められましたが、その建物も老朽化が進み、現在、築30年以上の建物が9割以上、耐用年数を経過している建物が約7割に上るそうです。今回、いくつかの市営住宅を見学しましたが、桑原や鬼柳の市営住宅はトイレがいまだに汲み取り式でした。そして現在は全国各地で空き家が問題となり、小田原市にも担当部署が出来て空き家バンクを運営している状況です。


不動産業者の立場から見ると民間の大家さんが供給する賃貸アパートやマンションは空室が目立ち、売買物件も需要より供給が上回って年々価格が下がっている状況です。このような中、景気対策もあり日銀はマイナス金利で建築需要を促しおり、個人の住宅取得を促され、合わせて富裕層による賃貸アパートやマンションの建設も増えています。


このような状況を考えると個人的には、小田原市の市営住宅も住宅不足解消と言う所期の目的は達成したので、今後は老朽化した建物の廃止とともに規模を縮小していくべきだと考えています。その一方で小田原市も人口流出や人口減少が無視できず、不動産屋としてだけでなく市民サービスを受ける立場からも、行政には都市の規模を維持してもらう必要があります。たとえば移住促進の受け皿としての市営住宅の活用などが考えられると思います。厳密には市営住宅は公営住宅法という法律の中で運営されているので市営住宅と言うものではないのですが、農地と住宅がセットになったものであったり、保育や介護などの機能と組み合わせたり、起業家や職人の職場と一体になったものなどが考えられます。民間ではできないような、農業や福祉、産業の政策と住宅政策を組み合わせて、人口減少に対処していくことが行政には求められると思います。これらの考えを踏まえながら検討を進めていきたいと思います。

社長の田嶋崇之です




夏休みも終わりに近づき日常の生活が戻ってきました。

皆さんはこの夏どちらへ出かけましたでしょうか。先月も夏休みの話を書きましたが、今月は今年の夏休みの話を書こうと思います。


私の場合、身も蓋もない話なのですが事務所を休業した4日間でたまった仕事を片付けました。ホントは2日間くらいでやっつける予定だったのですが溜めた仕事量が多すぎました。でもほとんど電話もかかってくることなく、目標にしていた分だけ仕事を片づけられたのでスッキリしました。


やる事はやったので、夏のイベントとして「サマーソニック」という音楽フェスティバルへ行ってきました。千葉県の幕張で毎年開催されて今年で17回目とのことですが、今年は昔から好きな「アンダーワールド」が出演するので楽しみにして行きました。


当日は雨が降ったり晴れて暑くなったり変な天候でしたが、昼間からビールを飲みながら屋外で好きなアーティストの音楽を大音量で聴くのは、とても気分の良いものです。会場はとても広く人も多くて移動が大変なので、思い通りに予定を組んでステージを廻るのは難しいですが、家族連れで来ている人たちもいて1ヶ所でのんびり時間を過ごすのも良いかもしれません。ちなみに音楽イベントとかで幕張は良く行くのですが、毎回帰りの京葉線の混雑ぶりにウンザリしてしまいます。そこで今回は千葉方面へ1駅戻ったら何とか座る事が出来ました。ただ同じことを考えている人が多いので、次回からは2駅くらい戻って乗ろうと思います。



あとは先日、日帰りで京都へ行ってきました。下賀茂神社で行われている「糺の森の光の祭」というイベントを見たくて行ってきました。それ自体は夕方から神社の境内を光と音で演出するようなものなので、その時間までは京都の街を散策しました。12時過ぎの新幹線で行ったので現地の到着が14時過ぎでした。最初に清水寺まで行って、そこから三年坂・二年坂を抜けて、坂本竜馬のお墓を参って、八坂神社、平安神宮、哲学の道を通って下賀茂神社まで歩きました。途中、高台寺や知恩院、南禅寺に銀閣寺など見どころがいくらでもあるのですが、今回はパスして先を急ぎました。





京都まで行ってウォーキングをしに行ったようなものですが、それでもたくさん神頼みして、京都の街並みや町屋建築など、どこを見ても素敵な景観なので、とても楽しい時間でした。下賀茂神社を見た後は先斗町へ行きました。ここもホントに風情のある通りで軽く飲んで帰りたかったのですが、帰りの新幹線が21時前なので残念ながら歩いて雰囲気を味わうだけで帰ってきました。






京都は季節によっても表情が変わり、特に秋は紅葉が見事でライトアップなども始まるので、秋の行楽の目的地としてもおすすめです。