『一人暮らしの猫飼い』

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2017.01.14
●シンポジウムを聴講する 
人と動物の共生する社会の現実へ

先日14日の午後、電車を乗り継いて、霞が関の官庁街へ行く。
霞が関の、弁護士会館にて、シンポジウムを聴講した。

冒頭に貼り付けた、シンポジウム。
弁護士会が主催した、
人と動物の共生する社会への実現へ 
~あるべきペット流通を考える~


弁護士会館2階ホールで開催されたシンポジウム。
正直数日前から天気予報での降雪の可能性を考えていたので、前日前参加しようか思案していた。
当日の朝、雪は降ったが、積もるまでもなかったので昼前に家を出た。

 
官庁街の休日午後、雪は降らなかった。

弁護士会館、正直私には縁のない場所だったが、このシンポジウムを聴講しようと考えたのは、参加者の顔ぶれの中に、全国ペット協会 から、米山由男名誉会長の名前が有ったから。
正直、米山名誉会長がどんな人かは知らないし、名前じたいが初耳の人だったが、所属から想像して、ペットショップ、ブリーダー繁殖業者、ペットフードメーカーらのいわゆる業界団体からの代表だと想像した。
他の出席者、朝日新聞の太田匡彦記者、元衆議院議員の藤野真紀子氏、東京都議会の塩村あやか議員(元みんなの党、現在は無所属)。
米山会長以外の3名の立場は、業者に対して規制を求める立場だと想像できる。
私の立場は、太田記者、塩村議員同様に、生体販売、繁殖業者の規制をするべきとの立場。

元衆議院議員の藤野氏は、シンポジウムでの発言から想像すると、法制度を検討、立案する、“官”の立場に近いのかとも感じた。


シンポジウム開催前の会場。

シンポジウムの中での出席者の発言内容だが、ある意味では予想していた通りであった。
弁護士ドットコム の中で紹介 されていたので、そちらを参考にしてほしい。

塩村議員と太田記者の見解と、業界を代表して出席した、米山名誉会長の意見が平行線に感じて、かみ合っていないようにも感じる場面もあったが、それでも私にとっては意味のあるシンポジウムだった。
ペットショップ、繁殖業者らの“業界”に対して、太田記者、塩村議員ら規制を求める発言だけだったら、時間をかけて会場に足を運ぶ価値はなかったといえる。

シンポジウムでのテーマとして、仔犬の販売時期を生後8週間以上とするべきか否かの場面で、予想通り、太田記者と塩村議員に対して、米山名誉会長のやり取り。
8週齢を経過するまで、仔犬を母親(および兄妹姉妹)から引き離すべきではないとの帰省するべきとの考え方と、現行は49日以上となっている現行を支持する業界。
個人的には8週齢以上の規制が必要だと考えているが、その根拠については実はあいまいだったと思い知った。
発言の中で、8週齢の根拠となった研究として、“サーベル博士” の名前が挙がったが、恥ずかしながら私は初耳。
サーベル博士の研究内容について、日本語での文献が有れば読んでみたいと思った。

米山名誉会長の発言としては、欧米での基準が、そのまま日本に当てはめることは正しいとは言えないとの見解。
それは、生体販売の際の8週齢だけではなく、ペットショップ、繁殖業者の飼育環境、1頭当たりの面積、ケージの大きさについても同様の見解。
飼育環境については、数字を設ける事にも消極的な印象に感じた。


今回のシンポジウム、途中10分間の休憩をはさんで、1部、2部合計3時間であったが、1部の基調講演と2部のパネルディスカッション。
普段の講演では、2時間かけて説明する内容を塩村議員は約10分での説明となり、駆け足での内容となった。
(太田記者も同様だったようだ)
2部のディスカッションも、時間を掛ければ、更に中身の濃い物になったと思う。
会場の都合上、時間の制限もあっただろう。
私の勝手な案だけ書けば、昼休みをはさんで、午前2時間、午後3時間でも良かったと思う。
そうなると、昼休みに昼食をどうするのか?。
(事前予約制、弁当付き、有料シンポジウムとなってしまうか)


シンポジウム終了後、入場しに受け取ったアンケート用紙に感想を書き込み、主催者に渡して退場したが、この日の参加者は、物足りなかった。
(参加者は、100人程度だろうか)
帰り際、主催の弁護士会の方に簡単に話を聞いたが、昨年3月に同様のシンポジウムを開催したが昨年の方が来場者は多かったという。
今回は、同じ日に殺処分についての反対イベントが有ったらしく、来場者が少なかったのではとの話になった。


最後に記すと、弁護士会が今回のシンポジウムを企画した際に、米山名誉会長の前に複数の(業界側の)人に声を掛けたが、参加を快諾してくれる人が居なかったという。
会場の中で、四面楚歌となることも予想される中で、出席してくれた、米山名誉会長にも、敬意を称したい。

米山名誉会長の発言の中で、劣悪な環境下で犬猫を飼育している、ペットショップ、繁殖業者らは、“論外”と言い切り、悪質な業者は退場してもらうとも発言した。
業界団体の中でも、状況を改善に向けて努力しているとの内容だった。
業界の自浄作用について、(塩村議員、太田記者には不十分に映っているだろうが、)そちらも期待したい。





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