かえるの音楽堂

70年~80年のCROSSOVER(FUSION)とJAZZを中心にAORか
らSOULまで、かえるのお勧めのGood Music Albumや音楽情報な
どを紹介いたします。




皆さま、こんにちは。”かえるの音楽堂”を訪問して頂き、誠にありがとうございます。このたび、”かえるの音楽堂”がアメブロに移転しました。元のブログを始めたのが200910ですので7年目になります。自分の好きなアルバムを思いつくままにレビューしてきましたが、アメブロ移転を機会に装いも新たに色々書いていきます。(旧ブログの記事なども書き直し再公開などしていきます。)宜しくお願いします。


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TWO FOR THE ROADTHE MUSIC OF HENRY MANCINI : DAVE GRUSIN

(1997年)

 映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニの作品を、デイブ・グルーシンがカバーしたアルバムです。まるまるマンシーニの作品をカバーしています。ヘンリー・マンシーニと言えば数々の映画音楽を作曲し、それらの作品でグラミー賞を多く受賞しています。またその作品の多くがスタンダードとしてジャズやポップスのミュージシャン達によってカバーされています。それにしても、マンシーニの作品をデイブ・グルーシンがカバーする、今までありそうでなかった作品です。かつてグルーシンは映画音楽を手がけたいと思っていた時に、目標としていたのがマンシーニです。そんなマンシーニに手ほどきを受けグルーシンも映画音楽を始めるようになったのです。マンシーニの作品というと、ジャズのエッセンスを取り入れ映画と切り離しても鑑賞できるものでした。また、ヘンリー・マンシーニ楽団を率いてイージー・リスニングのアルバムなども発表していました。楽団のメンバーにはジャズ、フュージョンで活躍するミュージシャンなども参加していました。参加ミュージシャンは、ハーヴィー・メイソン(ds)、トム・スコット(sax)、エリック・マリエンサル(sax)、ラッセル・マローン(g)、ジョン・パティトゥッチ(b)、ダイアナ・クラール(vo)等で、プロデューサーはトミー・リピューマです。

 

01.(ピーター・ガン)

02.(ドリームスヴィル)

03.(ミスター・ラッキー)

04.(その日その時)

05.(子象の行進)

06.(いつも2人で)

07.(酒とバラの日々)

08.(ハタリ)

09.(暗闇にさようなら)

10.(雨の中の兵隊)

 

 1曲目「ピーター・ガン」はエドワーズ監督のテレビ番組のテーマ曲で、マンシーニの代名詞みたいな作品です。この曲はデオダートもディスコ調のアレンジでカバーしていました。2曲目「ドリームスヴィル」では、ダイアナ・クラールがしっとりと歌っています。3曲目「ミスター・ラッキー」はグルーシンのピアノ・トリオで演奏しています。4曲目「その日その時」もスタンダード作品ですね。5曲目「子象の行進」は映画「ハタリ」から変拍子のユーモラスな曲です。6曲目「いつも二人で」はオードリー・ヘップバーンの主演映画からの美しい曲です。7曲目「酒とバラの日々」はジャズのスタンダード作品として多くのミュージシャンがカバーしています。ここでもグルーシンのピアノ・トリオが聴けます。9曲目「暗闇にさよなら」エドワーズ監督1970年の作品からです。最後10曲目「雨の中の兵隊」では再びダイアナ・クラールのヴォーカルを聴けます。ハスキー・ヴォイスで切々と歌い上げています。私としては、「ムーン・リバー」なんかも取り上げて欲しかったのですが、それは贅沢というものでしょうか。このアルバムはマンシーニのファンにも、グルーシンのファンにも、そして映画音楽ファンにも楽しめる作品です。

 

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WINDJAMMER : FREDDIE HUBBARD

(1976年)

トランぺッター、フレディ・ハバードは私の好きなミュージシャンのひとりです。”かえるの音楽堂”でも何回か取り上げていますが、今回紹介するアルバムは結構評価の分かれる作品です。フレディのキャリアは58年代のニューヨーク進出から本格的に始まりました。60年にはブルーノートより初リーダー作を発表しました。フレディは非常にテクニックがあり器用なトランぺッターでした。おそらく何を吹いても超一流の演奏でブローします。それだけでなく歌心も兼ね備えたミュージシャンでした。そんなフレディの転機は70年代にクリード・テイラーのCTIと契約してからです。CTIには70年の” Red Clay(レッド・クレイ) ”以降数枚の作品を発表しました。そんな中で71年に"First Light(ファースト・ライト)"でグラミー賞を初受賞しました。70年後半にはコロンビア・レコードに移籍しフュージョン路線の作品を発表しました。今回紹介する”WINDJAMMER(ウィンドジャマー)”はプロデュースとアレンジにボブ・ジェームスを迎えた、どこを切ってもフュージョンの作品です。しかしこのアルバムは古くからのフレディのファンやジャズ・ファンには大変不評でした。またフレディ自身このアルバムは自分のリーダー作ではなく、ボブ・ジェームスのアルバムであると言ったそうです。フレディの作品の中でもジャズ・サイドから見ると駄作と言われた作品なんです。しかしフュージョン・サイドから この作品を聴いてみると、70年代フュージョン・サウンド満載ですごくいい感じなんです。ボブ・ジェームスのタッパンジー・レコードの一連の作品に通じる実に快適なフュージョン作品と言えます。そういったところが評価が分かれると言った理由です。参加メンバーはボブ・ジェームス(keyb)、ゲイリー・キング(b)、デヴィッド・スピノザ、エリック・ゲイル、ジェリー・フリードマン、スティーヴ・カーン、リッチ-・レズニコフ(g)、アンディ・ニューマーク、スティーヴ・ガッド、クリス・パーカー(ds)、マイケル・ブレッカー(s)、ヒューバート・ロウズ(fl)、ラルフ・マクドナルド(perc)、ジョン・ファディス、ルー・ソロフ(tp)、パティ・オースティン、フランク・フロイド(vo)他とボブ・ジェームス人脈のミュージシャンが大勢でバックを固めています。録音エンジニアはボブの腹心ジョー・ヨルゲンセンです。

 

01.Dream Weaver(ドリーム・ウィーバー)

02.Feelings(フィーリングス)

03.Rock me arms(ロック・ミー・アームズ)

04.Touch me baby(タッチ・ミー・ベイビー)

05.Neo Terra(ネオ・テラ)

06.Windjammer(ウインドジャマー)

 

1曲目「Dream Weaver(ドリーム・ウィーバー)」は、ゲイリー・ライトの大ヒット曲のカバーです。キャッチーなコーラスが特徴のいかにもボブ・ジェームスらしいアレンジのフュージョン・ミュージックです。2曲目「Feelings(フィーリングス)」はブラジルのシンガーソングライター、モーリス・アルバート作の大ヒット曲です。この曲は多くのカバーが生まれました。日本ではハイファイセットが”愛のフィーリング”として77年にカバーしました。フレディ版はもう完全にスムース・ジャズの世界です。ゆったりしたストリングスとフレディの絡みが美しいです。3曲目「Rock me arms(ロック・ミー・アームズ)」はラルフ・マクドナルド作のオリジナル曲です。ここではコーラスとフレディの絡みがダンサブルなラルフらしい楽しい曲です。ソロ・フルートはヒューバート・ロウズです。4曲目「Touch me baby(タッチ・ミー・ベイビー)」はボブ・ジェームスのオリジナル曲です。テナーはマイケル・ブレッカーです。5曲目「Neo Terra(ネオ・テラ)」はフレディのオリジナル曲です。レア・グルーブな感じの曲です。クリス・パーカーのドラムにあおられフレディがブローします。6曲目「Windjammer(ウインドジャマー)」もフレディのオリジナルです。どこかで聴いたような、ゲイリー・キングのグルービーなベース・ラインをバックにフレディが吹きます。ここでもマイケルのテナー・ソロが聴けます。多くのメンバーを贅沢に使いバックにはコーラスやストリングス、ブラス・セクションを用いる豪華なアレンジ、まさしく70年代ボブ・ジェームス・サウンドです。フレディ自身はあまり自分の作品とは思っていなかったのですが、フュージョンの作品もしくはボブの作品として見ればなかなかよく出来たアルバムではないでしょうか。フュージョン・ファンには文句なく楽しめます。

 

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 歌手のアル・ジャロウが212日に亡くなりました。最近は体調を崩し引退を発表したばかりでした。彼は非常に幅広い声域とソフトで伸びやかな歌声と卓越したボーカル・テクニックを持っていました。人間パーカッションとも呼ばれたスキャットは誰にも真似できないほどの優れた個性を確立していました。大学では心理学を学び卒業後はカウンセラーをしていました。その後ロスに渡りジャズ・クラブで歌い始めました。アルバム・デビューは1975年で35歳の時、1982年に初グラミー賞受賞と遅咲きでしたが、ベスト盤を含む20枚ほどの作品を発表し、また多くのミュージシャンの作品や” ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World”などにも参加しました。ジョージ・ベンソンとはコラボレーション作品を製作しました。個性豊かでテクニックのある人だっただけに残念なことです。ご冥福をお祈り申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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