2015-03-29 05:00:00

27年度、雇用関係助成金改正一覧

テーマ:おしごと

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27年度の雇用関係助成金改正は、情報が比較的早かったですね。全体に小粒ですが、新設の助成金も多く、また予算の伸びるものも衰えません。


上画像は予算要求です。雇用保険2事業は助成金ばかりでなく、現実の予算ではありませんが、アウトラインは分かります。額は微減、制度も3増3減ですが、重点的に配分が見直されたのが分かります。


もっともこれは"予算要求"です。確固とした"予算"にならなかったものもあります。それを除いた、雇用関係の助成金の新情報は、以下の通りです。


ニコニコ 新しく造られる助成金…やや前倒しのもの、大きい助成金の「一族」も含みます。


・企業内人材育成推進助成金 : ジョブカードなどのキャリア形成ツールを使う会社向けです。

・キャリア形成促進助成金「ものづくり人材育成訓練」 : 団体若しくは企業単独の訓練をした場合。

・中小企業両立支援助成金・育休復帰支援プランコース : 去年できるものが、この2月1日から開始。

・職場意識改善助成金・所定労働時間短縮コース : 時間外労働の削減に係る目標を達成した場合。


・障害者職場復帰支援助成金 : 職場の中途の障害者に対する助成金です。うつ病対策など。 

・障害者職場定着支援奨励金 : 障害者の方の職場支援員の確保のための助成金です。

・障害者職場適応援助促進助成金 : 計画による職場適応援助者による支援に対する助成金です。

・障害者職業能力開発助成金 : 障害者教育を行う施設の設置運営を行う事業所向けです。


にひひ 要件が良くなる助成金 …額の増加や、大企業でも受けられるものが増えました。


・キャリア形成促進助成金 : 大企業で受けられるものが増え、育休中コース等に割増。

・キャリアアップ助成金、正規雇用等転換コース:派遣労働者の正社員雇用が80万円に増加。

・キャリアアップ助成金、多様な正社員コース : 改称。勤務地・職務限定正社員転換を創設。

・キャリアアップ助成金、人材育成コース : OJT有期助成額が中小は引き上げ。育休助成創設。

・キャリアアップ助成金、処遇改善コース : 増額、拡充。ある種の賃金テーブル増額改定創設。


・職場意識改善助成金(テレワーク・コース):サテライトオフィスのテレワークを助成対象に追加。

・職場意識改善助成金(職場環境改善コース): 助成率はそのまま。上限100万円に増加。

・受動喫煙防止対策助成金 : 屋外喫煙所の助成を開始。助成の対象経費の範囲を見直し。


・労働移動支援助成金(受入助成金):早期退職の正規労働者にも拡充されます。

・建設労働者確保育成助成金:一部のコースに女性関連の項目が入り、大企業もOKになります。

・トライアル雇用奨励金:試用の助成金。母子・父子家庭に、上乗せ支給がされます。


・ポジティブ・アクション加速化助成金 : ポジティブ・アクション能力アップ助成金の後任。拡充です。

・中小企業両立支援助成金(代替要員確保コース) : 額が倍額になり、“くるみん”が優遇されます。

・中小企業両立支援助成金(期間雇用者継続就業支援コース):研修不実施で出ます。加算廃止。

・事業所内保育施設設置・運営等支援助成金 : 設置費、増築費は不変。運営費が7月から増額。


・高年齢者雇用安定助成金「高年齢者活用促進コース」:業種により限度額が増え、定年が下がります。

・障害者職場定着支援奨励金:重度知的・精神障害者職場支援奨励金を見直し、対象が増えます。


叫び 要件が悪くなる助成金…これまでの拡充傾向が止まるものが多いです。5月1日改正もあります。


・職場定着支援助成金(旧労働環境向上) :新コースが1つ新設し10万円に減額。成果で60万円出ます。

・求職者支援訓練 : 就職実績を雇用保険の適用される就職に限定します。

・中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金 : 2月から。最高限度額が上昇ですが、厳しくなります。


・特定就職困難者雇用開発助成金 : リーマン前の水準に削減。 (5月1日より)10月改正もあります。

・高年齢者雇用開発特別奨励金 : リーマンショック前の水準に戻ります。(5月1日より)

・発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金:中小企業は額が減ります(5月1日より)

・被災者雇用開発助成金:要件は変わりませんが、3分の2に額が下がります。(5月1日より)


ドクロ 廃止になる助成金…3月31日廃止。


・高年齢者雇用安定助成金「労働移動支援コース」 : 利用実績が皆無に等しく、なくなります。

・精神障害者雇用安定奨励金 : 廃止され、予算分は別の障害者新助成金に建て替えられます。

・子育て期短時間勤務支援助成金 :  これも実績が少なく、なくなります。

・労働時間等設定改善推進助成金 : 存続のアナウンスもありましたが、廃止です。


シラー 横ばいの助成金…長年続いているものが多いです。 まだ不明のところもあります。


・労働移動支援助成金(再就職支援奨励金) : 予算は減りますが変わりません。

・沖縄若年者雇用促進奨励金: 沖縄県内の若年者の賃金助成です。変更なし。

・地域雇用開発奨励金:地域の分類が多少変わる以外は変更なしです。

・通年雇用奨励金:出稼ぎの季節労働者の方のための助成金です。全く変更なしです。


・求人セット型訓練 : 求人用教育“委託”助成金。地域によりけりですが、引き続き存続予定です。

・職場適応訓練費 : 障害者の教育“委託”助成金。これも変わらない予定です。

・中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金 : これも改正はないと思われます。


・雇用調整助成金:大ナタが振るわれてリーマン前の水準に戻り、これも変わらない予定です。

・障害者トライアル雇用奨励金:障害者の短時間含む試用助成金。これも変わりません。

・障害者初回雇用奨励金:額が下がる可能性がありますが、今のところ変わらない予定です。



全般に教育、正社員化の"重点的"助成金はますます伸び、製造・建設・大企業・メンヘル・女性・時短といった、拡張的な付加事項が付く、といった布陣です。これは変わらないのですが、教育、正社員化等をやってもう一声!という事項が増えてきたところが、今年度の特徴です。


ただしアナウンスがあったのに、立ち消えたものもあります。労災補償の上乗せ助成金がそうです。民間で多々商品があり、民業圧迫と思われたからでしょうか。


それにしても廃止になるものがここまで少ないのは、珍しいことです。助成金はだいたい"多産多死"で、年度替わりの移り変わりが激しいのですが、今年は比較的なだらかな改正に落ち着くようです。それだけに4月に一気にやるのではなく、年度内に徐々に施策を講じていく傾向も目立つところです。

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