アントレ・ステージに寄稿!
テーマ:おしごとアントレ・ステージ
未払い賃金の問題と「なよたけのかぐや姫」を組み合わせて、簡単な労務の文章を掲載させていただきました。難しい法的文章でもダメですし、かといってタダの話では何の専門家か分かりません。
この文章はどちらかというとタダの文章に近いのですが、この会社の社長さんは快く載せてくださいました。1,000文字程度ですのでどのくらい読んでいただけるか多少は悩みました。
未払い賃金が1,000年前にあったから何なんだ、と言われると身もフタもないのですが、労務問題は昔からの懸案で「ヒト」の問題は平安時代からあった、とは言えるでしょう。
玉の枝を姫に献上して、見事姫をゲットする!という希望は職人という当時の「しもじものモノ」の訴えによって崩壊した、という表現ですと、難しい法律を持ち出さなくても、ストレートに分かるものではないでしょうか。
作者も分からない古典ですが、作者は歴史上の中世において、紙も手に入り、創作もでき、発表の場もあったほどな人物つまり当時の「勝ち組」だったにもかかわらず、タダ働きさせられたのです。
人間霞を食ろうて生きるわけに行きません。だから働いてカテを得るわけですがそれがどれだけの量かという「労働の対価」は永遠の課題です。あげる方はなるべく安く、もらう方はなるべく高くというわけですから、軋轢は当たり前です。また「いつ払うか」というタイミングの問題も上がってきます。
この「かぐや姫」の例ではこのタイミングを誤ったわけですね。ここで未払いでも、いついつに払うからと約束していれば職人たちは押しかけることもなかったでしょう。ひょっとすると約束しても対価が割り引かれれば、押しかけたかも知れませんね。
ヒトの使い方はかほどに難しい、という「竹取物語」は日本最初の物語であると同時に、最初の労使紛争記録かも知れません。








