クアラルンプールの旅 パート3(マレーシア料理) | アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

2005年から2009年までの4年間、常夏のマレーシアで暮らしていました。2年過ぎた今でも、日本食は「ハレ」の料理でちょっぴりよそよそしく、アジア飯のほうが「ケ=日常」のご飯で、ホッとします。私にとっての食とは、味わいながら、みんなとつながることです。

そしてじゃじゃん!こちらが今回の旅の最大のハイライト。

エクストラ・スーパー・タンカー 文華軒@カーブ近く もと同僚13人とともに高級中華三昧。

豚の角煮。半端なくとろとろーにやわらかいです。高菜そっくりの塩漬け菜が一緒に煮込まれています。豚のジューシーさとうま味がちゃんと味わえるのは、長時間、低温でゆっくり煮込んでいるから。
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この豚肉料理はかならずパオ(蒸しパン)がついてきて、豚肉を乗っけ盛りにし、カナッペ(響きが違いすぎますが…)のようにして食べます。
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タイガー海老エビ炒めの醤油風味。殻がパリッとしていて、頭からぽりぽり。ビールがとまりません。
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よくお祝い料理としていただく豪華料理。干し牡蠣、豆腐をこんもりと山のように盛り、なかにはしいたけ。周りは青梗菜で飾られています。そしてポイントは黒い海藻。味にはあまり影響を与えていませんが、お祝い料理とし称えられるのはこの海藻が理由とか。
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これは香港カイランのガーリック炒め。茎部分はコリッとしていて長細いブロッコリーみたいな味です。
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そして、でました!!これぞ、今回の旅にぜひぜひ食べてみたいと願っていたMonk Jump Over the wall。お坊さんが壁を乗り越えてまで食べに来た、まじ、うまいスープ!という名前の超高級スープ。中国名をファッティチョウ。日本では通称、その驚愕の価格の意味もこめて、ぶっ飛びスープと呼ばれています。

これです。干しアワビが入ってるでしょ。
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干した貝柱が入ってるでしょ。
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なまこでしょ。
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それに金華ハム、魚の胃袋、ふかひれ。など中国の高級食材がどどどーんと一同に入っているのです。

幸せ……。
味はとってもお上品。中華とは思えない(失礼)、なんだか和食のような繊細な味。アワビめちゃうまでした。干したほうが生よりも100倍おいしいのね。

そして驚愕のお値段は、といいますと。

だだん。

250リンギ!約6750円!!(ひとり分)
スープ1杯で6750円だなんて!!贅沢すぎます!でも、日本で食べようと思ったら、予約制ですし、3万円とかも聞きますから、お得なのです。今回はもと上司のご厚意に甘えて、贅沢させてもらいました。ほんと、すみません。でも、ほんとありがとうございます。

から揚げのタイソースがけ、もありました。上にカリッと乗っているのはイカせんべい。
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そしてチャーハンが大盛りで登場し
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(250リンギ払ったら、このチャーハン1年分くらい食べられるんじゃないか?)

シーココナッツとロンガンのデザートで締めて、あとは個室なのでお決まりのカラオケ。
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マレーシアの中国料理、やっぱり最高っす!!

つづく。