マンゴー湖国立公園 12月9日 | 世界1周どうでしょうクラシック

マンゴー湖国立公園 12月9日

深夜バスはかなりの強敵やった・・・。
やっぱり4列シートやったけど、横の人おらへんかったし、
前後も広かったりと設備は問題無かった。


でも、出発と同時にラジオボリューム全開でかけだしやがった・・・。
日本やったら、寝るために静かに暗くのに。
まあ、まだ22時やし23時くらいまではしゃあないかと我慢。
ほんで30分後にラジオが消えて、やっぱりなと安心しとったら、
なんとDVDの放送が始まりだしたやん!
てことはあと2時間は、深夜の1時くらいまでは寝かせへんてことか!


ほんまにこんなとこ日本の深夜バスやったらありえへん!
しかも、酔っ払いか薬でらりってるんか分からへんけど、
うっとおしくて意味不明な坊主頭の若者もおるし・・・。


そんな中でも疲れてたんか寝るんやけど、深夜でも停留所についたら、
運転手の元気な声で起こされる・・・。めっちゃ腹立つわ・・・。
今まで数々のバスに乗ってきたけど、トップクラスの最悪さやった。



ほんでミルドゥラに到着や。マレー川の流域にある町では
最大の規模らしいんやけど、高い建物など一切無くて、
郊外に出れば車窓から見えたんやけど、ぶどうとかの栽培が
盛んらしい。ええ田舎町て感じやね。



この町は自分が持ってる「地球の歩き方」には一切宿の情報が無い。
安宿があるか心配やったけど、インフォメーションセンターで、
バックパッカーズホテルのチラシを発見!

早速、行ってみたんやけど、なんと満室・・・。
でも、すぐ近くにもう1軒あると教えてくれた。
ほんで、そこに行くと管理人がおらへんから、しばらく待ってると、
掃除してるおじいさんを発見して、予約出来るか話かけると、
こっちの話は全然聞かへんで、


「電話して出直して来い。」


の一点張りや。ほんま融通が聞かへん!
電話代がもったないから、インフォメーションセンターに再度行って、
予約してもらってから、行くとあっさりチェックイン出来た・・・。
あんとき受け付けてくれても変わらへんやん!


この一連のやりとりのとき、改めて語学力不足を痛感した・・・。
最初は誰かに話かけるときでも、必ずその前に本や辞書で
確認してからやったのに、最近は慣れてきたんかすぐに話しかける。
多少文法が間違ってても、言葉を組み合わせれば分かるやろと。
でも、今日は全然あかんかった。やっぱりちゃんと勉強せなあかんね。



№33 世界遺産「ウィランドラ湖群地域」


「グレートオーシャンロード」をあきらめて、
この特に何も無い町に来た理由がこの世界遺産や。

公共交通機関が無くて、レンタカーかこの町から出発する
ツアーでしか行かれへんらしい。

ということで、165$とめっちゃ高いんやけどツアーに参加した。
参加者は自分も含めて、10人と結構おった。



バスに乗ると早速、世界遺産がある「マンゴー湖国立公園」へ向かう。
20分くらい走ったら、そこからはオフロードでかなり揺れや。
途中ずっと説明してくれてんねんけど、意味分からへんし、
昨日のバスの影響もあってか、何回か意識が飛んでた・・・。


出発から1時間半で、国立公園に到着して展望台へ。
ここから公園内を一望できるねんけど、もっと砂漠みたいなんを
想像してたんやけど、背の低い植物がぎっしり生えとって、
なんかイメージとちゃうぞ。ほんで奥の方に写真で見た、
砂漠みたいなんが公園を囲むように広がってる。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-マンゴー展望台
※展望台からの景色


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-アフターティー
※ここでアフターヌーンティータイム


ほんで次はビジターセンターに行って資料見学やけど、
ここでガイドさんから30分ほどの説明を受ける。
当然何言ってるか全く分からへんけど・・・。
唯一分かったんは楽器の演奏。

木の枝をきれいにみがいて、中に空洞が空いていて、
そこに息を吹いたら音が出るという訳や。
北海道のアイヌ族の笛の「ビヨーン。ビヨーン」て音に
めっちゃ似てる、ほんでたまに叫んどった・・・。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-へびの絵
※この地方に住んでた民族が書いた絵


センター見学後は待ちに待った夕食や!
ネットで予約したとき、「ディナービュッフェインクルード」て
書いてあったし、それなりのお金を払ってたから、
そこそこの物が出てくるんちゃうんと期待に胸を高鳴らしてたんやけど、
え!ていうのが目の間に並べられてた。
ビュッフェちゃうくてしょぼいランチボックスやん!
ほんまにがっかりやけど、久しぶりに野菜摂れたんは良かった。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-ディナービュッフェ
※全種類取った皿、たったこれだけ・・・。


夕食はがっかりやったけど、あくまで目的は世界遺産!
ついにその目の前までやってきたで!
入り口のとこで説明が始まった。長い・・・。

意味が理解出来へん説明を聞くこと、約30分・・・。

ようやく、砂漠の「ウォール・オブ・チャイナ」に足を踏み入れた!

不思議な形の土搭がめっちゃある!

元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-土塔

※土搭


大昔この辺は湖やったんやけど、枯れてしまって、

湖岸の傾斜になってるとこが、長い年数かけて風によって、

このような景色を生み出したそうや。


でも、もっと自分よりも何倍もでかい搭を想像しとったんやけど、

ほとんどが自分の身長前後くらいや。

触ってみると固いねんけど、少し力を入れたら崩れる。

地面も固まってて歩きやすい。
想像してたんとだいぶちゃうわ!

やっぱ実際に行ってみな分からへんね。



よ~し、いろいろ見て回るぞと思ったら、また説明や・・・。

歩いては説明で100メートル進むんに1時間くらいかかってた。

早く頂上の景色が見たいのに・・・。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-太陽と土塔


※太陽と土搭

説明が分からへんから、たまに写真撮ってた。


ほんでようやく頂上へ向かうことになった。

途中にはウォンバットの白骨が落ちてた。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-ウォンバットの化石

※ウォンバットの白骨


頂上に近づくと足元が白砂に変わってく。ほんでやっと頂上や!

反体の景色も一面背の低い植物の景色やけど土搭は全く無い。

頂上は尾根伝いに歩けて、見えるかぎり白砂や。鳥取砂丘に似てるわ。

ずっとこの低い山というか丘?が昔は湖やった一体を囲んでる景色、

「ウォール・オブ・チャイナ」、万里の長城て意味なんやけど、

まさにその通りで納得や。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-頂上からの景色

※頂上からの景色


本来ならここから夕日をじっくり眺めるはずやったんやけど、

晴れてるんやけどちょうど太陽が落ちる方角に雲があって隠れて見えへん・・・。

こればかりはしゃあないね。


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-世界遺産と記念撮影
※世界遺産と記念撮影
  本来なら夕日が見えてるんやけどな・・・


ほんで各自自由に下りながら戻る・・・。

ほんなら、雲の隙間から赤い夕焼けが現れたやん!


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-夕日を眺めて

※夕焼けと記念撮影


元・旅行営業マンの「世界遺産制覇日記」-マンゴーの夕日

※夕焼けと土搭


土搭と夕焼けの景色は幻想的で、ほんまはいつまでもゆっくり眺めてたい!
やけど、言い忘れとったんやけど、

ここは内陸部の乾燥した地帯でハエがめっちゃおる!

もうたかられまくりでうっとおしい!
でも、暗くなるにつれあんだけおったハエがおらんくなってく・・・。

その代わり、体がだんだんかゆなってきた。ほんで耳元に突然あの嫌な音が・・・。

日中は全くおらへんかった蚊が大量に発生や!

もうゆっくり眺めたり、写真撮ってる余裕なんか無い!

ちょうどバスに戻る時間になったし、逃げるように戻った。

その間に5匹はやっつけたな。
日中はハエで夜は蚊・・・。ほんま不思議やったわ。



これでツアーの行程終了で町に戻るんやけど、

最後に野生の動物を引くというおまけまで着いたわ。

とりあえず2日間まともに寝れてへんし疲れたわ・・・。


う~ん、やっぱり言葉が分からへんと、説明分からへんのが残念やね。

でも、幻想的なとこで、ほんまにええとこやったわ!

これで虫がおらへんかったら最高なんやけど・・・。

いつか個人で来てゆっくり歩いて満喫したいわ!



これでビクトリア州も終了や。しばらく来ること無いんやろな。

明日からは南オーストラリア州の首都「アデレード」や!

ほんでもうすぐで憧れの「ウルル」や!ほんまわくわくしてきたわ!

まだ、バスの予約が完全に済んでへんのが気がかりやけど・・・。

まあ、何とかなるやろ!


ほな、また。




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