<<リスクとは?本当の意味

リスク・マネジメント



リスク・マネジメント」というと、難しい!・・・と考え、

この時点で避けようとします。

(別に、知っても危険はないのですが・・・。)



リスクテーキングリスクマネジメント


リスク・マネジメント」として、今回説明しておきたいのは、

(1)「リスク」の種類を理解する

(2)「リスクテーキング」を行なう   です。


リスク・マネジメント概要



「リスク・マネジメント」においては、次のことを理解しておきます。

リスクテーキングリスクマネジメント


リスク概念」と「リスク処理」です。

マネジメントの構成としては、これだけになります。

一般的に使われている「リスク」概念は、

どちらかというと「ペリル(事故)」に対することで、ただ

それも思い込みである場合もあったりします。



本来は、

「ハザード」「リスク」「ペリル」「ロス」を理解した上で、

リスクが高い、リスクが低いと判断できれば良いのですが・・・。



そして、

マネジメントは「リスク処理」まで行ないます。

予想される「リスク」「ロス」などを、いかに低減・回避するか・・・

ということになります。

それが、

「情報活動」「企画活動」「選択活動」「実施、フィードバック」です。



「リスク」をゼロにすることはできませんが、減らすことは可能だということ。

これを実践の中で身に付け、取り組むことができれば、

優位に立つ」ことができるということになります。



4つのリスクとリスクテーキング



リスク・テーキング」とは、リスクに対する意思決定のことです。

リスクを理解した上で、それを背負って行動することと考えてください。

(リスクを知らずに起こす行動を不安全行動と言います。)



例えば身近な例でいうと、

交通事故というリスクを背負って、自動車の運転をする。

捕まるリスクを背負って、スピード違反、携帯電話ながら運転などを行なう。

食あたり、毒などのリスクを背負って、ふぐ料理や生肉などを食べる。

病気になるリスクを背負って、喫煙、飲酒をやめない。

解雇を覚悟の上で、社長・上司に進言する。・・・等々



リスク・テーキング」は普段の生活で行なっていることです。

しかし、

そこにあるリスクを理解せず、行動する、あるいは行動しない、と

いうことも実際には存在することを理解する必要があります。



この「リスク・テーキング」をどのように考えていくのか・・・

ということで参考になるのが、

ピーター・ドラッカーの「4つのリスク」です。


「4つのリスク」


負うべきリスク
本質に付随するリスクです。
予測も対策も可能なものです。
例:運送会社なら交通事故や商品破損など
宝飾店なら盗難や接客クレームなど
飲食店なら食中毒など
製造会社なら不良品や減産、資材価格高騰など
負えるリスク
失敗などで、多少の資金や労力を失うリスクです。
対策が可能です。
例:製造会社ならライン増設、新作投入など
化粧品会社なら新商品開発など
飲食店なら店舗改築、設備投入など
負えないリスク
失敗などで、膨大な損失があるリスクです。
また、成功しても、その成功を利用できないものも、
このリスクです。
例:リソースに見合わない投資、事業拡大など
負わないリスク
リスクを負わないことで生じるリスクのことです。
機会(チャンス)損失における取り戻せないリスク
になります。
チャンスを逃して大損するということです。
行動しないリスクがここに該当します。
例:新規業界や新規事業などの参入の機会遅れなど



この「負わないリスク」については、ドラッカーはこのように語っています。

勿論、何かを起こすにはリスクが伴う。しかしそれは合理的な行動である。何も変わらないという居心地のよい仮定に安住したり、ほぼ間違いなく起こることについての予測に従うよりも、リスクは小さい。
(ピーター・ドラッカー「創造する経営者」より)


大抵の人、会社は、「負うべきリスク」までは考えます。

「負えるリスク」と「負えないリスク」は、その都度の分析がものをいいます。

そして、成功・成長・発展させたいのなら、

「負わないリスク」を減らし、マネジメントを行ないながら、

「負うべきリスク」「負えるリスク」に近づけることがポイントになります。



この4つのリスクを選択することが、「リスク・テーキング」ということです。



事業の経営も人生も同様だと思います。

リスク・テーキング」をいかに行なっていくのか・・・

それは、「リスク」を理解し、その対処を的確・明確にしていく知識や能力を

身に付けることです。



それが、「リスク・マネジメント」ということになります。







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