無職な日々を過ごしているおやぢです(;^_^A

21日の水曜日は久しぶりに
母方の実家のあるいわき市へ


物心ついたころから
小学校6年くらいまでは
長期の休みと言えば
とにかくいわきの実家へ預けられていた。

海沿いの石巻市に育ちながらも
父親は遠洋漁業の船員
母親も働いていた。

そんな中で家から一番近い雲雀野海岸は
最近でこそきれいな海になってるけど
子供の頃はとてもとても泳げるような環境ではなかった

昔は環境問題も煩くなかったこともあり
大手の製紙工場から流れ出る廃水で
泡立つような海だったりもした・・・


そんな環境で海の楽しさ
魚釣り
泳ぐこと
潜ること

そしてカブトムシの捕まえ方
イモリの捕まえ方

将棋、麻雀、etc

色んな事を教えてくれたのは
全て本家の叔父だった


本家の従兄弟は二人
3つ下と6つ下
それにおやぢを入れて3人の子供を
スーパーカブの後ろに乗せて
海に山にと遊びに連れて行ってくれた

そんな叔父が亡くなって13年

なかなか行けるタイミングもなく
行けても従兄弟2人と揃って会えることもなかった

最近になって下の従兄弟とFBでつながったこともあり
予定を調整していわきまでひとっ走り行って墓参りをしてきた。

昔の家は今は無くなってしまって空き地

昔は波の音が聞こえるくらいの場所だったが
今は昔の磯場も埋め立てられて魚市場になっている

そんな中で変わらない思い出の場所がここ!

$おやぢと風鈴の猫日記

正式名称はいまだに知らないけど
「へそ石」と呼ばれなんかが祭られてる場所(・・;)

この周りが昔は磯場で
潜ったり、潮が引いてるときには
貝をとったり、寒天の素になる天草をとったり
遊んだものでした。

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そしてここから見える手前の海岸が長崎海岸
震災前までは賑わってた海水浴場で
おやぢが子供の頃も遊びに行きたかったけど
子供だけで行ってはダメっと低学年の頃は行けなかった

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写真で遠くに見えるのが小名浜のマリンタワー

今から4年ほどになるが
関東に住む従兄弟がこの海岸の駐車場で
自らの命を絶って逝ってしまった。

奴にとってもこの海は沢山の思い出があったんだと思う・・・

祖父、祖母、叔父、若くして逝ってしまった従兄弟

今を生きている自分たち

そして今この海は大きな変化の中で
大きな問題の渦中にある。

だけどおやぢにとってここから見る海は
故郷の海で永遠に続く大海原であってほしい!
と切に感じた一日となった。

$おやぢと風鈴の猫日記