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北海道産牛肉

【北海道産牛肉】
~道産牛肉に統一ブランド「北海道産牛肉」 道、秋から導入 付加価値増狙う~
道は、ホルスタイン種など比較的安い価格で流通している道産牛肉の付加価値向上を目指し、秋から初の統一ブランドを導入する。名称は「北海道産牛肉」。道産牛肉の多くは「国産牛」と表示されて流通しており、「北海道」を前面に出すことで国内他産地との差別化を図る。また、環太平洋連携協定(TPP)など自由貿易の拡大を見据え、競合が懸念される安価な輸入牛肉との競争に備える。
道は現在、「北海道産牛肉」のロゴマークの作成などブランド化に向けた準備を進めており、早ければ9月から、食肉、流通などの関係業界とも連携して、業界や消費者に新ブランドの周知を図っていく。商標登録も行い、知的財産としてブランドを保護していく。
統一ブランドの対象は、道内で生まれ、飼育・と畜された牛のうちホルスタイン種の雄牛と、乳牛に和牛を掛け合わせた交雑種の2種類。廃用牛などは含まず、交雑種の場合で「標準」に準じる「C2ランク以上」との基準を設けるなど、食味や肉質のよい牛肉のみブランドを使うことができる。既にこうした牛肉のブランド化に取り組んでいる産地や業界団体もあるが、「北海道産牛肉」との併用は妨げない。
また「びらとり和牛」「白老牛」など早くからブランド化が進んでいる和牛についても、今後統一ブランドの導入を検討する。
道によると、道産牛肉の9割は首都圏など道外に出荷されているが、多くは「国産牛」との表示で販売され、消費者などからは道産と認知されていない。