「なぜ差し戻しなのか」。名張毒ぶどう酒事件で、最高裁が審理を名古屋高裁に差し戻す決定をしたのを受け、鈴木泉弁護団長は6日午後、名古屋市内で記者会見し、戸惑いの表情で語った。
 奥西勝死刑囚(84)の年齢から考えて、最後と位置付けられる7度目の再審請求。同弁護団長は「この段階で再審開始決定があってしかるべきではないか」と悔しそうな表情を見せた。一方で「再審無罪に向け、光が差し込んだ」とも話し、再審開始決定に望みを託した。
 鈴木弁護団長は同日、愛知県一宮市の事務所で、決定書を受け取った。その瞬間、「再審開始決定だ」と感じたという。しかし、封筒を開けた際、飛び込んできたのは「差し戻し」の文字だった。
 「(奥西死刑囚は)40年以上にわたり身柄を拘束され、死刑の恐怖にさらされている。再審開始決定をして、再審公判で足りない部分を審理しても良かったのでは。むしろそうあってほしかった」と訴えた。
 それでも、最後には「再審開始を勝ち取るべく全力を挙げる」と言葉に力を込めた。 

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名張毒ぶどう酒、高裁差し戻し=再審取り消し破棄

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