森本FP事務所のQ&Aブログ

資産運用・保険・住宅ローンの疑問・質問にお答えしています。


テーマ:

【質問】 40代の夫婦です。
我が家の保険や住宅ローン、資産運用のことを専門の方に相談したいと思っています。
 

そこで、ネットで調べたところ、独立系のFP事務所というのがあるのを知りました。有料相談がほとんどのようです。

金融機関の窓口で相談すれば、相談料はすべて無料なのに何が違うのでしょうか。
相談料を支払うメリットを教えてください。


【回答】 ご質問にお答えします。
独立系のFP事務所と金融機関の窓口の違いですが、短く説明すると、個人に相談するか、組織に相談するか、の違いです。


金融機関の窓口は基本的には、組織の利益を優先せざるを得ない仕組みです。営業活動も組織的な動きになります。


窓口担当者の多くは、FP資格を持っていますが、いち個人として相談に乗っているわけではなく、組織から給料をもらって、組織の一員として相談を受けています。


組織の利益を考えなければ、ある意味では、職務を遂行していないことになります。


また組織は、店舗の賃料や広告宣伝費などを、顧客からの手数料収入などで賄っています。税金で賄われているわけではありません。


その組織が上場企業等あれば、利益を出さないと、株主からの負託にも応えていないことになります。
 

もちろん、職員にも給料を払わなければなりません。

職員は、自分や家族を養うために毎日頑張っていますし、仕事ですから、給料をもらって、けしからんという話にはならないと思います。


要するに組織の仕組みの問題として、顧客利益優先のアドバイスが難しいわけです。
 

一方、独立FPは、ほとんどの場合、個人営業です。


会社化されていても、ファイナンシャル・プランナーの○○氏のように
実質的には、個人の名前で活動していることが一般的です。


したがって、独立した立場で、個人と個人の信頼関係による、しがらみのないアドバイスができます。


相談料をいただくのは、入口の段階からWIN-WINの関係を構築する
意味があると思われます。
(少なくとも森本FP事務所の場合そうです)


相談無料だと、駆け引きの関係になりやすいです。


もっとも一概に、金融機関の窓口よりも、独立FPの方が良いと言うつもりはありません。


最終的には、アドバイスの質が問われていると思います。


独立FPを名乗っていても、金融経済の知識があやふやだったり、せっかく独立した立場なのに、みずからの利益のみを優先させているFPがいないとも限りません。


独立FPのサービスが日本でなかなか普及しないのは、残念ながら独立FPのアドバイスの質に満足してもらえていないからかもしれません。
 

満足する人が増えれば、口コミなどで広がりをみせるはずです。


ちなみに、米国や英国では、専門家に投資の相談をする際、金融機関の窓口よりも、独立FP(アドバイザー)を選ぶ人の方が多いそうです。


おそらくですが、米国や英国は、日本が「失われた20年」を過ごしている間、同じ期間で株価は上昇したため、独立FP(アドバイザー)と顧客の間に自然と、WIN-WINの関係が構築されたのではないかと推測されます。


顧客の資産形成が進む、FPの報酬も上がる、というWIN-WINの好循環です。
 

なおFPはお金のプロですから、顧客に経済的なメリットを提供できることは大事で、そこが腕の見せ所でもあるのですが、WINの中身は、単にお金だけではありません。


FP相談の価値には、例えば、知識が増える、安心できる、一緒に喜びを共有できるなど、お金には換算できない要素も含まれます。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

【質問】  30代・会社員の女性です。
貯金が1800万円あります。
全財産が銀行預金です。
 

世代の平均よりも多いと思うので、特に増やさなくてもよいと思っていました。
この考え方は正しいでしょうか。
資産運用にも興味はあります。
 

【回答】  ご質問にお答えします。
回答にあたり、まずはファイナンシャル・プランニングとは何かからお話ししたいと思います。
 

ファイナンシャル・プランニングとは、ただ単に、お金を殖やすことや節約することではありません。


人生設計とセットでお金のプランを考えるのが、ファイナンシャル・プランニングです。


つまり、人生を心豊かに過ごすために、お金のプランを立てるわけです。
 

なので、まずは、大まかで構わないので、人生の計画(目標)から考えてみることをおすすめします。


計画や目標は、もちろん、人それぞれですが、例えば、早期にリタイアして自由な生き方を実現したいという目標を立てたとします。


その際、何歳までにいくら貯めたいなど、具体的な数値の目標も立ててみるとよいです。


目標を立てたらその実現に向け、行動プランを作ります。


行動プランは、たくさん働いて稼ぐ、節約の努力をする、などご自身に合った方法を選ぶのが大事です。


お金にも一緒に働いてもらう、はあくまで組み合わせのひとつです。


資産運用の効率アップで、目標の実現に近づけるなら検討に入れてもよいのではないでしょうか。


ただし、何の犠牲もなしに、プラスを得ることはできないのが資産運用の大原則です。
 

このことは、よく“フリーランチ(ただ飯)はない”と表現されます。


すぐに簡単に儲かります、リスクはありません、といった儲け話には十分注意してください。
 

資産運用の方法はいろいろありますが、私のおすすめは、投資信託を使った長期分散投資です。


価格変動のリスクを受入れますが、例えば、10年以上などの長期保有では、統計学上、元本割れのリスクを軽減しながらリターンを高められると考えられています。


国の年金運用(GPIF)にも採用されている理論です。


投資信託は、現状、金融機関の手数料稼ぎのツールのように使われてしまっている側面がありますが、使い方によっては、一般生活者にとって優れた資産形成のツールになり得ます。
 

ご参考までに、投資信託の情報サイト、モーニングスターで金融電卓が提供されているようです。

参考URL
http://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/


人生の計画を立てたら、次はあなたに合った目標利回りを試算してみてはいかがでしょうか。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

【質問】 30代・男性です。
国の借金が1000兆円を超え、単純計算で国民1人当たり約840万円の借金を抱えていることになるそうですが、このまま借金が増え続けると、どうなるのでしょうか。

ネットでも調べましたが、色々な意見があり混乱しています。

今やるべきことなど、もしあれば教えてください。


【回答】 ご質問にお答えします。
国の借金が増え続けるとどうなるか。
理屈から言えば、いつかは返済できなくなります。


ただ、国の借金という表現は誤解しやすいです。


日本政府 と 日本国民 は、分けて考えるべきです。


日本政府には多額の借金がありますが、日本国民は世界でもトップクラスのお金持ちです。


そのお金持ちの日本国民が銀行に預金したり保険商品を買うことで
間接的に日本政府の借金(日本国債)を買い支えているわけです。


一方、日本国債の価値の裏付けは何かというと、日本政府の保有資産と日本国民からの税収です。


仮に、政府の保有資産のうち売却できるものは売却し、埋蔵金も出し尽くし、その後、借金の返済が難しくなれば、増税に頼るか、年金などの社会保障費を削らざるを得なくなります。
(他に、人為的にインフレを起こす選択もありますが、話がややこしくなるのでまたの機会に書きます)


いずれにしても、日本国債の返済原資は、日本国民が持つお金ということです。


これを比喩的な別の話で例えてみます。


よく高配当の投資話で配当金が定期的に振り込まれて安心していたところ、ある段階で配当金が滞り、不審に思い、会社の金庫を開けてみたところ中身が空っぽだったというありがちなケースがありますよね。


お金は返せますといっても、価値の裏付けとなる会社の金庫は空っぽで、自転車操業になっている。


もらっていた配当金は、実は、運用から得た果実ではなく、単に自分たちが預けたお金の一部が戻ってきていただけだった。


配当金を順調にもらえている間は、多くの人がこのからくりに気付かないわけです。


日本政府の自転車操業状態も、厳しい言い方をすれば、上と同じ構図です。


今30代の人は、60代になって国の金庫を開けたところ、中身が空っぽだったということにもなりかねません。


今からしっかりと、知識を得て、働き方や資産形成を考えておくことが賢明と思います。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。