【ズバリ!こんな人にオススメ】
FX(外国為替証拠金取引)をやっていて、8月17日に強制決済になった人
【231冊目ご紹介】
2007年6月1日 初版第1刷発行
2007年7月10日 初版第2刷発行
【本のジャンル】
為替・FX
【本を購入した理由】
今回の大相場を経て、今後のFXの戦略を練るにあたり参考にしたかったので。
【本の内容】
著者は元プロ・ディーラーで現在は投資家に転身。
この本は、FXの投資戦略ではなく、相場から退場になってしまうほどの損失をしないために、損切りの重要性をしつこいくらいに主張する本。
損切りをしっかりやってこそ、マネーマネジメントもしっかりでき、リスクを回避でき、最終的に利益も残せるという。
(目次)
・相場の真実・トレードの本質
・相場の勝者のトレード技術
・破滅を招く敗者の心理
【読破後の辛口評価・コメント】
★★★★☆ 4.5点 今回大きな損失を出したことはこの本の主張身にしみて実感できるはず!
この本には、今までコンスタントに利益を上げていたのに、今回の相場でその大半を失った方が読むべき珠玉の内容がギッシリ。
・相場は不確実なもの
・相場は予測すべきものではなく対応すべきもの
・損切り命
・損小利大
・値動きには順張り、市場心理には逆張り
・増し玉
・感情を封印せよ
・ルールを破るな
・勝ってもうぬぼれるな
しかも本当に気をつけなければならないことが何度も繰り返ししつこいくらい出てくるので自然と頭に入るし、文字も大きく大変読みやすい。
今回のサブプライムローンを発端とする超円高相場は数年来の値動きをしたが、FXをやっている方は2005年から基本的に円安基調だったので油断が出て、今回の円高もなんとかしのげるだろうと円安ロングポジション戦略に固執したあまり、大損、もしくは相場から退場した方が続出している。
その損失額で目にする金額は数百万円~数千万円単位が多い。
ところが、この本に書いてあることをしっかりやれた方はこのような損失を出していない。
では円安相場でいい思いをしていた方が今回の相場前にこの本を読んでいたとしてもほとんど実践できていないだろう。
この本に書いてあることは大きな痛手を被って初めて受け入れることができるのである。
だから、今回の経験はいい薬になったはず。
今後ゼロからスタートするにしても、この経験を生かして、この本に書いてあることを実践できれば、今回の損失以上の利益を出せるに違いない、いや必ず出すと信じてこれから相場に向かおう。
【最後にひとこと】
久しぶりにFXの本で何度も読み返したくなる本に出会いました。
最近相場は多少落ち着きをみせていますが、98年のLTCMの経験を振り返ると、1ヶ月半後くらいに第2段があって、そちらの方が更に大相場でした。
今回の大相場はまだ終わりではないと気を引き締め、次回の大相場を逆にチャンスに変えられるように準備しておきたいと思います。