更新が遅くなってしまって大変申し訳ございませんが、今回も前回のこのテーマ記事と同じく天候関係から・・・

ちょっと前にはかなり暑い日があったかと思ったら、ここのところ、東京では雨模様の日が多いです。
洗車が大忙しですが、涼しいと長い時間をかけて作業しやすいので、洗車以外にも細かく色々とできるチャンスではあります。

去年、助手席下の「ボンネット」にあたる部分には遮熱シートを貼ったのですが、今回は運転席後ろの「フタ」の内側にも貼りました。
遮熱シートを貼ったフタ

加えて、後部ドアの内張りにも、アルミのシートを追加。ここのところ涼しいので効果はまだ不明ですが、これからチェックする予定です(本当は、運転席の下にも貼りたいのですが、シートを外さなければならないので別の機会に・・・)。
アルミシートを貼ったドア内張り

他にも、ストレッチャーを洗剤で拭いてみました。
使用毎にエタノールや次亜塩素酸ナトリウムを使って清掃・消毒を行ってはいますが、洗剤を使って拭く事はあまり無かったので、今回は業務用の洗剤を濡れたタオルにつけて拭いてみます。
ストレッチャー掃除中
上写真、折り目より右側が清掃後、左側が清掃前です。

普段の清掃では取れない汚れも、取れたようです。
清掃後は、ビニール用のワックスをかけて仕上げれば完成です。
ストレッチャー掃除後
ストレッチャーにワックス(車用ではありません)を塗るのは賛否両論ありそうですが、業務用洗剤を使うと「油分がなくなりすぎて」汚れが付きやすくなるのと、ビニール用のワックスは、塗っても滑りやすくなったりすることはありませんので、塗っておいた方がメンテナンスはラクです。
このワックス、ダッシュボードや雨の掛かるドア内張り等にも使っていますが、以前使っていたタイヤ&レザー用ワックスよりも耐久性が高く、半年近く効果が持続するので、メンテナンスの頻度を下げる事が出来とても便利です。

ペタしてね
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今回は、前回のこのテーマの記事「第二段階 犯行~実際の殺人(レイプ殺人と快楽殺人~死体切断を伴う殺人)」の続きを書こうか迷ったのですが、ここで一旦秩序型・無秩序型殺人者について触れてみます。

今回も、「快楽殺人の心理~FBI心理分析官のノート~より」(著者ロバート・K・レスラー、アン・W・バージェス、ジョン・E・ダグラス、狩野秀之訳:講談社刊:1995年4月6日第3刊発行)より、引用してご紹介させて頂きます(著作権上問題があるようでしたら、削除させて頂きます)。
また、犯罪心理学に関する内容に不快感を覚える方は、スルーをお願いします。特に今回の記事は、殺害に関する描写や性的な内容が含まれますので、未成年の方や精神状態が不安定な方、殺害に関する描写等で気分が悪くなる方はブラウザやタブを閉じる等お読みになられないよう、お願い申し上げます。とても重要な事ですので、ご協力をお願い申し上げます(このような理由から、この記事は公開後、限定扱いに変更させて頂く可能性があります)。

この記事の資料はFBI(アメリカ連邦捜査局)の研究に基づくもので、すでに有罪が確定している性的殺人者36人へのインタビューを基に作成されたものです(全員が白人の男性で、当然アメリカ国内での研究です)。
この記事では加害者の過去について触れますが、例えば虐待された経験を有する方が、必ず犯罪者になるということはありませんし、精神疾患をお持ちの方が必ず罪を犯すという事もありません。この点あらかじめご理解下さい。
専門的な内容が含まれる為、原則そのまま掲載いたしますが、内容を一部変更・伏せたりしている部分もございます。また、表を上手く載せる事ができませんでしたので、表は箇条書きとさせて頂きましたのでご了承下さい。
以下、本文に入ります。

第6章(P188~)

1 秩序型殺人者

秩序型殺人者の特徴
秩序型殺人者は、兄弟のなかで比較的年長であることが多く、長子である場合がかなりの割合を占める。父親は安定した職業についていることが多いが、親のしつけはあまり首尾一貫していない。
彼らは平均かそれ以上の知能を備えているが、自分の能力以下の仕事にしかついていないケースが目立つ。職種は専門知識を要するものが主で、彼ら自身もそうした職種につくことを望むが、多くの場合はあちこちの職場を転々としている(表6-1)

表6-1 秩序型及び無秩序型殺人者のプロファイル特性

秩序型

平均以上の知能
社会性を備えている
熟練労働についている
性的機能が正常
兄弟のなかで年長
父親が安定した仕事についていた
子供時代のしつけが甘い
犯行中に感情をコントロールできる
犯行時にアルコールを飲んでいた
周囲からのストレスを感じていた
配偶者と暮らしている
整備された車を持ち、行動範囲が広い
マスコミの報道を見守る
犯行後、職を変えたり転居する

無秩序型

平均的な知能
社会性が未成熟
職歴が貧弱
性的機能が不全
兄弟のなかで年少
父親が職を転々としていた
子供時代のしつけが厳しい
犯行中に感情を抑えられない
犯行時にアルコールはほとんど飲まない
ストレスはほとんど感じていない
1人で暮らしている
犯行現場のすぐ近くに住んでいるか、働いている
マスコミには関心を示さない
ライフスタイルはほとんど変化しない

殺人の前には、外部からのストレスを感じていることが多い。ストレスの種類としては、金銭的なもの、夫婦間のもの、女性関係、職場での問題などがある。とはいえ、一般的には、秩序型殺人者は社会生活に適応しており、配偶者とともに生活している。

秩序型殺人者の大部分は、殺人を犯したとき、激昂した精神状態にあったか、さもなければ抑鬱状態にあったと主張している。しかし、その一方で、犯行を実際に行っているあいだは、冷静でリラックスしていたことも認めている。また彼らは、犯行の前にアルコールを飲んでいることが多い。

他に多く見られる特徴としては、自動車を所有し、きちんと整備していることがあげられる。また、犠牲者や犯行現場から「記念品(スーベニア)」を持ち去っていることから、彼らの空想が犯行後も持続していることがわかる。
無秩序型殺人者の自宅からは、事件に関する新聞記事の切り抜きが発見されることも多く、彼らが新聞を通じて捜査の進展を追いかけていたことを物語っている。

犯行現場の特性

秩序型殺人者の犯行現場からは、犯行前、犯行中、犯行後を通じて、1種の秩序が存在していたことが見てとれる。犯行手段が秩序立っているという点から、その殺人が、捜査の手がかりを与えないよう綿密に計画されたことがわかる。
ただ、犯行が計画的なものであっても、その犠牲者はまったくの見知らぬ他人であることが多い。秩序型殺人者は、たまたまある特定の場所にいた女性もしくは男性を犠牲者に選ぶのである。この意味では犠牲者が選ばれたのは、まったくの偶然によるものだと言っていい。とはいえ、1人の連続殺人者が選ぶ犠牲者たちは、みななんらかの共通の特徴を備えている。殺人者は、それぞれ犠牲者のタイプの好みをもっており、長い時間をかけて「適当な」犠牲者を探すからである。ある殺人者はこう語っている。

「私は夜型の人間なので、夜に長い時間をかけて犠牲者を探して歩いた。誰も見つからず、そのまま家に帰ることはまずなかった。私は家でじっとしているべきだったのだ。そうしていれば、みんなを救えただろう」。

1人の殺人者が犠牲者として選ぶ人々に共通する特徴は、年齢、容貌、職業、ヘアスタイル、ライフスタイルなどさまざまだ。調査の対象とした殺人者たちが狙った犠牲者のタイプには、次のようなものがあった。思春期の少年、女子学生のヒッチハイカー、看護婦、バーの常連の女性、男性の連れと一緒に自動車に乗っている女性、2ドアの車を1人で運転している女性、などである。

秩序型殺人者は、社会性を備えているので、殺害の前に犠牲者と会話を交わしたり、見せかけだけの友人関係を結ぶこともある。あるいは、犠牲者に近づく手段として、身分を偽ることも多い。彼らの第一印象は決して悪くない。容貌、身長、体格は、並みもしくはそれ以上だし、スーツや制服、あるいはこざっぱりとしたカジュアルウェアに身を包んでいるからだ。秩序型の殺人者は、犠牲者を信用させるために、まず犠牲者と会話を交わし、力ずくではなく、言葉たくみに誘いをかける。犯行の際に、自分や被害者の車を利用するケースもよく見られる。

殺人とレイプは、同時に計画されていることが多く、レイプが行われたときは、つねにそれに付随して殺人が起きる可能性がある。レイプの際には、抵抗すれば殺すといって脅したり、凶器をちらつかせたりする。性的暴行を行っているあいだは、性的な支配への欲求から、犠牲者にある特定の反応(脅える、受け身の態度をとるなど)を要求する。犠牲者のふるまいが従順でなかったり、受動的でなかったりした場合には、殺人者の攻撃性はさらに高まっていく。

犠牲者を従順にさせる手段として(さまざまなもの)をつかって身動きできなくすることも多い。凶器や拘束具の使い方から、その殺人者の計画にどれくらいサディスティック要素が含まれているかを知ることができる。犠牲者を苦しめながら、ゆっくりと死に至らしめることで、犯人は殺人という行為をエロティックなものにするのだ。

ある殺人者は、犠牲者の首に巻いたロープを締めたり緩めたりして、犠牲者が失神したり意識を取り戻したりするのを眺めていたが、このケースなどは、殺人者が他人の生死を思いどおりに支配しようとした恒例だろう。

秩序型殺人者の行動を支配しているのは、空想と儀式であり、その行動や犯行現場のパターンには、強迫観念にも似た特徴が表れる。彼らは、多くの場合、犯行に使う凶器をあらかじめ用意しており、犯行現場を離れるときはかならず持ち帰る。証拠を残すことを慎重に避け、殺害現場から死体を移動させることも多い。

性的な暴行は、彼らが空想のなかで計画した犯罪の、いわば先触れでしかない。とはいえ、殺人者は、実際の引き金となるできごとが起きるまでは。自分が最初から殺人をもくろんでいたことを自覚しないケースが多い。次に引用した殺人者の告白は、そのことを明確に示している。

「いま思えば、私は、彼女を殺すことをずっと考えていた・・・・・・ただ、自分のしようとしていたことがはっきりわかったのは、すべてが終わったあとだった。もしあのとき彼女を逃がせば、警察に通報され、私はまた逮捕されてしまっただろう。そして、彼女が走って逃げようとしたとき、私はようやく悟ったーーー自分がほんとうにやろうとしていたのは、彼女を殺すことだったのだと」。

~中略~

2 無秩序型殺人者

無秩序型殺人者の特徴
無秩序型の殺人者は、知能が平均以下であることが多く、また兄弟のなかでは年下である傾向が見られる。子供時代の親のしつけが、非常に厳しいものだった例も多い。父親が職業を転々としており、そのパターンを反映するかのように、殺人者自身の職歴も長続きしないのが普通である(表6-1)。

このタイプの殺人者は、強迫的もしくは幼稚な観念に取り付かれているのが普通で、錯乱し、抑圧された精神状態で犯行を行うことが多い。

無秩序型の殺人者たちは、社会に適応でいていない。彼らの多くは結婚しておらず、1人で、あるいは親と暮らしており、自宅のすぐ近くで犯行を行う傾向がある。また、対人恐怖を抱いており、隔絶された妄想の世界を築いてしまいやすい。抑圧された精神状態のもとで、衝動的に殺人を犯すことが多く、自分の住んでいる地域内で犠牲者を選ぶのが普通である。

このタイプの殺人者は、性的機能不全の状態にあり、対等なパートナーとはどんな種類の性的接触も持てないことが多い。彼ら自身は、自分はヘテロセクシャル(異性愛者)だと主張しているが、実際にはセックスの経験に乏しく、性的に倒錯していることが明確に読みとれる。

犯行現場の特性
無秩序型殺人者の犯行現場から受ける全体的印象は、犯行が唐突に行われ、発覚を防ぐための工夫らしきものが見当たらないということだ。現場はひどく乱雑であり、恣意性、無計画性、そして象徴性といったものが感じられる。犯人が前から知っている人間を犠牲者に選ぶことも多いが、その場合も年齢・性別などは大して重要視されない(表6-3)。

秩序型

計画的な犯行
見知らぬ他人を犠牲者に選ぶ
犠牲者を「非個人化」しない
犠牲者と意図的に会話をする
犯行現場が秩序だっている
犠牲者に服従を要求する
拘束具を使用する
殺害前に暴行を加える
死体を隠す
凶器や証拠品は始末する
犠牲者や死体を移動させる

無秩序型

衝動的な犯行
既知の人間や場所を選ぶ
犠牲者を「非個人化」する
会話はほとんどしない
犯行現場が乱雑で秩序がない
犠牲者に突然暴力をふるう
拘束具はほとんど使わない
殺害後に性行為を行う
死体を隠そうとしない
凶器や証拠品が残されている
死体は犯行現場に放置する

殺人者が、近所の家のドアを無差別にノックして、最初にドアを開けた人間を犠牲者に選ぶようなケースもある。また、このタイプの殺人者は、その場のイニシアティブ(主導権)を握るために、すぐに犠牲者を殺すことが多く、犠牲者に主導権を奪われるような危険を冒さない。

そのため、犠牲者への接近のしかたも迅速で電撃的なものになる。犠牲者の背後から近づき、いきなり力ずくで襲いかかる場合もあるし、突然に銃で撃ち殺すことさえある。攻撃は唐突で暴力的であり、犠牲者が日常生活を送っているところを何の前触れもなく襲うケースが多い。犠牲者は何の警戒もしていないので、抵抗のしようがない。

無秩序型殺人者は、犠牲者を「非個人化(ディパーソナライズ)」したがる傾向があり、身体のある特定の部分に対して、きわめて残虐な行為を働くことがある。オーバーキル(生命を奪う以上に被害者の身体に損傷を加えること)や、顔に必要以上(*生命を奪う以上の)傷をつけるといった行動は、犠牲者から人間らしさを消し去ろうという意図のもとに行われる。また、顔面を傷つけるのは、その犠牲者が殺人者の知人だったか、さもなければ殺人者の心理的抑圧の原因となる誰かに似ていたことを示してもいる。同じ非個人化の例として、殺人者がマスクや手袋をしていた場合には、それで犠牲者の顔を覆ったり、あるいは別に目隠しをしたりすることもある。命令や脅しの言葉を別にすれば、殺人者と犠牲者のあいだではほとんど会話は交わされない。犠牲者はすぐに殺されるので、身体を縛ったりする必要もない。

殺害後には、性的でサディスティックな行為が行われるのが普通で、死体の切断という形をとることが多い。それ以外にも、無秩序型殺人者が行う性的行為には、腹部の(‐)の中への射精などさまざまな種類がある。犠牲者の衣服や住居から、犯人が放尿や脱糞、あるいはマスターベーションをした形跡が発見されることもある。一方、死体のほうは、顔・性器・乳房などが切断されたり、内臓の摘出、四肢の切り落としが行われたり、血を吸った跡が残されていたりする。

また、無秩序型殺人者は、死体を手元に保存しておくことが多い。2人の女性を殺害したある殺人者は、その死体の1部を8年間自宅に保管していた。この殺人者は死体の頭部からマスクを作り、また皮膚を使って太鼓やシートカバーを作っていた。それ以前には、墓地から8人の老女の死体を盗み出してきて(注釈:日本と違い米国では土葬が一般的です)、同じようなことを行っている。

無秩序型殺人者の場合、犠牲者の死体は殺害場所にそのまま放置されることが多く、死体の発見された場所がすなわち犯行現場ということになる。死体が切断されている場合には、バラバラにされた各部分が、殺人者にとってなんらかの意味があるかたちに置かれているケースがよく見られる。

このタイプの殺人者は死体を隠そうとせず、指紋も足跡もそのまま残していくので、警察の捜査の手がかりはたくさんある。凶器も、普通は手元にあるものが使われ、しかも現場に放置されるので、重要な証拠となる。

~中略~

この章では、プロファイル特性と犯行現場に残された指標の両面から、秩序型および非秩序型の快楽殺人者の相違を探ってみた。それによって、実際の捜査における犯罪プロファイリングの技術についての、重要な基礎知識を得ることができる。ここでわれわれが示したのは、犯人のプロファイル(推定像)の作成と、快楽殺人者を秩序型と無秩序型に分類するのに役立つ、いくつかのバリアブル(変数)が存在することだった。とはいえ、こうした研究におのずと限界があることも忘れてはならない。あらゆる未解決の事件で、プロファイリングがうまくいくわけではないのだ。この研究はあくまでも端緒(たんしょ)についたばかりであり、犯罪分析における重要な変数をいくつか明らかにした段階にとどまっていることを、あらためて強調しておきたい。

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今回は、プロファイリングにおける重要な分類の1つである秩序型・無秩序型について触れました。
この尺度で見てみると、(具体的な事例には触れませんが)日本における快楽殺人(と思われる)事件の中には、報道されたりしている情報では、秩序型・無秩序型の特徴が混在しているような事件もあるように思われます。この点は、民族性や国民性の違いもあるのかもしれません。
また、秩序型・無秩序型という分類は、昨今のIS(イスラミック・ステート)に思想的・精神的に共鳴した人物によるテロでも、有効かもしれません。どちらかというと、昨今の「IS共鳴テロ」は、無秩序型の特徴が多いような印象も受けます。

誤解を招きそうだったので、本文では省略しましたが、ある秩序型殺人者は、9歳のときに歩道に汚い言葉を落書きするという反社会的な行為を行い、14歳の時に最初のレイプ事件を起しています{この殺人者は、起訴されなかったケースも含めて13件ものレイプ事件(レイプ後の殺害を含む)を起こしています}。
犯行を重ねるうちに、性的暴行のレベルが、レイプのみから殺人へとエスカレートしていったこと、犯行と犯行の間隔が短くなっていったと指摘されています。
海外のドキュメンタリーでは、シリアから逃げ出してきた女性の証言で「ISの戦闘員が9歳の少女に薬物を注射して何処かへ連れて行った(恐らくレイプしていた)」という証言がありますが、ISの戦闘員による女性に対する異常なまでの攻撃性の高さ、残虐性の高さは、他の点とも併せて、快楽殺人犯の心理に通じるものが非常に多いように感じます。

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