2016年03月17日(木)

靴のあれこれ

テーマ:ブログ

 

最近ちょっと、「日本人は甲高幅広だって聞いた」という先入観的なシューズ選びで、かなりユルユルなシューズを履いている方が御相談に見えられます。

 

もしくは購入時はしっかりしたフィッティングでも数年使って、ヒールカップがグラグラの状態のシューズで足を痛める方からも御相談頂きます。

 

なので、ちょっとあまり情報として出ない靴選びの色々を書いてみたいと思いました。

 

~である とか ~でなければならない という読み方ではなく、こういう見方もあって弊社が気をつけて見ていると捉えて頂けるといいかな~と思います。

 

1.日本人は幅広甲高?

 

欧米と比べてその傾向はありますが、私の売場に立ってきた経験からでは半分以下です。

 

先天的に甲高幅広になっている人ばかりではなく、例えば 幅も高も大きい人は畳の上での摺足で鍛えられた結果、足幅が開き、甲が高くなっている場合が多い です。剣道柔道の有段者の方などにはかなりこの傾向が強く、シューズ選びは時に難航します。ベルクロが届かない、靴紐でもギリギリとかあります。が、これは先天的ではなく鍛えあげて形作られた結果なのです。

もちろん先天的にそういった骨格/足型の方もいらっしゃいます。でもみんなそうってわけではないんですよ。だから日本人は幅広甲高っていうインフォメーションはこわいな~と思っています。

 

2. 幅だけが広い人もいる/骨ではなく肉付きで幅がひろいこともある

 

他にも、テニスなどの球技で左右のステップやジャンプをしてきた人は甲が高くならないのに足幅が広いケースが多いです。それも外足側だけが広くなっていて、骨が開いているのではなく肉付きが良くなっていることが頻度としては高いです。こういった足型の方が幅だけで合わせてしまった結果、甲のホールド(シュー・タン/ベロの部分)が不足して足首にストレスを感じていることもあります。また、アッパーのフィット感だけでなく、アウトソールの幅があっていないと足首がグラつきやすいこともあるので、売り場でも注意して拝見しています。

 

3. 足の親指よりも人差し指が長くて苦労しているひともいる

 

この特長のほうが幅広甲高よりも先にチェックするべき部位なのですが、気付かずに靴を選んでしまって、ペダリング中にずっと無意識で足の人差し指を曲げていたり、足全体をねじっているせいで小指側が痛い人もいます。外反母趾や内反小趾などの特長もきちんと見る必要がありますね。

 

4. シューズの寿命は長くない

 

ビンディングと足を固定して出力の伝達ロスを抑えているので、靴には結構パワーかかっています。また、合皮の伸びや熱や水分によるくたびれもあります。乗る距離次第ですが、寿命はありますし、真剣にスポーツとして楽しもうと考えるなら、シューズにも寿命があることもあるとお考え下さい。

 

5. 好きなシューズを履けないかも。

 

自転車シューズは硬いアウトソールがあるからこそ、ビンディングへの着脱が出来ます。普通のスニーカーみたいな馴染み方はしません。そのため、足型によっては好きなシューズを履くことが出来ないこともあるのです。多少の馴染みは出ますが、劇的に足型が変化するわけではありませんから、自分の足の特長を把握して選ぶ必要があります。

 

6. 靴とおしりと手しか自転車に触れてないんですよ

 

その3箇所の接点がとても大事です。そして、お金もかかるので失敗はしないほうがいいのですが、最初から正解を見つけることも出来ません。ただ、きちんとロジカルに考えて探していくことで良い方向に進みながら選んでいくことが出来ると思っています。

 

 

 

店長錦織は 甲高くない。足幅は先は広いけど、かかとは肉付き少なく細め。そして土踏まずのアーチは物凄く高いので内転しやすい。

 

というわけで靴では苦労してきましたw

 

が、そのおかげでいい勉強もしてこれたと思います。散財もしてきました。同じシューズを何足も買ったこともあるし、高額なシューズを数日で履かなくなった(履けなくなった)こともあります。その失敗は出来ることなら何かで役立てたいっすw

 

必ずしも当店の取り扱いメーカーでベストな提案が出来ないこともあるので、その場合はバッサリ!他社他店さんをご紹介してますw 全部のシューズを試してもらうことも出来ません。

 

だって無いものは無いし、調べてわかる情報を出し惜しみしても誰もハッピーじゃないし、体に触れる部分で苦労するとショッパイ涙の味ですよw ウチで足型見させて頂いて、「あ~この足でこの好みなら◯◯◯が良くないですか~?都内なら何処そこで~」とか言ったりもします。

 

ただし、お客様御自身が履いて速くなるシューズが欲しいとか、なんでもいいしどうでもいいとか、その場にいない他の人のシューズの相談などをお持ちいただいても答えようがありません。

 

というわけでして、まだまだ勉強中ですがお手伝いできることもあるかもしれません。なにかあれば御相談下さい。

 

ただ、申し訳ございませんが当店は御予約のお客さま優先です。予約無しではダメということではなく、先に御予約になられているお客様がいらっしゃれば、その御予約が完了するまで長くお待ちいただくこともあります。作業も御商談も同じです。その点、何卒御理解頂ければ幸いです。

 

 

 

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