2009-03-08

神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか

テーマ:読書部
読書部からの報告

『神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか』
 アルビレックス新潟会長
 NSGグループ代表 池田弘著

『V・ファーレン長崎』からJリーグ加入へ 爆裂発進  JFL編-niigata

 昨日から開幕した17回目のJリーグ
 V・ファーレン長崎が目指すべきロールモデルのひとつに
 「アルビレックス新潟」がある。

 新潟と長崎を考えると地政学的なハンデや人口規模が両方とも約150万人と類似する点もあり
 地方のクラブの生き方についてお手本になるであろう。

 著者でアルビレックスの会長である池田弘氏はいろんな顔を持つ。
 宮司=神主という肩書きを持ちながら新潟総合学院(NSG)で学習塾や
 ベンチャー企業家支援組織『異業種交流会501』を立ち上げる。
 地域の発展につなげたいと立ち上げたものである。

 宮司であることと事業家であることは『心の車輪』である。
と重き言葉が記されている。

 平成10年に北信越リーグからJFLに昇格した時には債務超過の危機に直面している。
 平成13年5月19日 ホームスタジアム『ビッグスワン』のこけらおとしの日
 その時J2で平均観客数4000人程度であったが、10万人分の無料チケットを
 配布し3万2000人の観衆が訪れた。
 批判も一部にあったが選手は元気づき、グッズ販売や飲食販売などの付加価値がついた。

 J2にいながらJリーグ最多動員数を記録し
 その後『新潟の奇跡』といわれるようになり地元新潟のサッカー熱は完全に根付いた。

 この本には著者が神主であるためか神々といった言葉がちりばめられ
 最後のほうには宗教論 たがいの違いを認め合うことの大切さが書かれてある。

 いい本にめぐり合えた。

 
2009-01-25

Vファーレン長崎グラフィックマガジン[ヴィ] Vol 1

テーマ:読書部
『V・ファーレン長崎』からJリーグ加入へ 爆裂発進  JFL編-vi
読書部からの報告

Vファーレン長崎グラフィックマガジン[ヴィ] Vol 1

発行人 山頭範之

JFL昇格を記念して発行されたV・ファーレン長崎のグラフィックマガジン

冒頭は社長のご挨拶から始まり、某著名人から壮大な目標へのお言葉を頂戴した。
また、驚くべき事に前回 読書部で扱った「股旅サッカー」の著者である宇都宮徹壱氏からもお言葉をいただいた。V・ファーレン長崎が気になっているようだ。

そして昨年末に石垣島で行われた地域リーグ決勝大会の激動の6日間のドキュメントが
選手、監督の立場から詳細に綴られていた。

写真家である山頭氏が撮影した写真は洗練され
クオリティが高く、お世辞にも上手とは言えないわが写真部も参考にしなければならない。

選手のプライベートまで潜入取材しており、
そして懐かしいことに05シーズンのチーム得点王の森本晃一郎選手が出てくる。

一般の人にはわからないチーム内部の現状がこんな事まで書いていいのかと思うぐらい
赤裸々に綴られており、ここまでV・ファーレン長崎について掘り下げた本は今までない。


最後の方では選手名鑑ではチーム創立時からの選手が勢ぞろいや長崎サッカーのデータも載っている。

チーム創立からこれまでの4年間に携わった選手、監督、コアサポーター、報道陣らの想いが凝縮されており、ファンにはたまらない「バイブル」的な一冊となった。

ちなみに表紙には特別に監督、福嶋選手、竹村選手のサインつきで「家宝」にしたい。
Vol.2の発行が非常に楽しみである。
2008-12-14

股旅フットボール 地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影

テーマ:読書部
読書部からの報告

『V・ファーレン長崎』からJリーグ加入へ 爆裂発進  JFL編-matatabi


股旅フットボール 
 地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影

 宇都宮徹壱氏著

 めったにみられないサッカー地域リーグを特集した本
 

 ロシア、東欧サッカーの旧共産時代を背景に持つクラブチームを取材した著者が
 通常 ほとんどスポットが当らない地域リーグの
 各クラブチームの歴史的背景と

 グルージャ盛岡
 ツエーゲン金沢
 町田ゼルビア
 ノルブリッツ北海道
 などのチームが語られている。

 当然、Vファーレン長崎も登場する。
 チーム創立時の背景や 
 フロントの資金調達の苦労話やなどが綴られている。
 改めて小嶺社長の偉大さを実感する。

 そこには現在フロントで頑張っている岩本前監督や
 長崎セインツの社長となった森貴信氏らも登場。
 最後にはミスターVファーレン 原田選手の登場である。
 
  チーム創立時の感傷に浸ってしまうものであった。

  小嶺イズムを継承した前監督が選手に常々言っていた言葉
  「しっかり止めて、蹴る」
  今シーズン結果として現れた。

 

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