今日から3日間、東京の代々木公園で行われている
『うどん天下一決定戦2014』に行って参りました。


我こそは、と名乗りを上げた各地で人気のご当地うどん19店舗が集結し、33℃を超える炎天下のもと、会場では暑い戦いが繰り広げられていました。

評価は2部門の審査によってきまります。
各店舗が販売し、来場者が食べ終わったうどんの容器を集計して決まる「売上部門」と、来場者の投票によってきまる「評価部門」。

昨年度、評価部門の1位は花山うどん「鬼ひも川」
今年はディフェンディングチャンピオンとしての威信をかけて出場されています。

ひもかわうどんは群馬県桐生地域の郷土料理の幅広麺のうどん。幅広麺というときしめんが有名ですが、きしめんより幅広く向こうが透けて見えそうな薄さが特徴のうどんです。
「鬼ひも川」は花山うどんの2代目、橋田藤吉さんが考案したうどん。ひもかわの中でも特に太くコシがありとんでもないうどんだ!ということで「鬼ひも川」と名付けられたそうです。昭和30年頃に廃盤になっていましたが、現在の5代目橋田高明さんが発見した古い文献を基に、50年の時を経て復刻されたそうです。

お昼すぎに到着するとすでに花山うどんのブースには行列が!

中では大きな鍋を6台でぐらぐらと麺を茹でています。蓋を開けた瞬間の熱風の熱さたるや!中で働くスタッフの方はみなさん顔を真っ赤にしてフル稼働です。

右 5代目橋田高明さん


ぶっかけ風の「鬼ひも川」

まずは鬼ひも川を一口。
つるっと口に入れた瞬間のその柔らかい口あたり、ほどよいコシと甘味。
みずみずしく軽やかな喉ごし。風が吹いたように美味しさが沁みわたります。

次につゆに絡めていただくと、がらりと違う美味しさ。
きちんとすりおろしたわさびと絡めてまた一味。半熟のたまごをくずしてまた一味。
暑さを忘れて、最後まで爽やかに美味しく頂きました。

開催は8月22日(金)23日(土)24日(日)の3日間。この機会に是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

『うどん天下一決定戦2014』公式HP
http://udon-1.com/


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