タコとイカのからだの秘密 | たべもの科学広報室

タコとイカのからだの秘密

今回は動物クイズを出します音譜



Q1.タコの足の数は何本でしょう?



これは簡単ですね。


タコの足は8本あります。



では・・ 



Q2.イカの足の数は何本でしょう?






・・・・・10本!?



そう、イカには10本の足があるように見えます。



ですがよく見てみると、そのうちの2本は長くなっています。実はこれは足ではなく手のように使うものです。

なので、正解はイカの足も8本、ということになります。



イカの長い手のようなものは「触腕(しょくわん)」といいます。獲物となる魚などを見つけると、この触腕をのばしてつかまえるのです。


獲物をつかまえた後はもちろん口に運びますね。


では、口はどこにあるのでしょうか?



よくあるイラスト(下図)では、イカの口は目の間のあたりに描かれていることが多いと思います。

ですが、実際はこの位置に口はありません。



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図.よくあるイラスト



ここにあるのは口ではなく、スミをはく「ろうと」というものです。これはタコも同じことです。

右矢印 イカとタコのスミの秘密についてはこちら



実際はイカやタコの口は足の付け根のあたりにあります(足をかきわけてその真ん中にあるイメージ)。


次にイカをさばくときや、ゆであがったタコを見る機会があるときは、ぜひ口に注目してみてくださいキラキラ