こんにちは。

快しん整体　和歌山海南院の橋本です。

2か月前から、
かかとの痛みがなかなか改善されず
困っていたことから来院されたAくんは
小学6年生の野球少年です。

昨年の秋ごろから痛みがあったようですが
整形外科ではシーバー病と診断を受けました。

成長痛なので、痛いときには湿布を貼って
様子をみるようにと言われたそうです。

最初のころは痛みをガマンすれば
プレーができていたのですが
だんだん痛みが強くなってきてしまい
思いきり走れなくなったことから来院されました。

昨日、3回目の施術が終わったあとに
Aくんのお母さんからこのようなことをお聞きしました。

『初めての施術のあと、
運動会と野球の試合が続いたのですが

運動会では走っているときの姿勢がキレイに見えて
以前より早く走れるようになったみたいです。

野球の試合でボールを投げている姿も
以前はどこかぎこちない感じがあったのが
今回は無理なく投げているように見えました。』

当院の施術では痛みのある患部だけでなく
全身のバランスを診ながら働きかけをしています。

身体を整えるだけで本来持っている能力が発揮されて
運動のパフォーマンスが高まります。

痛みをかばいながら運動を続けることは
身体を歪めてしまう大きな原因となります。

プロのスポーツ選手はちょっとした『違和感』であっても
すぐにプレーを止めてしまいます。

それはちょっとした『違和感』を抱えて
プレーを続けることが身体全体に及ぼす
悪影響が大きいことを知っているからです。

じつはAくんは5年生のときに
ねんざした足首をかばいながら
無理して野球を続けたことがあることがわかりました。

もしかしたら、その頃から
『身体のバランスが崩れた状態』が
始まった可能性があります。

人間の適応能力はとてもスゴいので
ケガで最初は痛みや違和感を感じていても
その状態を身体全体でうまくカバーするように
無意識のうちに身体の使い方を変えてしまっています。

この無意識の修正能力がじつは厄介なのです。

『放っておいたら治った』
『知らない間に治っていた』
というケースは確かに自然治癒力の力で
改善されていることも多いのですが

痛みの原因がそのままでも
身体の使い方が変わったことで痛みを感じなくなった
という場合も非常に多いのです。

そのような理由から問診では
過去のケガや痛みについても詳しくお聞きしますので
思い出したことは全て教えて下さいね。

Aくんもシーバー病の痛みで
今回は辛い想いをしてしまいましたが
同時に自分の身体のことに関心をもつための
良いきっかけになったのではないかと思います。

思いきりプレーできるようになるまでもう少しです。
いっしょに頑張りましょうね！！

シーバー病は成長痛ではありません。
痛みの原因を解消すれば必ず改善します。

もし、シーバー病でお悩みの方は
いつでもご相談くださいね。

〒642-0032 和歌山県海南市名高500番地
電話：073-499-7118　（完全予約制）
休院日：火曜、祝日（研修による不定休）

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