香川県内でここ数年、高齢者の万引きが目立っている。

 2009年に検挙された65歳以上は397人で、最近5年間で最多。全検挙人数の3割を占めた。嗜好(しこう)品を狙う若者と違い、多いのはスーパーマーケットで、おかずや缶詰など食料品を盗むケース。長引く景気低迷で高齢者が追い詰められている可能性があり、県警は動機を含めて背景の分析を進める。

 県警のまとめによると、昨年の万引き認知件数は1636件。人口1000人あたりだと1・61件で全国平均の1・18件を大きく上回り、03年から7年連続で全国ワースト1位となった。

 検挙された1365人のうち、65歳以上は29%で、14~19歳355人(26%)を上回った。

 65歳以上の検挙は、05年には385人で、496人の14~19歳を下回っていたが、07年は390人で、376人だった14~19歳と逆転した。

 今年4月にも、高松市内のスーパーで69歳の男が菓子など3点計305円相当を、三豊市内のスーパーで66歳の男が缶詰など6点計1460円相当をそれぞれ盗んだ容疑で現行犯逮捕された。ある量販店の広報担当者は「見つけて聞くと『節約したかった』と打ち明ける人もいる」という。

 県警は「遊び半分で犯行に及ぶ若者と違い、高齢者は生活に困って商品に手を出す場合もあれば、所持金を持っているのに盗む場合もある」と当惑。今後は動機面を聞き取った上で、対策を検討するとしている。

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