【サンフランシスコ=松尾理也】米アップルは27日、タッチスクリーン式の画面を備えたタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」を発売した。今後60日以内に出荷するとしている。アップルは同時に、電子書籍を扱うオンラインショップ「iBooks(アイブックス)」の立ち上げも発表。急成長が見込まれている電子書籍市場への参入を宣言した。

 発表を行ったスティーブ・ジョブズ同社最高経営責任者(CEO)は、iPadを「ノート型パソコンと携帯電話端末の中間にある第3のカテゴリーを切り開く商品」と位置づけた上で、「ネットブック」と呼ばれ人気を呼んでいる低価格のノート型パソコンについて、「問題は、ネットブックでは何も(満足に)できないことだ」と批判。iPadならば「インターネット全体があなたの手に収まる」とアピールした。

 iPadは9・7インチのタッチスクリーンを備え、重さ0・7キロ。厚みは1・3センチにとどまる。iPhoneと共通する基本ソフト(OS)を搭載し、現在出回っているiPhone用のアプリはすべて動作する。WiFi(無線LAN)が標準装備されるほか、3G通信機能を備えたモデルもある。内蔵バッテリは10時間動作をうたう。

 価格はWiFiのみ、データ記憶容量が16ギガバイトの最廉価モデルで499ドル。発売前には、1000ドル近くするのではないかとの観測も出ていたが、ジョブズCEOは「できるだけ多くの人に手にとってもらいたい」と、予想を大きく下回る価格設定の狙いを説明した。

 音楽や映画などをダウンロード販売する「iTunesストア」の書籍版ともいえる電子書籍オンラインショップ「iBooks」の立ち上げも発表。また、iPad用の試作ソフトの紹介では、米紙ニューヨーク・タイムズの専用閲覧ソフトも登場し、今後の新聞や書籍市場への進出への意欲も明らかにした。

【関連記事】
[フォト]「iPad」に興味津々で群がる人ら
ディスプレイ外せばタブレットPCに変身!LenovoがノートPC発表
HP、初のタッチスクリーンNetbookなど4機種発表
PC 敵は携帯、テレビ 富士通、NECが新機種発表
富士通がポケットサイズの携帯型小型パソコンを発売

チンパンジーも自分の名前認識=脳波、特異な波形示す-東大など(時事通信)
小沢氏の個人事務所周辺、重々しい雰囲気 「納得できる説明を」(産経新聞)
<掘り出しニュース>100歳の佐々木佼さん「電柱で死ねたら本望」 現役街灯保守人(毎日新聞)
普天間移設で徳之島調査=地元町長は「反対」-民主・牧野氏(時事通信)
水谷建設元経理幹部「裏金1億円用意」 小沢事務所あてと指示(産経新聞)
AD