気晴らしが義務に感るようになるともう終わりなのかなあ。必要とされるのは嬉しいんだけど。
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 今日は新宿で、ガイモン&サーファンクルのリハ。ガイモン&サーファンクルとは、その名の通り、サイモン&ガーファンクルのパロディ、ではなくコピーバンドです。

 高校の時に先輩から勝手にこの名前を受け継ぎ、文化祭で演奏したのが最初。ビートルズとサイモン&ガーファンクル、そしてアルフィーのナンバーを演奏しました。

 今回再結成するにあたっての最初のリハです。高校時代に演奏したことのある曲は何となくスムースに出来るのだけれど、新しいナンバーは覚えるのが大変です。
 老化が始まっているのを感じます。。

 ライブハ2月10日、吉祥寺Black & Blueというところです。お楽しみに。
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The Whoやりたい。

 The Whoの2006年のライヴを観ています。StonesやSpringsteenとはまた違ったロック。このひとたちも、歳をとるごとに、優雅に、純粋になってゆく。

Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-thewho


 いつか"Baba O'Riley"をWalrusで演るぞ。周到に準備して、メチャメチャリハしないといけないけど。

 もちろんドラマーはヘッドホンを頭にガムテでぐるぐる巻き。

痛い

 座卓にずっと座って作業していると、膝と背中が痛くなる。

 膝をのばして寝ていると、膝の裏側が痛くなる。

 仕事場で長時間モニター画面を眺めていると、肩が痛くなる。

 疲れると歯茎が腫れあがって、歯が痛くなる。

 朝起きて伸びをすると、足と首がつる。

 大掃除で割れた右手親指の爪が痛い。



 心が痛い。


 そして、全部痛くないふりをする。

1月2日

 今日はプラっと初詣に行って、その後はネットで機材を物色したり、ギター抱えて新曲のギターソロ作ったりしてました。

Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-solo

 決めたフレーズとアドリブのバランスが大切なんだよね。

 で、今日も映画を観てます。昨日に引き続きStar Warsのエピソード4と5。
 劇場で1作目(エピソード4)を観てもう35年???
 今年はいろいろ動きます。

 Flying Walrusは3ピースバンドとして復活です。今までに出来なかったことを、リズム隊の2人が実現してくれそうで、とても楽しみです。

Flying Walrus Live
3/16 (土)大久保水族館

 そして、ビートルズのコピバン"Piggies"が復活です。
伝説の(?)フォークバンド「ガイモン&サーファンクル」も復活!
ビートルズとサイモン&ガーファンクルの曲を堪能したい方は、2/10にBlack & BlueへGo !
2/10(日)吉祥寺Black & Blue

 復活だらけですね。


 で、お正月は今年も映画三昧。ケーブルでやってたエイリアン3の後、スターウォーズ観てます。
Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-episode3

ジョン・ボーナムその2

(9/25の記事から先に読んでください)

Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-jb2


 ”Moby Dick“の譜面も単純だった。スネア、タムとキックが交互に16分音符をふたつずつ(文章で書くと解りにくいなあ. . .)並んでいるだけだ。
 レッド・ツェッペリンのアルバムは、ドラムには拍子抜けしたが、(いや、期待がムチャクチャデカかっただけで、凄いドラムなんですよ)バンドとしては最高なので、もっと掘り下げて聞くことにした。

 レッド・ツェッペリンのディスコグラフィの一般的な解説で言うと、1stで衝撃的なデヴューをし、2ndでバンドの地位はおろかハードロックバンドのひな型を作り上げ、3rdでフォーク/トラディショナルに寄り道したと思わせてその広がった幅を4thで見事に結実させた、ということになっている。彼らの2ndはどんなに凄いハードロックアルバムなのか。

 で、件の”Moby Dick”は2ndの”ll”に収録されている。で、聞いてみた。

 ”Whole Lotta Love”でブっとんで. . .このへんは曲名だけ先に頭に入っているので、皆「これがあの. . .」という感じである。だが、”Thank You”の叙情性や”Living Loving Maid”のコミカルさなど、王道のハードロックアルバムというよりは、その幅の広さに、逆にとらえどころのない印象もあった。(しかし単純と言うか何と言うか。同時期に聞いたディープ・パープルの”Live In Japan”なんかは、音は古くても、これぞハードロック!って感じに聴こえたものです)

 で、”Moby Dick”。重厚なブル-ズ進行のリフ。間に挟み込まれるギターフレーズ。それが終わると. . .なんとこの曲はドラムソロだった!!
 しかもいきなりコンガのような音がするし、なんだこりゃ?(ボンゾはソロになると手のひらでドラムを叩いたりするんですよ)
 しかし、単独で聞くとその音の恐ろしいこと。ヘッドホンで爆音で聞くと、まさにタイコを鳴らしきってる感じがする。爆風スランプのファンキー末吉氏が言っていた。「ドラムの音は、デカイ音がいちばんいい音である。いい音で演奏するためには、まずデカイ音を出す練習をするべし」聞いている場所が彼のドラムのそばでなくても、充分デカイ音と認識できる音である。更に、多分録音時に若干レベルオーバーになってしまっていて、全体に歪んでいる。その事実が恐ろしさを倍増するのだ。

 曲(ソロ)の後半に、本に載っていた譜例のフレーズが登場。しかし、聴き手はもうフレーズなんか気にしちゃいない。ただ、圧倒されるのみである。

 ”Moby Dick”とは、メルヴィルの小説「白鯨」に登場する巨大なクジラのことだ。よくもまあこんなタイトルをつけたものだ。ボンゾの体躯とドラムスタイルを見事に言い表したタイトルと言うべきだろう。

 同じドラムソロをフィーチャーした曲でも、ディープ・パープルの”FireBall”に収録された、イアン・ペイスのドラムソロ曲”The Mule”のタイトルの意味は「らば」だ。この差は何だ?

 しかし、この曲を聞いた時点では、まだこの男がライヴになるとソロを10分以上も繰り広げるとは思っていない。ツェッペリンのライヴを記録した映画「永遠の詩」を見て、いろいろな意味で打ちのめされるのは、さらに数年先なのだ。

ジョン・ボーナムその1

 今日はジョン・ボーナムの命日だそうだ。
Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-jb

 ジョン・ヘンリー・ボーナム。通称ボンゾ。レッド・ツェッペリンのドラマーだ。
 彼のドラミングが、僕は好きだ。豪放磊落にしてその音は雷鳴の如し。パワー、テクニック共に、ロック界、いや、古今東西のあらゆるドラマーの中でも群を抜いているその独特のスタイルに、もう四半世紀以上も魅了されっぱなしだ。
 ツェッペリンを初めて聞いたのはいつだったか. . .ライヴエイドの再結成を除けば、高校生の時にレンタルレコード屋で(昔はビニール盤もレンタルしてたんだよ)”IV”を借りて聞いたのが最初だった。あの、「天国の階段」が入ったアルバムである。
 当時僕は、オールドロックンロールをやっきになって聞き漁っていた。ちょうどビートルズのアルバムがようやくCD化されたのをきっかけに、ヒットチャートの音楽から徐々にストーンズなどの、”BASIC OF ROCK'N ROLL”にシフトしていったのだ。
 音だけでなく、その音楽が生まれる背景も、まるで砂が水を吸い込むかの如く、雑学として溜め込んで行ったのもこの時期である。学校の勉強そっちのけで。
 ツェッペリンのメンバーは4人が4人共強い個性と才能の持ち主だが、その中でもドラマーは飛び抜けて凄いらしい。どの文献もそう書いてある。何がどう凄いのか。
 当時、僕自身アマチュアバンドでドラマーをやっていたこともあり、いろいろなドラマーを研究していた。そこで手に入れたのが、”ドラムマガジン”という雑誌の別冊で、当時のトップドラマーや過去のビッグネームを特集した本である。それに掲載されている「このドラマーのこのフレーズ」みたいなものを、逐一コピーしようとしていたのだ。実際のところたいてい、コピーする前、譜面を読む段階で挫折していたのだが、当時はYou Tubeなどない時代。聞きたい曲があればレコードを買うか、ラジオにリクエストしなければならない時代である。印刷された譜面を見ながら、まだ見ぬ(聞かぬ)ドラマーたちのプレイに思いをはせたのだった。
  その本にいろいろ載っているドラマーの中でも、譜面が比較的単純な(コピーできる??)ドラマーがいた。
 その本の傾向として、難しいフレーズが載せられているのがフュージョン系のドラマーで、ロック系のドラマーは比較的単純なフレーズを取り上げ、単純なフレーズをどうやってカッコ良く聞かせるか、という解説をしていた。
 ジョン・ボーナムのコーナーは、彼のバンド、レッド・ツェッペリンがいかに偉大なのか、ボンゾのドラミングがいかに個性的でパワフルか、ということが、いろいろ書かれていた。そして、彼のカッコイイフレーズがピックアップされ譜面で載っていた。
 その譜例は、譜面上はどう見ても普通のエイトビートにちょっと毛の生えた程度のパターンにしか見えない譜例が載っていた。曲名は”When The Levee Breaks”。この時点で、この曲は聞いたことがない。解説には、ボンゾ特有の重いノリがうんちゃらかんちゃらと書いてある。スネアの一打をひとつの8分音符で表すにはもったいない、とも。

 この曲を聞いてみたい。いや、聞くしかない。
 で、”IV”を借りてきた。レコードに針を落とす。下宿なのでヘッドホンであるが、このほうが爆音で聞ける。
 1曲目の”Black Dog”でブっとんだ。2曲目の”Rock'n Roll”でさらにブっとんだ。”限りなき戦い”でひと休み。そして、「あの」”天国の階段”で大感動。皆さんとあまり変わりません。
 そしてB面最後、ついに”When The Levee Breaks”だ。重いドラム。むせび泣くブルーズハープ。後半のドラマティックな展開。ハードブルーズとはこのことか. . .とは、この時点では思わない。ブルーズのBの時も知らない。
 正直、バンドそのものの存在感に圧倒されて、ドラムだけを聞くどころではなかった。ロバート、ジミーそしてボンゾとジョンジーの個性が、ものすごくハイレベルなところで融合して1枚のアルバムをつくり上げている。

 さて、肝心のボンゾのドラムであるが、実はそれほど凄いとはこの時点では思わなかった。告白すると、その当時耳の騙されやすい高校生としては、シンセやエフェクトで作ったで作ったハリボテのドラムの音に「スゲー」と感動していたので、エコーがかかっているとはいえ生々しいボンゾのドラムの音に、「あれ?こんなもん?」と思ってしまったのだ。80年代の打ち込みチャカチャカの音に慣れきった耳には、ボンゾの魂の一打もスカスカに聴こえてしまったのですよ。
 まったく、情けない。

 しかし、ドラムマガジンの別冊には、もうひとつ、気になるフレーズが載っていた。
曲は”Moby Dick”

怪奇骨董音楽箱

 ツイッターをチェックすると、朝一番で黙祷をしたひとがおおぜいいるようだ。今日は広島に原子爆弾が投下された日。世界中のどこの国よりも、放射能の悲惨さを知っている国のはずの日本だが、爆弾で傷を受け、さらに発電所の事故で未だに放射能の被害で苦しんでいるひとがおおぜいいるというのに、なお安全性や廃棄物の処理のしかたがはっきりしない原子力による発電を推進しようとするこの国の指導者の頭の中はどうなっているのだろうか?

 * * *

 ジェネシス祭りに突入してひと月ほど。今日は新しくできた新宿のBook Offで”Nursery Cryme”を買ってきた。
Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-Nursery Cryme


 ジェネシスの1971年のアルバムである。ストーンズで言えば”Sticky Fingers”、同じプログレのアルバムでは、イエスの”The Third Album”と”Fragile”(こわれもの)、ピンク・フロイドの”Meddle”(おせっかい)がリリースされている。

 フィル・コリンズがジェネシスに参加して初のアルバム、ジェネシスとしては3枚目にあたるこの作品、邦題は「怪奇骨董音楽箱」。何やら怪しげなこのタイトル、昔から気になっていた。
 この段階でバンドのイニシアチブを握っているのはピーター・ガブリエルだ。彼の独特の歌詞の世界が前期ジェネシスの暗く怪しげな世界観を象徴している。このアルバムでは、マザー・グースの童謡の一節が織り込まれた”The Musical Box”の異様さがよく取りざたされる。


 ヘンリーくんとシンシアちゃんはクリケットで遊んでいました。
 シンシアちゃんは笑いながらクリケットの鎚でヘンリーくんの頭をふっとばしてしまいました。
 2週間経ち、シンシアちゃんはヘンリーくんの部屋で、オルゴールを見つけました。
 オルゴールを開けると、ヘンリーくんの幽霊が出てきました。。。



 アルバムジャケットのデザインに繋がったこのサイドストーリーだけを読むと確かに不気味だが、歌詞そのものは、古いラブソングに絡めた求愛の歌だ。(少なくとも文字面からはそのように感じる)そんなにヘンテコではない。ただ、アルバムの持つ怪しいイメージをこの曲に象徴させたかったのは確かだ。

 むしろ異様なのは、「巨大なブタクサの逆襲」(”The Return Of The Giant Hogweed”)とや、「飛び降り自殺をしようとするレストランの店員」(”Harold The Barrel”)などの楽曲だ。
 ”Harold The Barrel”は、飛び降り自殺をしようとしているレストランの店長を、母親や街のひと、市長までもがよってたかって止める、という内容の歌だ。それぞれの役が交互に出てきて歌う、ミニ・ミュージカルといった体である。

この曲や、「ジェネシス・ライヴ」の"Get ’Em Out by Friday"などの感覚は、ケイト・ブッシュの歌詞に影響を与えているように見える。
 キンクスの歌にも、飛び降り自殺しようとしている男を見上げている、という歌詞のものもあったような気がする。こういった、ある種ねじ曲がったシチュエーションによる表現に、何か英国的なうす暗さのようなものを強く感じる。例えば、同じ自殺を描写するにしてもスプリングスティーンなんかはもっと直截な表現で、多分一人称で語るはずだ。サバスとかあっちの世界はまた違うと思うが. . .

 このアルバムあたりからジェネシスのバンドサウンドが確立しつつある、というのが定説だが、2、3回聴いた段階ではまだちょっと捕らえどころがない、というか決定打に欠けるという印象だ。”The Fountain Of Salmacis”のオルガンとメロトロンにかぶさるピーターのファルセットや、鋭く切り込んでくるフィルのフィル(?). . .フィル・コリンズのドラムのフィルインにはハッとする部分がある。